口内炎に塩を塗って治るのか?
口内炎を「塩を塗って治す」「梅干塗って治す」と言う人がいらっしゃいます。これはどういうことなのでしょうか?全くのガセネタなのでしょうか?
ネットではこういう反応ですね。賛否両論ですが、実際に治ったと実感している人が少なくないのだと思います。
本当のところはどうなのでしょう?
こんなサイトも見つけました。
このサイトによりますと、トマトジュース、ハーブ、米酢、ごぼう汁、塩水と液体を利用するものと、塩、梅干(果肉、黒く焦がす)、ナスの蔕のように固体のものを利用するものに分けられるようです。はちみつも使われるそうですね。
調べていくうちに何となく分かってきました。
口内炎は白くなりますが、痛みが出るのはその周辺の赤い部分なのです。そこはダメになった表皮細胞があり、口唇を被覆できない状態になっているのですね。
塩や梅干を塗ることで、そのダメになった部分を脱水、壊死させて、痛みとともに脱落させて、ダメになっていないさらにその周囲の元気のよい部分からの細胞分裂を促して、口内炎を被覆していこう、ということなのでしょう。
通常の治療でもトリクロル酢酸を用いて、アフタのできている周囲の粘膜を脱落させる治療をすることがあります。一般的には「焼く」と称して治療を行うわけですが。
もちろんビタミンの十分な補給が成されていなかったり、食品添加物などの薬品類が関与している場合には、そちらの対応も必要になるでしょうね。
メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より
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2012年05月20日