毛髪ミネラル検査を行って
毛髪ミネラル検査を行いたい、という人が少しずつですが、増えています。やはり環境が悪化しているので、自分の体にどういう有害なものが入っているのか、ということに興味があるということでしょう。
私も2回行いましたが、砒素が溜まっていたり、水銀が溜まっていたり、驚くような結果がでていました。
以前に水銀の蓄積がでたときには歯科金属の影響を指摘されて、歯の金属の詰め物を除いていきました。
砒素はどこから体に入ってきたのか、分かりません。地下水には入り易いもののようです。情報
ではその元はどこの砒素なのでしょう?
一般には土壌汚染が原因と思われていますが、土壌汚染ということは、食べものにも入っているのではないかと推測しています。
栄養解析のときにも感じましたが、全く予想しないことが体の中では起きているのですね。たまにでもチェックすると良さそうです。
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2013年04月21日
週末型偏頭痛に関する話題
週末型偏頭痛というのがあるそうですね。
環境の変化に敏感な脳の持ち主がなりやすい、ということだけが書かれていて詳しいメカニズムについては触れられていませんが、一種の自律神経異常なのでしょう。
日ごろの緊張が強すぎて、緊張が取れたときに血管が虚脱状態になり頭痛がするのだと読み取れます。血管を開く物質は摂取しないほうが良いと書かれていますが、これはどんなものでしょうね。
日ごろから血液の循環を良くするために、血管が広がる作用は良いとされています。オリーブオイルとか赤ワインなどはむしろ健康のためには良いと解釈されているように思いますが・・・。
血管が開くことと虚脱状態になることには少々違いがあると思うんですよ。オリーブオイルで週末型偏頭痛が起こりやすいというデータは多分ないのではないでしょうか?
オリーブオイルには降圧効果があるから、週末型偏頭痛の危険因子としてエントリーされたのでしょう。
しかしオリーブオイルが危険なのではなく、自律神経を狂わせているストレスや乱れた食習慣が問題なのだと思いますよ。
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2012年12月09日
ハイブリッドカーの乗り心地
たまたまハイブリッドカーに乗車する機会があったので、じっかり体で味わって乗ってみました。ハイブリッドカーは低速では電気で、高速になったりアクセルを踏み込むとガソリンエンジンが軌道するのですね。
呼吸の重さで見てみたところ、電気で走っているときには、スピードが出るほどに呼吸が重くなります。そしてある一定の速度になり、ガソリンエンジンが立ち上がると呼吸が軽くなりました。
電気が作動したときに、少しですが、体が不快を感じて体が微妙に緊張し、呼吸筋が緊張するのだと思います。
そういう思い込みなのか、本当に体に悪い面があるのか、それはいずれ分かることなのかもしれませんね。
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2012年12月02日
体内時計とメタボリックシンドローム
現代社会ではメタボリックシンドロームが問題視されています。エネルギー摂取量はダイエットへの関心が高くなっているためか伸びていませんが、肥満者の割合は明らかに増加しているようです。
これは夜型の生活や、昼夜逆転の生活など、生活リズムがおかしくなっているために体内時計が狂ってしまい、食事で摂取した栄養分が代謝されずに蓄積されてしまうからと考えられているようです。
このサイトによると朝昼はしっかり食べる、特に朝は肝臓が活発に動くのでビタミンをしっかりと摂取するのが良いようです。
経験的にも夜遅くに夕食を食べると明らかに太ります。このサイトでは夜9時までには食事を済ませるようにとのことですが、私の印象としてはもっと早く食事を済ませた方が体調は良いようです。
ただ食べないのは体のために良くないです。これは栄養分が入って来ないので、自分の体たんぱく質を使って体を維持することになりますので、よくありません。
また食べないと体は栄養効率を上げるように変化しますので、代謝が落ちて脂肪も燃焼しにくくなります。夕食は少量で、しかも早い時間に切り上げるのが良いのでしょうね。
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2012年11月25日
新しい布団でいびきが増えるのは何故?
