血圧をどう下げるべきか?

 高血圧症の人はとても多いと思います。以前からとても気になっていることなのですが、みんな血圧を下げる薬で対応していますが、本当にこれで良いのでしょうか?

 第一にストレスにより血圧が上がっている人が少なくないと考えられることです。ストレスは体に持続的な緊張をもたらしてしまうので、これだけでかなり血圧が上がります。

 こういう方は中医学的に拝見すると肝の伸びやかさが傷害されて、過剰に肝が働いている状態です。肝を抑制する作用、または肝のエネルギーを捨てる働きのある漢方薬を使います。

 最近、気をつけないといけないと考えるのは、薬だけ処方して生活指導を怠ると、薬で体が楽になるので、さらに仕事やストレスを抱え込む人がでてきます。薬を使いながらストレスを手放していくということが大切です。

 さて話が変わりますが、血圧が朝から高いという人もいるのですね。通常では夜間睡眠時は血圧が下がります。しかしこれが下がらないのです。これは糖尿病の人に多いのだそうです。

 こういう事例を聞くと、血圧が寝ている間にどうなっているのかを見ておく必要を感じます。逆に寝ている間に血圧が下がり過ぎてトラブルになる場合もあるのだそうです。また、中には明け方に急に血圧があがる「モーニングサージ」というタイプの人もいるそうです。要注意ですね。

 時刻による薬剤の効果について書かれているサイトも参考になりますよ。
 

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2011年12月10日