耳鳴治療について気功的に考えてみました
耳鳴の治療は、耳鼻科医の誰もが苦手意識を持っているに違いありません。耳鳴は治りません、と突き放してしまう医師もいると聞きます。治りにくいなら何故治りにくいのか考えてみましょう。あくまでも私個人の考えです。
体―心―魂、とよく言われます(何が魂ですか?とか聞かないで下さい。漠然と話しています)が、みんな繋がっている、というだけではありません。右のものが左のものを支配しているのではないかと思います。
病は気からというのは左の2つが不調になることでしょうし、善行に励む人が健康なのは、魂の状態が良いから体まで良い影響がでるのでしょう。トイレ掃除で運が開けるというのも同じ理屈なのではないかと思うのです。
体だけ悪い病気はどんな薬ででも比較的早く治ります。でも心が発端になって体の不調が悪くなっている場合には、考え方を修正する必要があるときもあるでしょう。たとえ考え方を修正しなくても、ここまでは漢方薬でどうにかできる範囲だと感じています。
さて、魂の傷んでいる場合、どのように治したら良いでしょう。耳鳴くらい治りにくい病気は、人によっては魂まで傷んでいるのではないかと思いますし、ここまで踏み込まないとなかなか治せないのではないかと思うのです。
魂の癒しに一番必要なことは自分を肯定することだと思います。これは案外忘れられていることですので注意が必要です。
自分を肯定できた人の場合には、他人の念とか電磁波とか(よくは分かりませんけれど)、魂の正常な状態を妨害する環境が周囲にできているのではないかと思います。これを除くためには、感覚的には瞑想でしょうか?
あとは気合いかな。テレビでも某タレントさんが、大声で念(だと思います)を祓っていたのが印象的でしたが、あれは魂への妨害を除く行為に解釈できます。
こう考えると、自分を否定的に見る人は全ての病気が治りにくいことになりますね。まあそういうものかもしれません。
ちょっと今日は、耳鳴治療から特殊なお話になってしまいました。
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2011年07月03日
ビタミンDとインフルエンザ感染について
最近、何故か(製薬企業の宣伝が多いのかな?)情報が多く入ってくるのがビタミンDの効果についてです。
ビタミンD3サプリメントを1日1200単位、冬季に4ヶ月間学童が服用してインフルエンザ感染がどのくらい抑えられるのか調査した論文がアメリカ臨床栄養学会誌の論文にありました。
117人ずつの2グループに対して、ビタミンDが入っている薬と入っていない薬を与えたところ、ビタミンD摂取群は非摂取群に比べて、インフルエンザの発症率が約半分になり、喘息の発症率は5分の1になったとのことです。
なぜビタミンDに着目しているのかというと、冬には日照時間が減るので、ビタミンDが活性化されにくく、冬にビタミンDを補うのが良いのではないかという考えのようです。
生化学的にはビタミンDはIL-10という免疫に重要な役割を果たす物質を作るのに必要だそうで、ビタミンDの不足はあまりよくないと肝がられているようです。
ただし、大人ではビタミンDが上気道炎抑制にあまり効果がなかったという論文もあります。結果だけをみると、どうも小さい子供ほど効果があるように感じられます。この理由は明確ではありません。
この論文でも示されていますが、インフルエンザBについては効果が明確でないこと、今回の117人が評価を下すに十分な人数でないこと、血液中の活性型ビタミンD3の濃度、尿中のカルシウム濃度(ビタミンDと関係します)、抗インフルエンザ抗体濃度がそれぞれどうなっているのか分かりません。
まだ上気道炎やインフルエンザを抑える物質とビタミンDを評価するにはまだ早いかもしれません。ただ、可能性は感じますね。
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2011年06月19日
健康のために何かを定期的に摂取するということ
最近、健康関連の新聞切抜冊子を年間購読契約したので、さらに健康に関する情報が集中的に集まるようになりました。今日はそこからの情報です。
黒酢飲料を飲んだことがある方もいらっしゃると思いますが、毎朝のジョギングの後に黒酢飲料を1年半飲み続けて歯のエナメル質が溶けてしまった実例が熊本日日新聞に掲載されています。
エナメル質が溶けると、歯がかけて黄色くなり、知覚過敏や痛みの原因になるとのことですが、pH値で5.5以下だとエナメル質は溶け始めるのだそうです
主なものを挙げると、コーラ飲料は2.2、栄養ドリンクは2.5、黒酢飲料は3.1、スポーツドリンクは3.5だそうです。胃液は1~2です。
グレープフルーツを定期的に食べていて同じような症状がでた例もあるそうですので要注意ですね
恐らく重要なのは摂食後に水やお茶で口をすすぐこと、アルコール類も低pH値のものが多いので、ちびちび飲むのを止めること、でしょうね。
健康のため、と定期的に何かを摂取するという習慣の方が結構いらっしゃいます。しかし、多数の人たちが巧みな宣伝に惑わされ、また今回の話題のように思わぬところで足をすくわれるということが少なくありません。
こういう報道を見ると、健康になるということは、多面的に考えていかなければならないことを考えさせられます
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2011年06月05日
私に蓄積した砒素はどこからきたの??