新しい布団になってからいびきが増えた、というと皆さんどのようなことを考えるでしょうか?
恐らく新しい布団にたくさんホコリがついていてアレルギーでも起こしたのではないか?という風に考えると思うのです。
しかし新しい布団ですよ。ホコリがあるとも思えません。
そこで考えました。
もしかして新しい布団を体が嫌がっているのではないか?と。
例えば衣類にしても、自分の体質に合わないものを身につけると鼻が詰まってきます。それを考えると、どんな性質の布団かは分かりませんが、布団が変わって線維の何かが体質に合わず、鼻が詰まるということは可能性としてはあり得ることです。
ではどのように確認すればよいでしょうか?
前の布団と今の布団を目の前に置き、呼吸を意識しながら片方ずつ触れてみれば良いのです。体のための心地よい状態は呼吸が楽になりますし、体に良くないものを触れると呼吸が浅く苦しくなります。
鼻が詰まるとそれだけ口呼吸になる機会が増えますので、いびきも起こりやすいのではないかと思いますよ。
どうぞご自分の布団で通常よりも呼吸が苦しくならないか、確認してみて下さい。
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2012年11月18日
癌の治療 ~ 西洋と東洋の考え方
Tさんからメールをいただきました。いつもありがとうございます。
「テレビで肺がん治療に関して見たけれど、免疫を上げるという発想がなく、従来通りの手術、放射線、抗ガン剤ということばかりが話題になっていてショックを受けた」とのことでした。
その番組はこれですね。
テレビ番組がどういう風に作られるのかは分かりませんが、やはりその道の第一人者がお話するのでしょうから、免役療法のような評価の分かれる内容について言及することは難しいでしょうね。
以下、私の考えです。
癌を手術、放射線、抗ガン剤で治療するというのはいかにも西洋医学的だなと感じます。癌は悪者であり、それをやっつけるという発想です。
でも癌は悪者なのでしょうか?
東洋医学では自分の身体に目を向けて免疫を上げて癌を処理していくというプロセスを考えるのだと思います。もちろん治療に切れ味があるわけではないので、癌の進行が早くなってしまったら手遅れになることもあるでしょう。
やっぱり癌は悪者に見えますか?
でも私には、今までの生活の結果が癌として出てきたように感じられます。生活習慣が悪かったのか、生活環境が悪かったのか、人間関係が悪かったのか、いろいろあるでしょう。そういうことを考えることが大切なのかもしれません。
そう考えると癌がいろいろなことを教えてくれているのかな?と思います。相手が癌ですから、やっつけることも治療として大切なことはもちろんですが、それだけでなく癌が何ででてきたのかを考えてみるのも大切でしょう。
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2012年11月11日
点滴バーにみる、医師の役割とは?
点滴バーなるものが人気を博しているそうです。体調に合わせてビタミンを点滴したり、ミネラルを補給したりということだそうですが、どんなものなのでしょうか?
少し前のブログになりますが、良し悪しの議論が交わされているものもあります。
信頼性が担保されていない、いや、自由診療だから需要があれば問題ない、という議論が繰り返されています。
そうですねー。。。
一応私も意見があるので書いてみますと、ビタミンやミネラルを補給しなくてはならない人がたくさんいるのは事実でしょう。これは栄養解析の血液検査をやっていて思う事です。ですので、点滴で安全に補給されるなら、恐らく気分もよくなるに違いありません。
だから良いものだ、とは思いません。
安易に健康を回復するという行為には疑問を感じます。これは通常の医療にも言えることです。
健康を損なったということには必ず背景があります。本来、人間は健康にできているのです。それを損なったということは重大な問題です。
その背景を見つけて、健康を取り戻すということが本来すべきことなのではないかと思うのです。
点滴バーで不調だった体調が急に戻ったらどうでしょう?
