【栄養療法】栄養療法から考える、いびき治療
いびきでお困りの患者さんがいらっしゃいました。
私もあまりそこまで指導することはないのですが、患者さんがあまりに一生懸命だったので、いろいろご一緒に考えてみました。
通常は「痩せて下さいね」と話して終わり!となるのですが、ご本人はかなり努力されているようです。これでは、気持ちが切れたときにリバウンドしてしまいます。体重の減少量も十分ではありません。
そこで、糖質制限についてお話をしました。血糖が上がらなければ太りません。タンパク質と脂質は栄養的にも重要なので制限すべきではなく、糖質を制限することが重要であることをお話しました。
さらに、タンパク質を十分に食事の前の方に摂取することで糖の上昇が抑えられることもお話しました。
タンパク質を摂取すると糖の上昇が抑えられることは、データとしては知っていますし、自分でも実践して血液データが良くなった実感があります。理屈は十分にご説明できませんが(苦笑)、有用で簡単な方法だと思います。
私のような体が頑丈で、食欲も旺盛な人間でも、サプリメントでタンパク質を1日15g摂取してカロリーが増えるようで、体が締まっていくのを感じます。いびきの患者さんにも同様の方法をお勧めしました。これなら栄養状態に問題はでませんので、リバウンドの心配がありません。
営業の仕事の際にも、お酒を蒸留酒にするように指導するなど、いびきの指導としてはなかなか良い内容だったのではないかと自画自賛しているところです(笑)。
メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より
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2011年02月20日