以前に、私が毛髪ミネラル検査をしたときに砒素が蓄積していた驚いたというお話をしたことがあったと思います。
実は、気功的診断でいろんなものの砒素について確認してみました。そしてこれだ!という確信を得ました。
湯沸かしポットです。
もう4年使っています。金属部分が水に接していますので、これに違いないと思い、沸騰前後の水を私の指の感覚で調べたところ、約40倍砒素濃度が上がっているようなのです。
そこで証拠をつかもうと、水質試験会社にサンプルを送り、各種ミネラルを測定していただきました。
結論から言うと、砒素は沸騰前後のどちらでも検出できませんでした。ともに1リットルあたり1μg以下(以下、1リットルあたり)でした(ややがっかり)。
しかし、傍証はでてきました。
亜鉛は20μg以下だったものが、沸騰させると50μgになっていて、最低でも2.5倍になっています。銅は10μg以下だったものが、10μgと検出されています。
やはり金属が溶けていることは間違いなさそうです。砒素に関しては推測ですが、測定限界以下で変化しているのではないか?と思っています。もちろん証拠はないに等しいですが(苦笑)。
娘には鉛が蓄積しているので、それが何からなのかも追跡中です。これは本当に全く分からないのですよねー。
クリニックで使用している水には全く問題がなく、ホッと一安心です。
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2011年05月28日
歯の衛生の重要性について
ここで歯の重要性と、医師の認識について考えてみます。私が自分で体感した経験から、金属の詰め物は体に負荷をかけます。私もまだ3本の歯に金属を残していますが、大分、体のエネルギーの通りも良い感じです。さらに時間をかけて処理して行こうと思っています。
先日、耳鼻科の集会で、舌癌を切除した後の再建皮弁(腕の皮を使って切除した部分を覆って食べられる形にするのです)に皮膚病ができたという発表を聞きました。原因不明とのことでしたが、私はそれを見て歯に由来する潜在感染だとピンときました。歯の刺激という説明でしたが、歯並びは悪くなくて説得力はなく、私が潜在感染ではないですか?と聞いても反応はありませんでした。その後、該当部位の歯が脱落したことからも十分に考えねばならないことです。今回の皮膚病が歯由来とは限りませんが、歯の根幹処置が不十分だと顎の骨の中が微生物の巣窟になり、微生物の供給源になってしまうことを医師も患者ももっと知るべきだと思いました。
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2011年05月01日
花粉症の処方について~小青龍湯
花粉症は、終りが近くなってきましたね。まだ症状が出ているものの、大分軽くなられた方が多いのではないでしょうか?
花粉症に対して小青龍湯(しょうせいりゅうとう)という漢方薬が処方されることがあります。私も処方することありますが、花粉症の場合には長期間の処方になりますので、あまり好ましいとは思っていません。
小青龍湯には麻黄(まおう)という生薬が入っています。麻黄は中品(ちゅうほん)といって、長期間の服用はあまり好ましくないグループの生薬です。胃腸障害や、動悸が生じることもあります。先日、小青龍湯で体がこわばっている人を見て、改めて長期処方の難しさを感じました。
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2011年04月24日
今年はヒノキ花粉症がすごい!
