みんなの健康管理法4:あるドクターのコラムから
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。今回はみなさんの目に触れることのないとあるドクターのコラムからご紹介してみたいと思います(改変して短くしています)。
「好きなものを食べて飲んで気兼ねなく遊び、仕事もする。それができるように心と体が充実しているのが健康であり、これを目指したい。しかし人間の体はそんなに上手くできておらず、どこかで我慢をしなければ病気になって何もできなくなってしまう。その我慢をどのように各個人が考えるか、それが健康法である。」
このコラムの内容はかなりのドクターの考えを汲んでいると思いますけれど、実は私はこの考え方はちょっと受け容れられません(笑)。
健康は我慢をして得るものでしょうか?病院に行くと(私は病院にいる立場ですけれど)、『あれは止めなさい』『これは我慢しなさい』と言われるのが苦痛ですよね?(笑)
私は健康のために生活を律するということは、生き物として当然の所作であると思っています。子どもたちも、動物たちもみな健康を害するところまでムリをすることはありません。私はそういう態度をいつも見習いたいと思っています。
何かをするために健康でありたい、という思いも分かりますが、健康を大切なものとして維持していくという考え方も大切なのではないでしょうか?
私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。あなたの健康法をlohas@jjclinic.jpまで、是非メールで教えてください。
メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より
2008年01月13日
みんなの健康管理法3:味噌煮込みうどん
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。
3件目はIさんの健康法です。
>予防と言えるほどのものではないのですが、「味噌煮込みうどん」です。
>以前、名古屋での医療講演会の折、漢方の先生が「赤味噌、白ねぎ、ごぼ
>う・ニンジンなどの根菜、鶏肉、うどん…。みな身体を温めるものばかり
>です。少し寒気がするな~とか風邪の引き始めを感じたら、ヘタに薬を飲
>むよりも味噌煮込みうどんですよ」と仰っていました。
>以来、私はちょっと調子が悪くなったら味噌煮込みうどん。実家から赤味
>噌を送ってもらい冷蔵庫に常備しています。精神的に凹んだときも効くの
>ですよ。
「医者に金を払うよりもみそ屋に払え」ということわざが江戸時代にはあったそうです。気になる塩分は案外少ないのだそうです。
味噌|日本文化いろは事典
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は八丁味噌、三州味噌の産地、武田信玄は信州味噌。伊達政宗は仙台味噌と勇猛な武将はいずれも味噌処から生まれているという事実も面白いですね。
みそのマメ知識
味噌の効能を見直しました。私は普段の食事に取り入れていこうと思います。
私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。あなたの健康法をlohas@jjclinic.jpまで、是非メールで教えてください。
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2008年01月06日
(改題)みんなの健康管理法2:「いつも健康だ」宣言
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。先週は「風門穴の利用」でしたが、2件目はRiranさんの健康法です。
>私の健康法は「病気にならない」と決めることです。
>「私はいつも健康だ」と宣言しています。
>今流行りの「引き寄せ」的考え方ですが、
>本当にここ5~6年、風邪ひとつひいていません。
>ほかには特に予防はしていないので、
>気持ちの持ちようは結構大事だと思います。
「引き寄せ」の効果は私も大きいと感じています。病院に繰り返し来る人たちは、自分の症状を流暢に話す人が多いように感じます。
症状を口に出すことで、自己の無意識が「そうか病気だったのか!」と認識して体に変化を与える、ということはあり得ることです。
他人に話をするとすっきりすると思われがちですが、自分の体がそのことに規定されてしまうということは怖いことです。病気の時にはできるだけ寡黙に治癒に向けた努力をすることが良いと私は考えています。
Riranさん、ありがとうございました。
私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。あなたの健康法をlohas@jjclinic.jpまで、是非メールで教えてください。
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2007年12月30日
みんなの風邪予防法1:「風門穴」の利用
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。
先週はナント3件ものメールが寄せられました。ありがとうございました!紙面の都合で今週は1件のみのご紹介です。
1件目はIさんの健康法です。
>私は鍼灸院を訪ねて、風邪予防の鍼を受けることにしています。そのつぼ
>は、「風門」と言う所です。鍼に低周波の30ヘルツの電気を流します。
>おかげで、ほとんど風邪もひいたことがありません!今年もまた週に1度
>の通院を始めています。
背中の上方で正中やや外側に風門というツボがあります。膀胱経という経絡上にあります。経穴の解説にも「風邪が侵入する門」と紹介され、そこへの施術は疎散風寒、清熱調肺の効果があるとのことです。「肺」への効果があるので、風邪だけでなく、皮膚の痒みや、急な鼻水にも効果があるとされているようです。
ツボ、すなわち経穴の名前というのは、それぞれ意味があるので、侮れません。「風門」というツボを覚えておいて損はないでしょう。位置の図はこちらをご覧下さい。
私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。あなたの健康法をlohas@jjclinic.jpまで、是非メールで教えてください。
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2007年12月23日
みんなの病気予防法を掲載するコーナーを作りました
読者のNHさんの風邪予防法がなかなか面白いので掲載してみます。
先日、なんだか風邪を引きそうだなぁと思ったので、キムチ鍋と生姜湯で身体を温め、20分ぐらいのプチ座禅で気の流れを整え(た気になっ)て、湯たんぽと一緒によく眠ったら風邪を引かずにすみました。
私の場合、肩の凝りをほぐしてやると本格的な風邪に移行せずにすむことがあります。このとき、凝りを完全にほぐしてしまおうとするのではなくて、滞っている血液?リンパ?気?の流れの道筋をつけるべく、軽いマッサージか体操で「さ~、流れるんだよ~」ぐらいにしておいて、あとは流れを正常に戻そうとする体の働きにまかせてやったほうが、身体に負担がかからなくて結果が良いような気がします。
自分の体を観察しながらの予防法ですね。みなさんの参考になる部分があるかもしれません。
私はこんなことをしていますっ!ということをメールして下さい。掲載されてしまうかもしれないことをご承知おき下さいね。採用の方へのプレゼントはありません(笑)。lohas@jjclinic.jpまで
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2007年12月08日
インフルエンザワクチンいつやるの?
