久々のブログ

いろいろ考え事をしたり、自分のポジションを変えたりしていたら時間が経ってしまいました。

私の原点は「気候と耳鼻科」にあるので今日は少しそこに戻ってみることにします。

ここのところ、耳(聴力)の具合が悪い人、めまいのする人が目立ちます。大体8月18から19日にかけてみなさん具合が悪いようです。

特に湿度との関連をずっと考えてきたのですが、今回に関しては何も変化がありません。ずっと平均相対湿度で60-70%くらいに落ち着いています。

うーん、何でなのか・・。

強いて変化を挙げるとすれば、17日まで最低気温が24度前後で割りと寝苦しくなかったのに18日以降は再び熱帯夜になっていて、寝不足が原因の一端になっているのかな?と考えています。

寝不足も大きな要因になっていると思っています。しかしなかなか診察しているときには思いつかないので、問診したりしなかったりで、みんなが寝不足になっていたかどうかは明確ではありません。

なかなか気象の様子はリアルタイムで分かるものではないので(不精なので?)、その場でしつこく寝不足かどうかを聞いてはいないですね。

寝不足のようなものは指摘しないと患者さんの口からは聞かれないものなので、原因として掴むのは少し大変です。

今日から難聴やめまいで来られた患者さんはしつこく聞かれることでしょう(笑)。

(さらに…)

2005年08月24日

クーラーの季節

クーラーが必要な季節になってきた。

昔の私の家には勉強部屋にだけクーラーがついていた。父に事務所にも、居間にもクーラーはなかった。それが当たり前の生活だったのだが、現在ではクーラーがあって当たり前の生活である。

ちょっとクーラーのせいかな?と思うような副鼻腔炎が増えてきている。こういう患者さんが夏には少し増えてくる。私は寒がりなのでそう思うのかもしれないが、どこに行っても冷えすぎなのではないだろうか。

そうそう、生鮮食料品を扱う店などは店全体が冷蔵庫のようだ。こういうところで働く人たちには苦労が多いと聞く。食料品を扱わない場所にはクーラーがなかったりするようで、暑いところと寒いところを行ったり来たりしなくてはならないこともあるようだ。

百貨店の販売員なども、職場で冷えるのを防ぐために上着を着るように勧めている。しかし、彼らは見た目が良くないから上着は着られないと言う。案外、やってきている人たちも少し寒いと思っていて、上着を着ていることもある。だったらみんなで少し暑いのを我慢した方が合理的なのではないだろうか?

摂食も飲水も何でもそうなのだが、本当に必要なもの、本当に必要なことをもう少し考える世の中にならないだろうか?と思う。

汗をかきたくない、という考え方が広がっているが、健康を考えるとこれは正しい考え方とは言えないと思っている。

まとまりがないけれどおしまい。

2005年06月27日

子ども達の管理~私流

今日も微妙な気温で夜を迎えた。子ども達の寝具をどう管理していくか、ということである。

もっと暑くなれば半そでのまま転がしておけば、窓さえ開けなければ問題ない。もっと寒くなればカーディガンをさっさと着せてしまうところである。

でも子ども達は何となく汗ばんでいて長袖のパジャマを着ているのに、これ以上必要なのか??と疑念が湧いてくる。

昨日はその疑念に負けて、データ上は絶対にカーディガンを着せるべきとは思ったのであるが、何となく自分の感覚におぼれてしまい、そのまま子ども達を転がしておいた。

すると子ども2人共に起きたときから「のどが痛い~」ということになってしまった。やはりデータは感覚よりも大切なのか!痛く反省した次第。

今日は鬼になって上着を一枚着せて寝ようと思っている。でもできるだけ遅くに、と思ってこんな時間になってしまっている。いつも眠いはずである(苦笑)。

2005年06月16日

気候の変化

気候が激しく変化する今日この頃である。何だか気分の優れない人もいるに違いない。それを医師の側も「季節の変わり目」という言葉で説明するが、これって説明になっているのだろうか?

季節が何をもって変わろうとしているのか。

気象庁のホームページから(今、ひょうが降ってきた。初めての経験だ!)、今月の気象情報を確認してみた。特徴的なのは

1日から23日までで
・平均相対湿度60%以上の日が7日ある(2月は6日)
・最小相対湿度50%以上の日が5日ある(2月は4日)
・最高気温15度以上の日が8日ある(2月は1日)
・最低気温7度以上の日が7日ある(2月は0日)
・瞬間最大風速20m以上の日が5日ある(2月は6日)

う~ん、湿度が大きく違うと思ったけれど、気温が一番大きく違うんだな。。でも湿度の高い日も明らかに多い。

2005年03月25日

この季節のめまい

今日、この季節にめまいがする、という患者さんが来た。実は一昨日もそのようなことがあった。そう言えば一昨日より急にめまい、低音難聴の患者さんが増えたような感じがする。何故か?

私は気候との関連を考えている。手元に2月の気象データがあるが、久しぶりに乾燥注意報が解除されたのが2月8日。9日まで平均湿度70%でまた乾燥状態に戻った。今度雨が降ったのは16日。17日も平均湿度は52%、1日おいて19日はとても湿った1日だった(平均湿度85%)。だから21日から今日までめまい、難聴の患者さんが増えてきたのは頷ける。

一般的に神経を調整する処方のみで様子を見るところであるが、湿気、水と関連するめまい、難聴であると判断したら、水を調整する処方もあわせて行う必要があると思っている。

2005年02月23日

乾燥注意報

東京は昨日で乾燥注意報が解除されたようである。これでインフルエンザも鼻血も咽頭違和感も一段落するに違いない。

今年のインフルエンザはB型が主流であるが、何でA型の流行があまり広がらなかったのか?平年の流行に関する知識がないため、今回のことも考察できないが。。。誰かそのあたりの事情を教えてくれー(誰が知っているかな?)。

今日は適度に湿度があって、過ごしやすい気候である。

2005年02月08日