今年の花粉症は本当にひどいですね。スギ花粉もまだ少量ですが飛散がありますし、かなりの量のヒノキ花粉が飛散しています。今まで1日に100個以上飛散することはあまり記憶にないのですが、今年は何日か100個以上の飛散を認めています。ヒノキ花粉症はおまけのように考えていましたが、今後はヒノキ花粉の動向も含めて花粉対策を考えていかないといけないと感じています。
例年はGW前にヒノキ花粉飛散は終わりますが、今年はGW後まで飛散するものと考えておかれた方が良いでしょう。参考までに東京のヒノキ花粉飛散量データを示します。
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2011年04月17日
自分で毛髪ミネラル検査をしたところ無残な結果
先日、自分で毛髪ミネラル検査をしました。この検査は髪の毛を小さいスプーン1杯分くらい切って検査会社に送りますと、必要なカルシウム、マグネシウム等々のミネラルが足りているか、有害である水銀などのミネラルが過剰でないかが分かります。
かなりいろいろ気をつけているつもりでしたが、有害ミネラルが多く、特に高濃度だったのはヒ素でした。ヒ素といえば、毒入りカレー事件を思い出しますが、そんなものがどこから体内に入ってくるのでしょう。怖ろしい。
他にも水銀、アルミニウム、鉛、カドミウム、ベリリウムとみな有害なものは中レベルの汚染が認められました。うーん。
まずヒ素を排泄させなくてはならないと考えました。
ヒ素は残留農薬、井戸水、海藻、魚介類、排気ガスから体内に入ってくるそうです。海藻類のヒ素は有機化合物が多くあまり問題ないと言われているとのことです。私の場合、井戸水以外はすべて可能性があります。
ヒ素を体外に排泄するには、セレン、亜鉛、マグネシウム、カルシウム、ビタミンD、ビタミンEが必要なのだそうです。私に足りないのはカルシウムだと思うので、まずはカルシウム摂取を増やして経過をみようと思います。
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2011年04月10日
被災地のエコノミークラス症候群について
被災地の避難所では、狭いところに動かずにいる人たちの間で、エコノミークラス症候群の人が増えていると聞きます。
じっとしているので血液循環が悪くなり、しかも被災地の場合には水の供給が十分でないために脱水傾向になり、血液粘度が上がるために血液が固まりやすくなります。足に血栓ができるのが深部静脈血栓症です。
この血栓が血液の流れに乗っていくと、心臓までは静脈が広がっていきますが、肺に入ると血管が細くなりそこで血栓が詰まってしまいます。これが急性肺動脈血栓塞栓症であり、エコノミークラス症候群と呼ばれるものです。
一般にいう肺塞栓という病気になるわけです。
ところが、覚えておかなければならないことがあります。肺塞栓は医師がとても診断に苦慮する病気なのです。
昨日は地区医師会の年度末会合だったのですが、そこでも「肺塞栓は診断が難しい」ということが話題になっていました。
私は基本が耳鼻科医なので詳細は分かりませんが、心電図異常には決まった形がないようですし、足の血栓の発見には超音波検査が重要なようですが、肺に血栓が飛ぶかどうかを判断することはできません。しかも命に関わる急を要する病気です。
脱水を防ぐことと、軽い運動でもやるようにすることで防ぐことができますので、被災地の方たちには十分な水が早期に供給されることと、避難場所の生活環境改善とともに、早く寒さが緩んで体を動かしやすい状況になるように祈っています。
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2011年03月27日
花粉症の診察から~気づいた予防法について
花粉症を軽くするためには免役の調整をすることが有効です。
当方では漢方薬や、一般の治療薬を用いて治療に努めておりますが、相当の効果が上がっていると思います。今年のように花粉飛散が多い年でも、マスクが不要になったというお話を伺うと、1年間治療してきてよかったと思います。治療をやめても、それだけの体質が残りますしね。
治療薬を使わなくても、食べ物の内容を検討したり、歯科金属を除去したりすることが、有効であるように感じています。
さて、先日気づいたことがあります。女性の服装です。
いつからか、胸の開いた服を着ることが流行?になっています。冬でもそういう服装をしている人が目立ちます。今まであまり考えておりませんでしたが、これは免疫的には良いことではないのです。
頸部から胸部にかけては免役にとって重要な組織である胸腺が存在します。この部分の機能は免疫の調整にとって大変重要であろうと考えています。
皮膚温が下がりますと、内部で潜在感染といって、体内に潜んでいるウイルスなどの微生物の働きが活発になります。この部分は温めて、免疫を高めてやることが、花粉症をはじめとしたアレルギー疾患の治療には有効と考えています。
若い女性はどうしてもファッションに目を奪われがちですが、体のことを考えて、胸の開いた服はできるだけ着ないようにしたいものです。
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2011年03月20日