(ラジオから)東京のゴミ問題について

 この夏、東京ではゴミ焼却場が最大4カ所ストップしてしまったようですね。東京に住んでいながら全く知りませんでした。

 どうも原因はゴミの中に水銀が多く含まれていたようなのです。焼却後の煙は大気の放出されますが、その中の水銀濃度が一定の濃度を超えると機械が止まるようになっているそうです。

 そんなに水銀がどうして含まれていたのか、調査中とのことですが、ゴミの不法投棄、とくに医療関連ではないかと考えられているそうです。

 東京ではいつからか、分別がとても緩くなりました。これが原因と見る向きもあります。そもそもゴミに水銀がどのくらい含まれていて良いとか悪いとかの法規制がそもそもないのだそうです。

 焼却場のフィルターは優秀なので、水銀がそこから薪散らされることは想定外のようですが、現実には機械は止まり、大気への放出経路全てで洗浄?が行われるまで機械は停止したままだそうです。数日前でもまだ2カ所は停止したままです。

 東京はとんでもないところだな、とラジオを聴きながら思っていましたが、実は一番問題だと思ったのは、東京は自主規制で機械を止めているから良い、地方都市では水銀濃度の測定さえしていないのが現状ではないか?というのです。

 ゴミの収集に問題がでても困りますし、水銀化合物が大気に撒き散らされても困ります。どうか法規制などで、上手く問題解決がなされると良いですね。

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2010年08月08日