インフルエンザの季節になりました。私のクリニックでもときどき検査をし、さらに稀に陽性の患者さんがいらっしゃいます。さて・・・
ワクチン接種をいつするのか、これは医療機関側はあまり意識していません。しかし接種する側は、病気の予防でわざわざ、しかも費用を払っていることなので、いろいろ考えてしまうことでしょう。
私も起こしてはならないこととして、接種後のあらゆる苦痛(本当は接種時の痛みも含みたいところです)とタイムロスと肝に銘じています。
インフルエンザさえ生じなければ良い、という医療機関の考え方にはどうも釈然としないものがあります。その後の風邪症状だって辛いですよね?
ご本人の症状と脈診をすれば、まず接種後のトラブルは避けられると今は考えているのですが如何でしょうか?私は予約もしないかわりに、感冒が疑われただけで接種はしません。
いろいろ御意見、ご経験談などもありましたら教えてください。lohas@jjclinic.jpまで。
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2007年11月24日
第5回楽しい中医学倶楽部顛末記
17日17時から薬膳の講習を行いました。
初めての方も多数お集まりいただいたので、どうなることかと思いましたが、最後には和気あいあいと料理がどんどん出来上がっていきました。
蒸し料理の本質について本多先生にご講義もいただきましたし、料理も望外においしくできたので、こちらもたくさんいただきました。
これで楽しい中医学倶楽部は5回シリーズを終えましたが、受け損なってしまった講義の補講を来年も引き続き企画していきます。大阪1日終日講演も企画したいと考えておりますので(まだ分かりませんが(笑))、どうぞご期待くださいね。
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2007年11月18日
世の常識を一度は疑ってみる姿勢~癌について
先週から世の常識を疑ってみるというシリーズの巻頭言を書いています。今週は癌の常識を疑ってみます。
タバコは肺がんととても密接な関係があります。それはまあ良いのですが、果たしてタバコが直接がんを作るのでしょうか?
やっぱり常識的にはタバコが癌を作るのだと思います。西洋医学では扁平上皮化生(粘膜が硬く変化)して、そこに癌ができるというのが常識です。
しかしタバコを吸う人たちは、どこかストレスに弱い感じがするんです(喫煙者の方には失礼ですね。ごめんなさい)。それが癌を作っているとは言えないでしょうか? まあちょっと考えすぎかな?
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2007年11月18日
世の常識を一度は疑ってみる姿勢~認知症
私は世の常識を疑ってみるという姿勢は重要であると思っています。それはたとえ偉い人たちが言っていたとしても、ですよ。
私が今疑っているのは、ひとつはアレルギー、そして癌、さらには認知症のことです。今日は認知症の不思議について問題提起します。
認知症の患者さんは環境が変わることで、認知症が進行するということが世の常識になっています。しかし本当でしょうか?
だって環境が変わるということは本人にとっては大きな刺激になるはずで、認知症が進行する理由にはならないのではないでしょうか?
もしかして、極端に適応能力が低下しているために認知症が進行したように見えているだけなのではないか?と一応疑っているわけです。「ボケが進んだ」と騒いでいるうちにもしかして段々マシになっているのではないですか?確信は持てませんが。
もしもあなたの身の回りでそんなことが起こっていたら教えて下さいね。
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2007年11月11日
ホメオパシーの研修施設のこと(案)
ホメオパシーの講習を引き続き受けています。
そこで思うことは・・・。
「勉強だけでなく、実践経験をもう少し積みたいなあ・・」ということです。
通常の業務の中にホメオパシーを組み入れることは不可能です。そこで研修施設を自分で作ってしまおうか、とも考えています。
大切なのは「実践!」なのはよく分かっていますが、それでさえ簡単なようで、結構難しいのですよ。ただ同じように考えている医師の仲間が増えてきたので、みんなで施設を作るという案もあるのですけれど、ね。
さてさて、どうなりますか。。。
メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より
2007年11月04日