常習便秘への対応

 排便は老廃物を体外に出すという重要な働きがあります。有害重金属や化学汚染物質はほとんど便と汗から出て行くため、便が出ないことで様々な問題が生じてきます。

 肌荒れが生じやすいですが、これは便からでない老廃物を無理やり皮膚から出すために生じる現象です。

 また、便が体のエネルギーを下向きに流す働きがあるので、便秘が常習化するとのぼせる傾向が強くなり、首から上に熱い感じや痒みが出ます。

 便秘の方たちは、水をたくさん飲んだり、繊維質のものをたくさん食べたり、ヨーグルトのようなものを常用していますよね?でも止めてしまうと元に戻ります。つまり根本的な治療にはなっていないのでしょう。

 では漢方薬が良いのか?というと、これも対症的になっているように思えます。止めれば便秘に逆戻りする場面に数多く遭遇します。一応、使用することの多い漢方薬を挙げているサイトがありますが、根本的解決には今ひとつの印象です。
 
 では、なぜ便秘が続いてしまうのでしょうか?

 ビタミンCが足りないのかもしれませんね。小腸で吸収しきれない量のビタミンCがあると、大腸で腸内をを酸性に保ち大腸菌の繁殖を抑えるのだそうです。ビタミンCはストレスやアルコール摂取などで消費されてしまいます。

 あとは、発酵食品の摂取が足りないことも考えておく必要があります。私が子どもの頃はいつも周りに発酵食品があったように思いますが、今は食卓に乗ることが少なくなりました。

 便秘によい経穴(つぼ)を探してみました。腸を動かすエネルギーを身体が取り込めないから便秘が続く、ということもあるのかもしれません。
 

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2011年06月19日