唾液から分かるいろいろなコト
唾液は簡単に採取できるので、何か体の状態を表す物質が測定できるのであれば、とても有用性が高いと言えます。
以前からストレスを唾液から測定できるということで、新聞などでも取り上げられたことがありましたが、他にもいろいろなことが測定できることが分かりました。
現在、唾液から分かる項目は以下の通りだそうです。
虫歯のなりやすさ、歯周病の状態
HIVウイルスの有無、ストレスの測定
喫煙習慣、大麻や覚醒剤の使用の有無
歯科の予防歯科という分野で、かなり唾液検査が使われているようですね。この歯科のサイトを参考にしてみました。
虫歯は菌由来の酸が原因ですから、その酸を中和する力が唾液にどのくらいあるのかを測定することで、虫歯になりやすさの指標にしているようです。
また、プラーク中の菌が酸をどのくらい産生するかを測定することで、むし歯になりやすさを判定できるようです。
さらに、菌の培養も予防歯科では行うことがあるようです。
歯科領域以外では少しずつ唾液検査が実用化されつつあります。
乳がんや膵臓がんの腫瘍マーカー測定に唾液が使えないか、という研究もなされているようです。唾液検査なら容易に判断できますから、こういう研究 がどんどん進んで欲しいですね。
メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より
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2012年03月11日