切迫早産の漢方治療??

 先日、切迫早産の方に良い漢方薬を処方するよう、助産院から依頼がありました。

 「切迫早産かー。よく分からないよー」
 というのが本音ではありましたが、薬のエネルギーを身体に合わせていくと行き先が見えてきます。

 ご本人が言う事には、疲れたときに切迫早産になったのだそうです。

 そして、ご本人の身体が選んだ処方は血虚の処方でした。

 ということはどういうことなのか・・?

 そうか!分かりました。いや、これは常識的なことなのかもしれないし、逆に正しい内容かどうかも分かりませんけど。私なりの解釈ですので、悪しからず。

 切迫早産とは、胎児が十分な発育を待たずに母体から出ようとしてしまう状態です。どうしてそのようなことが生じるのか?それは、母体内の環境が胎児にとって、あまり良くなくなったからなのでしょう。

 今回は過労が切迫早産の原因になっています。疲れにより、交感神経が緊張した状態になり、母体の血流が悪くなったのでしょう。胎児は十分なガス交換ができなくなり、体外に出ようとしたのでしょう。

 休養を取ったところ、切迫早産は持ち直して安定したとのことでしたので、さらに血流を良くする、つまり血の消耗を抑える補血の内容を選択して処方を考えてみました。

 良くなるとよいですね。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2012年05月06日