【アーユルヴェーダ】アーユルヴェーダ11-2番外編

 ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、37回目、体質(プラクリティ)の概念12をお届けするはずでしたが、今週は少し脱線します。

 先日、日本アーユルヴェーダ学会の分科会に参加してきました。この分科会、実は当たり前なのですが、学会員以外はNGの会合です。

 薄々気づいてはいたのですが(笑)、どうしても出席してみたい内容だったので、「学会員に必ずなるから」ということで参加させていただきました。ちなみに既に申込書を送付し、入会費も支払いましたよ。

 会合の内容は、漢方とアーユルヴェーダをどのように融合させるか、というものでした。とても斬新な内容で面白かったです。

 昨今の統合医療は、患者さんに、適切なジャンルの医療を提供するということで満足しているという面があります。しかしこれではたくさんの理論を勉強する必要が生じ、その割に一芸に秀でることが難しくなります。

 私が必要と感じているのは、医療の内容自体が統合されていくことなのです。これは本当に統合医療であると思うし、それぞれの医療が一段階進化した形になるのではないかと考えています。

 最近、大して意味も考えずに「統合医療」と言えば商売になると考えている人が医師にも業者にも見受けられますので、懲らしめてやりたい(笑)と思っているところです。

 来週は元に戻りますよ。

 ★ アーユルヴェーダに関する質問を受付けます。lohas@jjclinic.jpまで。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

お好みのタイプのメールマガジンを是非ご登録下さい!バックナンバーも見られます。

2010年07月10日