寒気を感じない体とは?

 風邪をひくとまず初めに寒気を感じる、というのが私たちの認識です。

 この寒気は外邪が体表面にやってきて、首の後ろとか、背部から侵入しようとする外邪をブロックすることで生じると理解されています。

 ところが!なぜなのか??

 最近、寒気を感じない人が増えてきたように強く感じます。

 私は飽食の時代により、体の免疫力は古代よりも強くなっているため、少々の外邪の侵入があっても、ビクともしない体なのではないか?と思っていました。

 この説で納得もしていたし、矛盾もないように思っていました。

 しかし、栄養状態が良好な人でも明確に寒気を感じる人がいることに気づきました。私自身もその一人です。

 ???ではなぜみんな寒気を感じにくくなっているのでしょう?

 そもそもこの寒気は、経絡の流れが外邪の侵入により止まってしまうことから生じると考えます。

 すると、もともと経絡の流れが止まっていれば??寒気は生じないかも!

 そう考えました。昨今はストレスとか、睡眠不足の影響で極端に経絡の流れが悪い人がいることが予想されます。わかりやすく言えば、普段から外邪が侵入したかのような状態で生きている人が少なくない、ということです。

 この状態を解消するには軽い運動をして、とくに背中の中心線を意識して動かすような努力が必要なのかもしれませんね。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2012年04月01日