【栄養療法】みなさんも私と共に勉強しましょう!~抗酸化作用6
ビタミンCが働くのに、ビタミンB群、グルタチオンが必要でなこと、ビタミンCとともに、ビタミンEの働きを助けているのがコエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンEと協調して抗酸化作用を発揮するのがβカロチン、いうところまでお話ししました。
光刺激で生じる活性酸素である1重項酸素はカロチノイドでしか処理されないので、ニンジン、アプリコット、カボチャ類などの摂取は重要でしょう。焼き海苔、しそ、パセリなどもよいようですね。
ちょっと脱線しますが、カロチノイドってそもそも何でしょう?
天然、とくに植物に存在する色素です。フラボノイドも同様です。カロチノイドは黄、橙、赤、フラボノイドは赤、紫、青を発色します。ともに抗酸化作用を持ちます。
代表的なカロチノイドとしては、カロチン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチンがあり、代表的フラボノイドとしては、イソフラボン、アントシアニン、カテキンなどがあります。両者は化学構造で分類されていて、フラボノイドはポリフェノールにも属しています。
カロチノイドの中で目によいとされているのはルテイン、皮膚にはリコピンとされています。でもその他にも多数の報告があるらしく、多種類のカロチノイド(マルチカロチノイド)を摂取するのが良いようです。
来週は231号でもお話したグルタチオンのことをもう少し解説してみます。お楽しみに!
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2010年01月16日