【栄養療法】ビタミンAについて1

 冒頭にも述べましたが、ビタミンBとCは水溶性なので、過剰な分は体外に排出されて問題なく、ビタミンAとEは脂溶性は過剰摂取が問題であるとされています。

 そうかもしれません(笑)。

 でも、肝臓の中には星細胞と呼ばれる細胞があり、ビタミンAの血液中の濃度をコントロールしているそうです。

 だからレバーとかうなぎ、ニンジンを食べ過ぎて異常が出た、という人がいないのかもしれません。

 ビタミンAには、レチノール、レチナール、レチノイン酸という3つの形があります。レチノールとレチナールには相互に量の調節が行われます。しかし、レチナールからレチノイン酸になると、元には戻りません。

 ですから、合成されたレチノイン酸を投与することは安全とは言えず、妊娠時のトラブルも報告されているようです

 一方、魚油に含まれているビタミンAはレチノールであり、レチノールが細胞内で貯蔵されるときにはレチニルエステルになります。この貯蔵型には生理活性はないため、たくさん貯蔵されても危険はないように思えます。(wikipediaの「ビタミンA」の項目も参照しました)

 私に栄養を教えてくれる定先生も妊娠時にビタミンAは大切と話しておられました。
 

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2010年04月04日