【アーユルヴェーダ】総説第6回 ~ ヴァージカラーナ・セラピー1

 ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、6回目です。

 アーユルヴェーダの老化に対する3つの養生法をもっています。先週まで、ラサーヤナ・セラピーで用いるハーブの解説をしました。

 今日からはヴァージカラーナ・セラピーによる性的な面の若さの維持について勉強します。

 中医学でも房中術といって性行為に関する作法があり、道教においてはその方法により、精気を循環させ、不老不死を目指します。

 アーユルヴェーダでは、健康な人生を送るために食事、睡眠、性生活が重要であると教えています。性生活はそれほどに重要視されているようです。

 性行為は適度に行うと、筋肉の強さ、強固さを増進させ、皮膚につやを与えるのですが、性行為を抑制したり、逆に過度に性行為を行うことは、健康を害するとされています。中医学と似ていますね。

 ヴァージカラーナ・セラピーは、ラサーヤナ・セラピーと同様にハーブを用いて、睾丸への血流の増加、血中のテストステロン濃度の最適化、生殖器の組織の消耗や老化による萎縮を防ぎます。Withania somnifera, Ipomea batatus, Mucuna pruritaがヴァージカラーナ薬のハーブの一例です。

 これらの薬には、植物性エストロゲンと植物性テストステロンが非常に豊富 なのだそうです。来週、少し各ハーブの解説を試みます。

 来週もお楽しみに!

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2009年11月22日