【アーユルヴェーダ】アーユルヴェーダ37~プラクリティの概念12

 
 ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、37回目、体質(プラクリティ)の概念12をお届けします。今までのまとめです。

 特徴的体質の人のアーユルヴェーダに基づく表現型分類法は、正常な人間における特異な病気の素因につながる生体システムの機能の違い(例えば心血管系の違い)を引き起こしている可能性のある遺伝子を明らかにすることに役立ちます。

 この研究により、ゲノム発現、生化学的、血液学的数値と被験者のプラクリティとの間に関連があることが立証されましたが、同様な複数の研究によってプラクリティはゲノムと全く同等のものであると言うのには問題があるという結論に達しています。

 何故なら、人の遺伝的体質とプラクリティはどちらも受精時に決定しますが、出生後に遺伝子変異が起こる可能性がある一方、プラクリティは不変であること、遺伝学は遺伝形質の科学だが、プラクリティは形質だけでなく総合的なものであることが挙げられます。

 これで体質の概念については終了します。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

お好みのタイプのメールマガジンを是非ご登録下さい!バックナンバーも見られます。

2010年07月18日