【アーユルヴェーダ】第16回 ~ 肌の若返りについて7
ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、16回目です。
肌の若返りについて、7回目です。肌のしわに使われるハーブを挙げます。
1)Santalum album (Sandal tree, Chandana)サンダルウッド
2)Rubia cordifolia (Indian Madder, Manjishtha)マンジュスタ
3)Hemidesmus indicus (Indian Sarsaparilla, Anantamul)
4)Vetiveria zizanoides(Vetiver)ベチバー
先週は3)のインディアン・サルサパリラに関してご説明しました。血液の浄化と特に泌尿器系の改善が目を引きました。皮膚の浮腫みにも効果があるかもしれません。
さて、今週は4)のVetiveria zizanoidesですが、インドでは「静寂の油」と言われているそうです。心が乱れているときに自分を取り戻す、精神と大地をつなぎ、目的意識を持たせてくれる役目を果たす精油と書かれています。(「アーユルヴェーダとアロマテラピー」ライト・ミラーら著、上馬場和夫監訳)
ヴァータを減らし、ピッタとカパを増やす作用があるので、まさに安定のための精油と言えるのではないでしょうか。
免疫増強作用や抗炎症作用があるようですが、肌には乾燥肌、脂性肌、にきびにも使われるようです。皮膚の老化や消耗にも使用されるとのことで、まさに肌の若返りにぴったりの気がします。不眠、産後のうつ、拒食症にも効果があるので、女性が使用する機会が多いかも知れません。
このサイトの店主が、ブログから、ベティバーのファンであり、面白いです。私はベチバーに、全ての基盤、五行の「土」の印象を持ちました。どうでしょう?
来週もお楽しみに!
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2010年01月31日