【アーユルヴェーダ】 第23回 ~ 肌の若返りについて14
ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、23回目です。
肌の若返りについて、14回目、湿疹のハーブ煎薬についてです。
主に使われるハーブは以下の通りです。
Acacia catechu(CutchTree, Khadira )ペグノキ ペグ阿仙薬
ixora species サンタンカ(イクソラ)属の仲間
santalum album (Sandal Tree, Chandana)サンダルウッド
picrorhiza kuroa 胡黄連
2.ixora species サンタンカ(イクソラ)属の仲間
植物の根、茎、葉のいずれも有用性があり、皮膚病、腹痛、下痢、潰瘍、外傷などに用いられます。潰瘍に効果があるので癌にも効果があると考えられています。
しかし、Ixora crocineaに関しては十分な情報がないと論文の総説に記載があります。Ixora undulataはある種の白血病に効果があるようです。
Ixora brachiata RoxbというIxora属の植物(この植物は赤くないです)については、抗酸化作用と、ブドウ球菌の増殖抑制作用が実験的に認められています。
次週以後にコメントしますが、ふけの治療や、蛇にかまれた時のような皮膚病にも使われているようです。
辞書によると、植物自体には潰瘍と浮腫(と癌)に効果があり、葉には細菌や真菌によい効果があるとのことです。抗酸化作用もありますし、重金属の解毒作用もあるようです。皮膚に良い作用が目立ちますね。湿疹にもこのようにして効果があるのでしょう。
余談ですが、アーユルヴェーダの情報は英語サイトには良いものが多いです。日本のサイトは皆同じことばかりが書かれていますし、あとは販促文書だけしか見当たりません。日本の情報サイトでは知りたいことが全く分からないのだと実感します。
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2010年03月21日