コレステロールは下げた方が良いの?2
先週はコレステロールには実は重要な働きがあるということを書きました。コレステロールのことはみなさんご興味があるようでう、数通のメールをいただきました。ありがとうございます。
さて、ではコレステロールを下げることをどのように考えていったら良いのかについて見てみましょう。
人によって影響の大きさは異なりますが、コレステロールを含んだ食べ物を摂取すると、コレステロール値はすぐに上がります。食事中のコレステロールが血液に入ってくるからです。これは当たり前ですよね?
ところが長期的に観察すると、空腹時のコレステロール値は、摂取したコレステロールの量に相関しないことが分かっています。
むしろ、コレステロール値が高くなったときに、
「コレステロールはもう要りませんよ」
という指令がコレステロールを作っている肝臓にくるわけですが(食事中のコレステロールとは別物です)、この指令が弱くなることでコレステロールが作られ続けてしまい、コレステロール値が高くなるようなのです。
この指令を強くしてコレステロールを下げるお薬が今、全国的に処方されているわけです。
以上のことから、なぜコレステロールの値を下げる指令が弱くなるのか?これが最も重要な点であることが分かりますね。
ではどのような状況でその指令は弱くなるのでしょう?これはまだ十分に調べていないので(笑)来週にします。
メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より
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2011年09月17日