【アーユルヴェーダ】 第25回 ~ 肌の若返りについて16

 ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、25回目です。肌の若返りについて、16回目、今日は「ふけ症」についてです。

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 慢性であってもよほど頑固なものでなければ、ふけ症はシンプルなハーブオイルの塗布とハーブ薬の内服により容易に治療できます。

 Wrightia Tinctoriaは私が治療に使用し、効果をあげている主要な薬です。ふけ症は乾癬の前兆である場合もあります。その際には先に述べた乾癬の治療が必要になります。
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 私が独自にWrightia Tinctoria (Pala Indigo Plant)について調べてみました。

 葉はおたふく風邪やヘルペスのときに湿布として使われ、歯痛を止める効果
 もあります。民間医療では根をパウダーにして妊娠の力を高めるのに使われ
 ているそうです。種は乾癬や各種皮膚炎に有効で、抗炎症、抗ふけ物質のヘ
 アオイルとして用いられているとのことです。
 参考サイト1 サイト2
  
 葉はヴァータのいろんな状態や高血圧に有効性があるそうです。種は収斂性、解熱、駆風(急な疾病を収めること)、駆虫の性質があり、ピッタやカパの状態または消化不良に効果があるとのことです。
 参考サイト3

 葉と種で性質が全く異なるのですね。皮膚病には種が有効なようですが、体質(ヴァータ、ピッタ、カパ)についても少し考える必要がありそうです。

 来週もお楽しみに!

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2010年04月04日