子どもの診察3

子どもが怒っても泣いても、笑って受容し続ける。

するとあるとき、子どもは自分が受け入れられていることに気づく。
ピタッと泣き止むその瞬間である。

これがたまらなく面白い。

何でこの人は怒り返さないの?という顔をしてきょとんとしている。

それを続けていくうちに鼻水を吸ったくらいでは泣かなくなるのである。

2005年07月16日