本日の診療から(忘備録)

1.花粉症の患者さんが増えてきた。そんな中で興味深い患者さんのお話。
「朝症状がでてしまうと、コンタクトレンズが入らなくなってしまうので、その前に目薬をささないとダメなんですよー」
なるほど。そういうこともあるのだな、と思った次第。眼症状が強い場合には朝も内服薬が効いている必要もあるのかなあ。。。

2.22日に外遊びをしていて冷えて鼻水が出ている子が多い印象。土曜日は結構冷えたのかな。

3.喘息由来の副鼻腔炎の患者さん。麻黄剤を使用したところ(葛根湯加川きゅう辛夷)収まりがついた。長期の内服は難しいかもしれないが、抗アレルギー剤よりも明らかに結果がよく、喘息好発時期には有用な方法かもしれない。

2005年01月24日

注射の話

花粉症が今年はひどそうだ。

問い合わせの電話の中で気になることがあった。

X「そちらでは花粉症の注射はできますか?注射すれば症状が出ないと聞いたのですが」

J「その注射で何を注射しているかご存知ですか?」

X「・・・」

まあもちろん、医師を信頼してくれるのは良い。でもせめて自分が何を飲んでいたり、何を注射されているのか、ということは知っていて欲しい。具合が悪くなったときに医師は聞くでしょう。

「薬を飲んだり注射をしたりしませんでしたか?」

これに対して明確に答えられるかどうかはかなり大切なことである。特に急を要するときに答えが得られないと、医師も治療に手間取ることになるだろう。

研修医のときに質問されたことがある。

「注射で最も大切なことは何か?」

私は、痛くないようにするとか、薬を再確認するとか、いろいろ言ってみましたが、全てNG。答えは、

「注射したものを取り返すことができないことを意識すること」でした。

飲み薬は胃洗浄をすれば一部分は取り返せます。でも注射は入った分は戻せません。

そう考えると注射って怖いです。注射する側にもかなりの注意が求められます。

さて、話は戻って花粉症ですが、私たちのクリニックでは即効性の注射の治療はしません。減感作療法といって、丹念に治療する方法があるのですが、それはやっています。安全性をかなり意識して治療を選んでいます。

即効性の注射に関するコメント

2005年01月24日

診察いろいろ

昨日は咳が出ると止まらない人というが多かった。消毒済みの喉を見る鏡が診察終了間際になくなってしまい、あたふたしてしまった。
やっぱり乾燥のためかな、と思う。いわゆる咳喘息ということで喘息治療薬を処方するときもあるのだが、軽症の人に喘息治療薬は少し気が進まない。漢方薬で潤して様子を見るということにしている。

インフルエンザB型が検出された。ノロウイルスに隠れていたが、とうとうやってきたという印象。関係ないが昨日飲んだ仲間で「ノロウイルスって何?」という反応もあった。興味がないとそんなものかもしれない。

そういえば乾燥のために鼻血で来院される人がここ5日くらい多い気がする。

2005年01月18日

ノロウイルス?

今になってよく考えると年末に妙に下痢や嘔吐の風邪の人が多いなあ、と感じた。これはもしかすると今流行のノロウイルスだったのかもしれない。子供たちが多かったので、小児科さんに任せようなんて思っていたのであまり気にもかけなかった。

どうして急にそんなウイルスが出現したのだろうか?加えてインフルエンザにまだ明確な流行がないのも気になる。何か決定的な気候要素があったかしら?いつもと違うのは年末温かかったことであるが、何か関連があるのか?湿度は恐らく例年と変わらないと思うので関連ないだろう。こういう基本的なことからしてまだ明確に分かっていないのだ。

2005年01月16日

塩分を控える話

昨日感じた事だが。

最近、めまいがする人、耳の聞こえが悪い人が多いと感じていた。聴力検査をしてみると、大抵はストレスとか睡眠不足、疲れが関連している、ということで納得するところであろう。しかしどういうわけか、ストレスもないし睡眠不足もない、疲れてもいない、なんて人が少なからず存在することに気づいた。

よくよく聞いてみると、食べすぎていたり、塩分の多い食事をしたり、外食が中心という人たちのようである。日本ではあまり言われないことだと思うが、外国の聴覚平衡の診療では「塩分を摂り過ぎないように」という指導が当たり前のように行われているようだ。それからすると、やはり塩分による水分調節の不調が原因のめまい、難聴であろうか。

