現在の患者さんの動向について ~ 各科協調して
先週のメルマガに対するコメントを内科のT先生が寄せてくれました。ありがとうございます!記事に少し現場と異なる部分があるようです。
> 最近は、一般内科開業医でも心療内科的病態を患った方がかなり増えて
> いる印象です。病因は複合的で、経済情勢や重金属汚染など様々でしょ
> うが、場(国全体?)が悪くなっているような気がします。
私は抗うつ剤や、高脂血症治療薬が患者増加の一因であるという考えに賛成と書きましたが、実数として増加しているし、要因は複合的であることを忘れてはいけないということですね。
> 今では20歳台の人の高脂血症や脂肪肝はあたりまえ、10歳台でも高脂
> 血症をしばしば認めます。当たり前の運動量や脂肪摂取量、間食の取り
> 方の修正だけでも相当の効果があります。
私は高脂血症の基準値がコロコロ変わるのが気に入らなかったのですが、これも脳梗塞予防の観点からそうなっているなど、理由があるようですね。事情を知らないで誤った解釈をしているようです。
> 各医療の診断・治療体系はそれぞれに存在意義があり、それらを尊重し
> ながらお互いに連係することがこれから重要になると思います。
私は既存医療に対して批判的な部分を多く持っているので(笑)、こういう「現実をきちんと見よ!」という意味合いのコメントをいただくのは大変に有難かったです。ありがとうございました。
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2009年12月13日
吉村和敏さんの写真展
吉村和敏さんの写真展に行って来ました。
吉村さんとは知人の紹介で知り合いになりました。しかししばらくお会いしなかったので、久しぶりにお会いできるかな?と楽しみにしておりましたが、残念ながらご本人は不在でした。
彼は相変わらずの表現力でカナダを写真に収めています。そんな中でいつもいいなあと感じるのは、老人が家族と地域と仕事に誇りを持っていることです。こんなにいい顔はやはり誇りがないと生まれないと感じます。
牛の彫り物を作っている老人、数十年ぶりで里帰りした未亡人、巨大カボチャを作る農夫・・・こんな風に歳をとってみたいと思うような表情ばかりです。自然も人もみんな見ていただきたいです。
11月9日まで、新宿三井ビル1Fペンタックスフォーラムにて(無料)。
行かれない方はこちらをお買い求め下さい。私も買いました。
林檎の里の物語―カナダアナポリス・ヴァレーの奇跡
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2006年10月29日
高気圧カプセルって何が良いの?
驚きの新聞記事を見つけました。
日経プラス1の18面に「一躍人気のベッカムカプセル、肝心の効果 未知数」とありました。
先日、第59号で高圧酸素の効能について話しました。
これはどうも高気圧カプセルとは異なるものらしいですね。実は早実のハンカチ王子と騒がれた斉藤投手が使ったのはこの高圧カプセルのようです。私は高圧酸素だと思ったのですが、そうではないのですね。まちがえた・・。
しかしこの高気圧カプセルですが、効果も安全性も検証されていないというのには驚きました。これから検証されるとか書いてあります。確かにどういう効能なのか予想がつきません。
さらに言うと、そういうものが使われることに何の規制もないことにも驚いています。
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2006年10月22日
野菜の量り売りについて
先日、ネット上で面白い記事を見つけました。
野菜・果物の「裸売り」ワースト企業は東急ストア
今までこういう論評を今まで読んだことがなかったので、ちょっと目をひく内容でした。
私も少ないながら7ヶ月外国で暮らしましたが、そのときにはほとんどの野菜、果物は量り売りでした。違和感は全く感じなかったですね。
ところが日本に帰ってくると不思議なもので、品物がパックに入って売っている状態にすぐに慣れてしまい、違和感がなくなってしまいました。
しかし確かに量り売りのときにはゴミの量がかなり少なかったかもしれません。ごみを減らすために、こういう視点が必要なのですね。
この記事で面白いのは、企業間の比較をしているところです。野菜と果物を対象に裸売りをしている品数の全体に占める割合を見てみると
イオン 17.2%
イトーヨーカドー 14.3%
サミット 9.6%
ダイエー 7.7%
東急ストア 6.7% とのことでした。
記事の中で東急ストアは、ばら売りできるものを増やしていく方針だけれど数値目標などはなく、紙トレーの使用、トレーの再利用などの方を進めていきたいと考えを述べています。
しかし、トレー自体が無くなる方がごみの量の観点からは優れているのは自明のことです。よく考えると、野菜や果物を裸売りすることによって、石油消費量を減らすことができますし、ダイオキシンの発生量も抑制することができますね。これは良いことばかりのように感じます。
しかしさらに東急ストアは、「消費者からそういう声が上がらないから」ということを理由にして裸売りには消極的だと答えています。
売り方、買い方は単に習慣の問題だと思うので、企業側から裸売りをするぞ、という姿勢を見せることで、消費者側も賛成の声を上げやすくなるのではないでしょうか。消費者側がそういう文化に慣れていないということに企業側にもう少し配慮があっても良いと思います。
そして消費者側にも賢い消費者になるための仕組みが必要かもしれません。外国ではこういう運動が盛んなようですが、日本では、例えば不買運動のような消費者運動のようなものはあまり起こりません。しかしこれからは日本でも、環境に配慮しない企業のものは買わないというような、ものを言う消費者が増えていくべき時代になってきているのかもしれません。
メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より
2006年10月22日
読者100人!おめでとう!!
私は7月からメールマガジンを書いている。
実践ロハス生活~これであなたも医者いらず~
まあ、本当に医者が不要になるのは困るのだが(苦笑)、そういうお手伝いは医師にしかできないだろうと考えて、身近の生活の話題を素の視点から考えている。
早期の対処法を指導するだけで、無駄に薬を消費しなくてすむ。
身になる生活指導をすることで、無駄に医療材料を消費しないですむ。
本当に効果のある薬を見抜くことで、投薬量を最小にすることができる。
ひいては健康面で自立することができれば、まさにこれはロハスである。
そう考えてメルマガの題を上のようにしたのである。
現実に読者を集めるのはとても大変なのです。どうかこのブログを読んだ人は読者になってください!このページにも登録口があります。もしも読者なら1日1人(ちょっと多いか・・?)巻き込んで下さい。みなさんよろしくお願いします!
でもとうとう100人か。嬉しいな。でもまだまだだな。
2005年09月06日