また、点滴すれば良いや、という気分にならないでしょうか?特に食事に問題があるなどとは考えないかもしれませんね。
私は医師の仕事は、病気の治療ももちろんですが、その背景にある原因をきちんと明らかにして、その指導を行うということが最も大切なことだと考えています。
ブログの議論の中に、こういう観点がないのは残念でした。
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2012年10月28日
対薬理論について
今日は横浜までこの講演を聞きに行ってきました。
対薬理論という言葉は初めて聞きましたが、なかなか美しい理論なので少し説明してみます。
中国語は「その通り」ということを「対」と言うことからも分かるように、中国では陰陽のように対称になっていることが正しいこと、当たり前のことのようです。
これが漢方処方の生薬の構成にも生かされている、というのが対薬理論です。
一例を挙げますと、六君子湯という処方があります。中に白朮と茯苓という二つの水を動かす生薬が入っています。この生薬は同じような作用の生薬を重ねているということではないのです。
脾(胃腸の消化吸収力のこと)は湿(湿気ですね)を嫌います。脾は気(エネルギー)を吸収する場所ですが、これが湿により妨害されます。調子が悪くなると、気が吸収できないから湿が処理できないという悪循環になります。
白朮は気を補うことで水を動かします。一方、茯苓は水を動かす力がそれ自体にあります。従って白朮と茯苓を共に使うことで、上記の悪循環を断ち切りやすくなるというわけです。
このように同じ働きのように見える生薬も、実は二つの巧みな組み合わせによって処方が組まれていると言えそうです。
他にもたくさんの例を講師の先生に挙げていただき、大変面白く聞かせていただきました。
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2012年10月21日
夕食を減らして、お腹が一杯になったら食べない習慣
雑談のようなものですが。
食事の習慣を少し変えてみました。昼に腹持ちのよい食事を摂るようにして、夜は本当に少しだけ食べるように心がけています。
今までは、食べ物は残してはいけない、と教えられて育ちましたので、とにかく何でも食べるという風に生活していたのですね。
ところが、実際には満腹になっていることも多かったのだろうと思います。だろう、というのは、もう食べると決めて食べていましたので、実は満腹であったのかどうかさえ分からなくなっていたのです。
今は、「あ。もうお腹が満腹になってきたので、これで止めよう」と思えるようになってきました。
当たり前といえばあたりまえのことです。
でも案外できていないことのように思います。
あと、例えば時間がきたから食事にしよう、という習慣も本当はあらためたいところです。ただ、時間の制約もあるので、なかなか思うようには行きません。
お腹が空いたら、それを適量で満たすということが実は良いのではないかと思っています。
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2012年08月26日
嗅覚障害に当帰芍薬散がよいの?
嗅覚障害、つまりニオイがしなくなった人に当帰芍薬散を処方することが多くなってきました。
実は私が不勉強で、患者さんから医学雑誌(しかも耳鼻咽喉科の!)のコピーをいただき、「これを読んで下さい」と渡された内容なのです。もう数年前になりますが。しかもその後、その雑誌のコピーは放置してありました。
最近、何だかそのことが気になって、そのコピーを読んだり、ネット検索をかけたり、自分で診察したりした感想を述べます。
何故か分かりませんが、確かに嗅覚障害のエネルギーを消す効果があることが多いように感じられます。そして治療薬としても実際に使えるという印象も持ち始めています。
耳鼻咽喉科で漢方薬を使い始める人たちの間では、めまいには苓桂朮甘湯、嗅覚障害には当帰芍薬散という安直な使い方もでてきています。めまいよりも、嗅覚障害の方が上手くいく印象ですね。
今後、どのように当帰芍薬散が効いているのか、観察していきたいと思います。
ひとつ注意点があります。
ネット上では学術論文としていろんなところに紹介されているこののサイトですが、これは研究発表であり学術論文ではありません。両者の間には大きな差があるので要注意です。
しかも地方の漢方研究会ですので、全く鵜呑みにはできない情報です(信じないわけではありませんが)。何故なら内容の確認ができないからです。どうして効果があったかのようなことをみなさん書くのでしょうか? 一人が発信するとみんなが信じてしまうのがネット情報の怖いところです。
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2012年07月15日