DuCANADA

DuCANADAは私の知人である吉村和敏さんの写真集の名前です。

もう終わってしまいましたが、写真展が六本木で2週間開かれていました。しかし5月の連休明けは休みが少なくて体がマイッテいたので、この写真集は写真展に行く人に頼んで買ってきてもらいました。相変わらず吉村さんの美を捉える視点は本当に素晴らしく、写真集を見ながら鳥肌が立ってしまいます。奥深い美に触れることで心が洗われる感じがして、活力がわいてきます。風邪の予防にもなるかもしれませんね。

私は来年の書道展に向けて、作品は1点だけですが、草案を練っています。

2019年05月24日

花粉症をやっつける

花粉症の季節が近づいてきました。

花粉症には今から対応できることがあります。
それは・・・

お菓子を含めた加工食品をできるだけ食べないことです。

食品添加物が大量に体内に入ると、処理がおいつかなくなり、自律神経が乱れて鼻水がどーっとでたり、目がかゆくなったりします。

特に目のかゆみが強い花粉症の方は、食品添加物には要注意です。

 

 

本年最後のブログになりました。また来年もよろしくお願いいたします。

良い年になりますように。

2018年12月26日

世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?

この本は経営者なら是非とも読むべきだと感じました。

私は「どうしてこの人の考え方が広まらないのだろう?」と感じていることがありました。薄々「それは内包する美がないからかな」と思っていました。この本を読んで、やっぱりそうだったのか!と納得できました。

人は頭で考えて動いているようで、実は感性に動かされていることがとても多いように感じます。文学や哲学などの教養が現代社会に役立つのか?ということをいう若い人たちがいますが、その感性を磨くために必要なのだと私は思います。そういえば本当に賢いと尊敬したくなるような人たちはみんな文学、音楽、絵画などに親しんでいますよね。逆に表舞台から消えていく人たちはみな、この部分が足りないのかもしれません。

2018年06月27日

電気は身体に負担?

毎年のことですが、この季節に3回の学会出席が必要です。耳鼻科と抗加齢医学は専門医更新のために、東洋医学会は漢方専門医取得のためです。

抗加齢と東洋医学がともに大阪だったので、ホテルに泊まることになります。合計4泊でした。そこで困ったのは電気の問題でした。壁の中の配線がビジーなのか?ベッドに寝てみると体のコリがでてしまい、痛いくらいでした。

寝られずに困ったと思っていましたが、昔ブレーカーを落として寝られた経験があったので、今回はホテルのカードキーを抜いて寝てみたら寝られました。

電気自動車も増え、携帯デバイスを使う機会も増え、本当に困った状況ですが、これを何とも感じないことの方が危ないことだと私は思います。私が敏感すぎると思いますか?私も今まではそう思っていましたが、こうなってみると、体調がおかしくなる方が当たり前なのかな?と思います。

2018年06月20日

書道展のこと

すごい久しぶりにブログを更新します。
ログインIDまで忘れてしまうほどです(苦笑)。

さて、

先日は私どもの書道展がありました。私も一点出品いたしました。
もう少し時間があればもっとすごいものが書けた気がしますが、
そんな時間もなく、あれが私の精一杯のものでした。

「奥儀(おうぎ・おくぎ)」と蓮落ちの大きさに紙に書きました。

奥儀。それは私の憧れる医療の有り様であり、私がいつも
追い求めているものです。私のことをよくご存知の方には
ご理解いただけるのではないでしょうか?

ご来館いただいた方々には御礼申し上げます。

2018年02月22日

黙っていても体は正直です

 私の診察は、所見から処方を導き出すという側面はありますが、その人の、その日に合う処方が先に決まり、そこから体の状態を類推するという面も合わせもっています。

 したがって、例えば体の緊張をより緩める処方を選択した場合、

 「もしかして、ストレスが増えましたか?」

 とお尋ねすることになります。また、体が芯まで冷えている風邪の方には

 「かなり無理をしましたか?」

 ということになり、さらに潜在感染がひどい状態の方には、

 「すごく疲れていますか?」

 と質問することになります。

 これが面白いことに大抵当たります。皆さんビックリされますが、黙っていても体は正直ですね。

 ご自分で体の変化を知って修正できると、健康の達人になれると思います。

メルマガ「実践!新ロハス生活~これであなたも医者いらず」より

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2013年11月03日

ハイブリッドカーの乗り心地

 たまたまハイブリッドカーに乗車する機会があったので、じっかり体で味わって乗ってみました。ハイブリッドカーは低速では電気で、高速になったりアクセルを踏み込むとガソリンエンジンが軌道するのですね。

 呼吸の重さで見てみたところ、電気で走っているときには、スピードが出るほどに呼吸が重くなります。そしてある一定の速度になり、ガソリンエンジンが立ち上がると呼吸が軽くなりました。

 電気が作動したときに、少しですが、体が不快を感じて体が微妙に緊張し、呼吸筋が緊張するのだと思います。

 そういう思い込みなのか、本当に体に悪い面があるのか、それはいずれ分かることなのかもしれませんね。

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2012年12月02日

点滴バーにみる、医師の役割とは?

