【栄養療法】閑話休題 私の3ヶ月の栄養療法の結果について

 ビタミンCをはじめとした抗酸化物質についてコメントしてきました。今週はグルタチオンの解説をするつもりでしたが、予定を変更して、頭が疲れない内容をお送りします。

 私自身が3ヶ月間の厳しい(?)指導に従い、食事の採り方に気をつけて、サプリメントを摂取して、3ヵ月後の診断を受けました。

 まず先日予告したとおり、間接ビリルビン値が下がり(1.15→0.82)、ビタミンEの効果を実感しました。でもまだ赤血球を作る働きが強い、つまりそれだけ壊れている赤血球がある、ということから、ビタミンEは続けることになっています。

 さらに、たんぱく質の摂取が順調であることがアルブミン値(4→4.5)と尿素窒素値(15.9→18.5)の変化からも分かります。アルブミンの材料はたんぱく質なので、少し高く感じられるかもしれませんが4.5程度が至適と考えられます。

 また、種々のたんぱく質が不要になり排泄されるときに尿素窒素が生じますので、たんぱく質の出納がある程度回り始めると尿素窒素の値も20に近いところまで少し上がります。たんぱく質がどんどん壊されて尿素窒素が20よりも高い値になるのは困りますが、たんぱく質が順調に作られずに値がすごく低い方を数多く見かけます。

 HDLコレステロール値が66→57と少し減少傾向なので、今回はEPA(エイコサペンタエン酸)を摂取することになりました。カルシウムも減少傾向がある(9.7→9.2)ため、カルシウムとマグネシウムの合剤も摂取してみます。これは(少し自信なし)カルシウムばかり摂取すると、反比例してマグネシウムが減少してしまうために合剤で摂取するのだと思います。

 みな、そんなに悪い数値でない所謂正常範囲なのですが、至適値という観点をもつと、まだまだ健康になれそうです。どうかな?

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2010年01月23日