今日の診察

先週から気温が下がったせいか、今日は風邪の患者さんが多かった。

困るのは「花粉症だ」と言って来られる方が大変に多いのだが、実際には感冒であるということが多いことだ。どちらなのか慎重に検証しないといけないので結構時間がかかってしまう。患者さんにも「もっと早く診察しないとだめだよ~」と言われる始末。まあ待っている患者さんからすればそういう気持になるのも分からないでもないが、苦笑するしかない。でもやはり何でも「花粉症ですね」と済ますわけにはいかないので時間がかかってしまう。

いつか書いたけれど、花粉症と感冒初期を見分けるのは結構難しい。しかも判断を誤ったときに治癒までの時間が結構かかってしまうことが予想されるだけに、ついつい時間をかけてしまう。感冒にまつわるところを自分のライフワークにしているだけにくどい診察になってしまう。

花粉症は花粉症でたくさんの患者さんがいらっしゃる。軽い薬では効きにくい傾向があるのが困ったところである。

2005年03月14日