正月や年末年始のごたごたで忙しかった影響が今頃になって出ているのかもしれない。やはり健康のためには、正月返上で節制して臨まないとダメだということなのか。それはそれでストレスがたまりそうだなあ(笑)。

2005年01月15日

最近の診察

1.冬になりウイルス性感冒が目立つ毎日だが、単なる感冒なのに首のリンパ腺がやや大きく腫れる人が居るようだ。

2.乾燥肌のかゆみは皮膚を掻いて傷害された部分に神経終末が伸びてくることによる、とテレビで言っていた。これはもしかすると、最近増加した乾性咳やひいてはアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎もみな同じことなのではないだろうか?乾性咳がステロイド吸入剤で止まっていた患者さんに、単なる潤性の漢方薬を使用することでかなり効果を上げている。

2005年01月13日

乾燥社会

診察をしていて感じるのであるが、この世は乾燥社会である。

人の心に潤いがないということもあるのだが、とりあえず物理的に世の中が乾燥しているように感じる。

ストレスで熱がこもって乾燥してしまう人もいる。季節柄気候が乾燥しているので燥湿に疎いとその影響をまともに受けてしまう。西洋建築はエアコンが標準装備になってきているがこれがまた乾きの原因になっている。急激にダイエットして口腔粘膜全体に潤いがなくなってしまうという場合もある。疲れや激しい運動のために水分を保持できずに、あるいは胃もたれのために水分が不足して乾燥するなんてこともある。どこの会社もコンピュータが大切なので湿気はご法度で人間の健康よりも「コンピュータ様のご健康」が大切という状態も存在する。

西洋医学には潤す作用のある薬は少ない。ストレスからメンタル面に働く薬を飲んでいる人も多くなっているが、どちらかというと乾燥にベクトルを持っている薬が多い印象だ。

年々気候も燥湿が激しく変化して健康管理も大変であるが、医師にもそういう面で的確な指導力が求められるのではないだろうか?

2005年01月11日

気圧と関節痛

Medical Tribuneによると、気圧の変化が関節痛に大きく影響を与えているとのこと。気圧に影響されると言われている病気がいくつかある。例えばめまいや低音障害性難聴もそうである。私は従来気圧だと言われても、それは気圧ではなく湿度の影響だと思っていた。東洋医学的にもみな水毒と呼ばれる一群であると思われる(だから湿度の影響だと思っている面もあるが)。本当に気圧の影響なのかなあ。。。気圧では物理的に説明困難だと思うけれど。

2005年01月09日

乾燥注意報

院内の整備のためにたくさん休みをとってしまったが、とうとう新年の仕事が始まった。暖冬のためか暖房がどこもしっかりと効いているためか、汚い鼻水がたくさん出る人は多くない。気になるのは乾燥による症状が出る人が多いことである。

乾燥で何が起こるのか。
まずは咳。乾燥で生じる咳は年々増加していると思う。環境だけでなく、ストレスで熱がこもることも関係がある感じ。だから環境だけ整えても治りが悪いのではないだろうか。この症状には漢方薬を使用している。

それから鼻出血。鼻の中が乾燥して粘膜炎になり血が出てしまうのだ。私はまず加湿器を勧めている。私もいろいろ加湿器を買ってみたが、昔からある湯沸しポットのような単純なものが一番いいと思う。安くなっているし、沸騰してしまえばうるさくないし、適度に部屋が暖まるし、掃除も楽だし、煮沸するので菌をばらまくこともなさそうだ。最近のは特にうるさいのが気になるのであまり使わなくなった。
マスクも有効である。簡単、安上がりで良いのだが、いつもマスクをするわけにもいかず、とくにお子さんには鬱陶しいもののようだ。私もあんまり周囲の乾燥がひどいとマスクをつけるが、普段はちょっと苦手である。

やたら雨が降るときとか、やたら晴れてばかりとか。東京も亜熱帯になったのかと思う時がある。まだまだ冬が寒いけれど。

2005年01月09日

風邪ひき指数

yahooに風邪ひき指数というものを見つけた。これって何を基準にしているの?気温と湿度かな?湿度が低いとウイルスが活発になるとか・・?

http://weather.yahoo.co.jp/weather/jp/expo/cough/13/4410.html

2005年01月04日