アレルギーに対するひとつの考え方

 アレルギーに関して、ナルホド!そういうことも考えておかねば!という事がありましたのでご説明しますね。

 アレルギーを起こすということは、物質を体が異物と認識した、ということなのです。

 どういう物質が異物になりやすいかというと、分子量が大きな物質なのです。つまり消化管で言うと、未消化物が体内に入ることがあると、これはアレルギーを引き起こす可能性が出てきます。

 食べたものは消化されていくわけですから、分子量は段々小さくなるはずですよね。でも消化の力がきちんとしていないと、未消化物が増えていき、アレルギーが生じる可能性が増えていきます。

 でもこれだけでは、恐らくただ下痢になって体外にそのまま未消化物が出されるだけです。

 消化管粘膜のどこかに傷があったり、脆弱性があると、そこから未消化物が体内に入る可能性が出てきます。

 つまり消化力が弱いこと、そして消化管に弱い部分があること、このふたつが揃うとアレルギーの可能性が出てくるということなのです。

 消化力が弱い人、つまり胃弱の人かな、は皆さんの周りにもいらっしゃるのではないでしょうか?そういう人はあまり食べないですよね?

 その人たちは、もしかすると、たんぱく質不足が起こって消化管粘膜が上手く修復されず、アレルギーになっているかもしれません。逆に言えば、栄養面の充足でアレルギーが治る可能性があるというのは驚きですね。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2012年09月16日