【アーユルヴェーダ】六味の働きについて~甘味

 先日の東京アーユルヴェーダ研究会(クリシュナUK氏)の内容についてお話しています。前回は消化力と米の話をしました。

 今回は六味の働きについてお話していきます。中医学の味の種類は五味なのですが、アーユルヴェーダでは六味のようです。六味に関する知識が少ないので、学会の教科書から六味についてまとめてみます。

 甘味、酸味、塩味、辛味、苦味、渋味の6つです。

 甘味の過剰摂取は、怠惰、過眠、身体の重感を増し、食思不振、消化力低下を起こすそうです。怠惰、過眠などは実感のあるところではないでしょうか。消化力が落ちるのですね。腸蠕動も低下するようです。初めて知りました。

 咳、鼻炎が生じるとのことです。食事に注意を払っていると、甘いものがすごく周囲に氾濫しているのが分かります。最近増えてきたこれらの病気(症状)は甘味の過剰摂取が関与しているのかもしれませんね。

 甘味は水元素と結びつきやすいとのことです。五大元素に関しても勉強しなくては、ですね(苦笑)。水と結びついて、重い体質になる、という感じでしょうか?このあたりは来週以後に。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2010年11月21日