鼻水が続くのですが・・・
Nさんよりいただいたメールですが、「子どもが風邪をひくと2週間以上、長いと1ヶ月以上鼻水が続きます。」とのことです。
昔はハナタレ小僧がたくさんいましたが、今はお母さんが気にして病院に連れていらっしゃることが多いので、そういうお子さんはあまり見なくなりましたね。
これは副鼻腔炎であることが大半ですが、昔の子どもたちは寒空の中で走り回っていましたから、そういう子も多かったわけです。今は治安の問題などもあり昔ほどに自由に走り回ったりはしなくなりましたものね。
でも寒い季節になると、持続的に副鼻腔炎の症状、つまり鼻水、鼻づまり、朝の痰などの症状がでる人が大人も子どもも増えてきます。この副鼻腔炎は風邪をひいても悪くなりますから、副鼻腔炎+風邪で相当長期間、鼻水が続いている、ということが起こり得ます。
予防法としては上半身、とくに肩、頚を冷やさないこと、汗をかいたときに確実に着替えることがポイントでしょう。それで大半の副鼻腔炎は予防あるいは軽減します。それでも鼻が詰まって寝にくいようでしたら耳鼻科に行きましょう。
水のような鼻水と膿のような鼻水、どちらが良いか?ということを聞かれることもありますが、これは状況によります。「鼻水が固まってくると治る前」ということを言われますが、これは一理あります。
固まった鼻水は副鼻腔炎によるものと考えられますが、鼻づまりや痰などの症状は辛くなりますので、良し悪しはなかなか言えないわけです。
メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より
2007年12月02日