【栄養療法】大豆イソフラボンについて

 今日は大豆イソフラボンについてお話してみます。

 大豆イソフラボンは、うちのクリニックで最初に入れたサプリメントです。それだけ可能性を感じていますし、しっかりとした製品であれば効果はそれなりに出るだろうと思っています。

 最初は、難聴に効果があるという論文を見て使ってみることにしたのです。しかしその情報の真偽はまだ明確ではありません。恐らく患者さんをうまく選べば良いのでしょうけれど、まだ研究が足らず、実用面で評価できるまでに至っていません。

 さて。

 イソフラボンが最も効果を現すと思われるのは、更年期障害の方の症状だと思います。女性の場合、女性ホルモンが45歳ごろから急激に減少してきますので、女性ホルモンと似た作用を持つイソフラボンは有用だと思います。

 イソフラボンは更年期のホットフラッシュや、月経不順、イライラ、肩こりなどに効果を現すととともに、骨の形成促進、吸収抑制を起こし、骨そしょう症を防ぐものと思われます。

 ちなみに、女性は明確に血中エストロゲン濃度が下がるため、骨が脆弱になって骨折することが多いのですが、男性の場合には女性のように閉経という転機がないため、アルコール飲酒、喫煙、甲状腺異常、癌の存在などが原因になって二次的に骨そしょう症になることが多い(30%程度)ようです。

 最近、若い人で月経異常が増えているようです。痩身願望があるため、難しいのでしょうけれど、まずはたんぱく質や鉄分を摂取することで栄養状態を改善させて、さらにまだ月経異常があればイソフラボンを使用してみるというのも一法でしょう。

 さて、次週はイソフラボンについてもう少し掘り下げてみます。

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2010年09月12日