肉は良いモノなのかどうか?

栄養的には肉は豊富なアミノ酸を含んでいるので、必要なものと考えています。栄養学的にも必須なもので、中には癌を治すためにも肉を食べましょうという論調もあります。

一方で、肉は健康を害するもの、という人もいますね。確かに肉を全く食べることなく健康の暮らしている人が少数いることも事実でしょう。でも全員が健康とはとても思えません。

明治時代の健康法の中にも、肉は食べるなということが記載されています。気功法でも肉は避ける方が良いモノとされているように感じます。

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では何が真実なのでしょうか?

現時点の私の考えですが、肉で必要なものはアミノ酸だけ。あとは消化に悪い不要なもの、ということです。肉を煮込んでエキスだけ頂戴し、あとは捨てるのがよいのかもしれません。アサリとシジミではエキスだけ頂くということを以前からしています。同じような意味で肉もその方がよいのか?と現在自分の体をつかって研究中です。

2018年05月30日

風門を閉じてみよう!

風門というツボをご存知でしょうか?

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背中の上の方に左右2つある、風邪の入り口。

悪寒がするのは、ここから寒邪が入った時です。

このツボを小さくしたり大きくしたりできるのです。

小さければ風邪をひきにくく、大きければすぐに風邪をひく。ことになります。さて、では何が大きさ決める要因なのでしょう?

・・・

現状、私が知っているのは睡眠時間です。

たくさん寝ると閉じて、睡眠不足だと開いてしまう。

睡眠不足は風邪がひきやすくなるのですね。驚きました。

2018年05月10日

聞こえは話し方で変わる?

英語学習をしていると、執拗に

「話すことができる内容しかリスニングできませんよ」

と言われます。

ある日気づきました。

「もしかして、日本語でもそうなのでは??」

補聴器をしている患者さんで、会話のスピードについていかれない人は

あまり話をしない、あるいはゆっくりしか話さない人なのかもしれません。

高齢になってもある程度シャキシャキと話をすることで、若者の話にもついていかれるのかもしれませんね。

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2018年04月03日

花粉症と町並み


花粉症が町並みと関係すると言ったらどう思いますか?

うそでしょう?と感じる方が圧倒的に多いことでしょう。でも、関連がないとは言えないと思います。

先日ある郊外の町に言ったときに、ファストフード店がとても多く、スーパーが少し駅から離れているためか、そこで買い物をする人が少ないことでした。こういう町に住む人たちはどうしても自分の家で調理をしなくなると思うので、花粉症が出やすくなるかもしれないと私は推測しました。

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町の便利なところに良質なスーパーがあることはとても重要だと思います。私の住む町にも大型スーパーこないかしら・・・

2018年03月06日

書道展のこと

すごい久しぶりにブログを更新します。
ログインIDまで忘れてしまうほどです(苦笑)。

さて、

先日は私どもの書道展がありました。私も一点出品いたしました。
もう少し時間があればもっとすごいものが書けた気がしますが、
そんな時間もなく、あれが私の精一杯のものでした。

「奥儀(おうぎ・おくぎ)」と蓮落ちの大きさに紙に書きました。

奥儀。それは私の憧れる医療の有り様であり、私がいつも
追い求めているものです。私のことをよくご存知の方には
ご理解いただけるのではないでしょうか?

ご来館いただいた方々には御礼申し上げます。

2018年02月22日

当クリニックの味覚外来について(2)

 味覚異常は原因が分かりにくだけに、医師の中でも患者さんをどうするか、
 ・私には無理
 ・私は何とか解明してみせる!
 という両者に分かれます。

 今日の味覚障害の患者さん。右だけ味が鈍いのですが、何が原因なのか採血
 をして、これから原因究明です! お若い方なので、責任重大です。

 もちろん私は後者の「何とか原因を究明してみせる!」の方です。

 ご予約はお電話03-3370-6635でお願いいたします。
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2014年07月31日

当クリニックの味覚外来について

 先日、日本の味覚研究の第一人者でいらっしゃる冨田寛先生が84歳で亡くなられました。

 私はご縁をいただき、冨田先生の病床でご指導をいただいておりましたが、白衣を着た冨田先生にご指導をいただくことはかないませんでした。

 6月より冨田先生の遺志を継ぐ形で、当クリニックで味覚外来を始めました。まだ体制が十分とは言えませんが、味覚障害の方が少しでも救われるように努力していく所存です。

 特に味を感じられない方はご相談ください。長期間経過していたり、他院で治療不可能と言われている方でも問題ありません。

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2014年07月10日

黙っていても体は正直です

 私の診察は、所見から処方を導き出すという側面はありますが、その人の、その日に合う処方が先に決まり、そこから体の状態を類推するという面も合わせもっています。

 したがって、例えば体の緊張をより緩める処方を選択した場合、

 「もしかして、ストレスが増えましたか?」

 とお尋ねすることになります。また、体が芯まで冷えている風邪の方には

 「かなり無理をしましたか?」

 ということになり、さらに潜在感染がひどい状態の方には、

 「すごく疲れていますか?」

 と質問することになります。

 これが面白いことに大抵当たります。皆さんビックリされますが、黙っていても体は正直ですね。

 ご自分で体の変化を知って修正できると、健康の達人になれると思います。

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2013年11月03日

自分の状態を真剣に観察する習慣

 治療が進んでいきこちらの印象も良くなっているのに、機械のように「何も変わりません」とおっしゃる患者さんが少なくありません。

 変わらないという割には、よくよく話を聞いてみると、それなりに症状が変化していたり、良くなっているところがあることが多いのです。

 でも「変わりません」とおっしゃるのです。

 症状をあまり真剣に見ていない、感じていない、という可能性がひとつ挙げられます。もう変化しないのだと、半ばあきらめてしまっているのですね。こういう場合、このままでは治療効果がありませんので、実は良くなっていることをこちらがお話することになります。変な感じですが。

 あとは治りたいという自分の気持ちと同時に、治ってはいけないという自分の無意識の反応があることがあると思われます。

 ものごと何でも「○○をしたい!」と思うと、同時に「○○をしてはいけない!」というブレーキがかかるものです。このブレーキがあるおかげで、私たちは一方向に突っ走ることなく、安定して暮らせるわけです。でも治療となるとこれが邪魔になることもあります。

 案外自分がどういう状態なのか、ということを真剣に観察できる人は多くありません。でもそれを意識することは健康増進に繋がると思いますし、言い過ぎかもしれませんが、検診よりもそのことが大切なのではないかとさえ、思ってしまいます(いや、検診も大切ですね(笑))。

 普段から自分の状態を真剣に観察する習慣をつけたいものです。

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2013年10月13日