 点滴バーなるものが人気を博しているそうです。体調に合わせてビタミンを点滴したり、ミネラルを補給したりということだそうですが、どんなものなのでしょうか?

 少し前のブログになりますが、良し悪しの議論が交わされているものもあります
 
 信頼性が担保されていない、いや、自由診療だから需要があれば問題ない、という議論が繰り返されています。

 そうですねー。。。

 一応私も意見があるので書いてみますと、ビタミンやミネラルを補給しなくてはならない人がたくさんいるのは事実でしょう。これは栄養解析の血液検査をやっていて思う事です。ですので、点滴で安全に補給されるなら、恐らく気分もよくなるに違いありません。

 だから良いものだ、とは思いません。

 安易に健康を回復するという行為には疑問を感じます。これは通常の医療にも言えることです。

 健康を損なったということには必ず背景があります。本来、人間は健康にできているのです。それを損なったということは重大な問題です。

 その背景を見つけて、健康を取り戻すということが本来すべきことなのではないかと思うのです。

 点滴バーで不調だった体調が急に戻ったらどうでしょう?

 また、点滴すれば良いや、という気分にならないでしょうか?特に食事に問題があるなどとは考えないかもしれませんね。

 私は医師の仕事は、病気の治療ももちろんですが、その背景にある原因をきちんと明らかにして、その指導を行うということが最も大切なことだと考えています。

 ブログの議論の中に、こういう観点がないのは残念でした。

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2012年10月28日

自分ではどうにもできない部分がある

 努力することで完璧な健康が得られるでしょうか?

 先週そんなお話をしました。東洋医学は中庸が最も良い状態ですが、全ての面で中庸という状態は存在しないので、常に今よりも健康な状態が存在することになる、というストーリーでした。

 今日の話は見えないものの話から考えてみたいと思います。

 そもそも、体の全ての状態を把握することには無理があると私は思うのです。

 例えば、自分が電磁波にどれだけ影響を受けているか、ということについてどのくらいのことがお分かりになるでしょうか?

 気分が悪いとか、やたら眠いなどの症状がでることはあっても、大抵の人はそれが電磁波の影響とは全く分からないでしょう。電磁波が見えるものでないので仕方のないことかもしれません。

 でもそういう見えないものが健康に影響を与えるということを考えると、健康に向かって突き進むだけでは、場合によっては健康が逃げてしまうということがあるでしょうね。

 見えない部分を感じられるようになるという訓練も存在しますが、適切な指導者がいないとなかなか難しいように感じます。

 というわけで・・・言いたいことをまとめましょう。

 健康のためには自分の努力だけではどうにもならない部分もあります。ただし、健康に向かって努力することは無駄ではありません。そういう自分の力の及ばない部分もあるということは承知の上で、できることを淡々としていく、これが健康への近道だと私は感じています。

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2012年07月08日

自分の体調を知る

 都会の高齢者の傾向を見てみると、私の私見ですが(あくまで一般論です)、
  ・結構元気である
  ・着るものもやることも割と若い
  ・お金にゆとりがある人がかなりいる
 という印象です。

 何が言いたいのかというと、高齢者向けのレジャー施設、特に健康維持のためか、スポーツ施設がかなり流行っているらしいのです。確かにこういう高齢者であれば、商業上はターゲットになってしまいます。

 先日、高齢者の方を診察したときに、とても若いなあという印象を持ちました。聞いてみるとスポーツをかなりされているとのこと。

 『ダイビングプールで訓練をしてきました。』

 本当に驚いてしまいます。ところが診察してみると脈に力が全くありません。体の気が足りず、熱を生むことができない状態になってしまっているのです。

 「あれあれ・・・?」

 これでは健康とは言えないですから、休息を言い渡しました。すると、

 『明日は運動しても良いですか?』

 「うーん、自分の状態を分かっていないのだな」と少し悲しくなりました。結局漢方薬を飲んでいただくことで回復を図ることにしたのですが、安易な回復でさらにスポーツ熱が高まることを私は恐れています。

 みなさん、自分の体調の良し悪しが本当にはよくわかっていない、という場合があります。ときどき自分の体と対話して、知らぬうちに無理がかかることのないようにしたいものです。

 あと、若いうちにすごく我慢して努力して、高齢になってから勢い込んでスポーツなどを始める人もいらっしゃると思います。しかし何となくですけど、スポーツは若いうちからして、だんだん静かに生きるのが良いのかな?なんて思いました。

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2012年05月27日