毎月風邪をひいているお子さんについて
小児科で「『毎月風邪をひいているなんておかしい』と言われています」というメールいただきました。
おかしいでしょうか?
子どもの風邪は3日サイクルです(大人は1週間くらいです。この差は新陳代謝の違いと私は思っています)。1週間あれば2回も風邪をひくこともあるのです。特に保育園児の場合にはそういうこともありがちです。
このときに徹底的に抑えにいくか、免疫の対応に任せるかということは、家庭とドクターの考え方によって決まると思います。悩むこともしばしばです。本当は薬は使わず、お子さんの免疫を鍛えることを考えたいのですが・・。
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2007年07月08日
第3回楽しい中医学倶楽部申し込み受付中です
◎第3回楽しい中医学倶楽部
7月14日(土)17:30~20:30 小石川後楽園涵徳亭にて
テーマは「不老長寿」です。まだまだ残席多数です(苦笑)。初めての方でも楽し める内容になるようにしていますので、是非ご参加をご検討下さい。
ご質問はlohas@jjclinic.jpまでお願いします。
セミナーがどんな雰囲気か、以下のサイトをご参考にして下さい。
第1回楽しい中医学倶楽部
第2回楽しい中医学倶楽部
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2007年06月24日
新しい水中セラピー「ワッツ」のご紹介
大好評の「楽しい中医学倶楽部」講師である本多竜平氏が、次なる企画を紹介してくれました。何でも「水中セラピー」というものだそうです。説明はこちら。本多氏の経営する会社です(こんな仕事だったの?(笑))。
(以下、本多氏からの紹介文です)
新しい水中セラピー「ワッツ」の合宿を企画しております。水の浮力を応用して押圧やストレッチを施し、体や心の疲れをほぐします。動画もありますので是非アクセスしてください!
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2007年06月17日
第2回楽しい中医学倶楽部
6月9日18時から3時間、ドクターロハス主催「第2回楽しい中医学倶楽部」が四谷の会議室で開催されました。今回は前回よりも多い15人のご参加をいただきました。
今回の内容は下記のような内容でした。
1)「気」とは何か?
2)「気」に関する実験
3)「気」の性質・・感情から
3)「気」を増す手段
4)「気」を感じよう!
5)「気」を扱う注意点
「気」とは何か?というところでは、○×方式の問題で、本多先生に柔らかく説明していただいたので、どんなものであるのか、だいたいお分かりいただけたでしょう。
私は個人的には、漢字からのイメージが頭に入りやすかったです。米を炊くときに出る蒸気のイメージである「氣」。この文字の上の部分である「气」は流れる雲のイメージであり、雲を流れさせる見えない力が「気」であるいう解説には思わず納得してしまいました。
「気」の実験もしました。
「気」は圧すると熱を生じるということが言われていますが、これを物理実験で証明してみよう!という全く初めての企画でした。これは空気を圧縮することで綿が燃えるという実験だったのですが、実は器具を探すのが一苦労でした。さらに練習のときに火がつかないことがあったりして、火をつけるまではソワソワ落ち着かない気分でした。当日の実験ではうまく火がつきました。こうして生じる熱が体のいろんなところに支障を来たしているということが実感されました。
「気」は感情に大きく左右されるということも、実感に則したものだったので、理解はしやすかったですね。悲嘆にくれる人が病気になりやすいのも、理屈どおりだったので驚きました。
「気」を補うための処方に関して、私は、四君子湯、啓脾湯、帰脾湯を挙げました。また、「血」も補う処方として、十全大補湯と人参養栄湯を挙げ、それぞれ生薬から解説を入れました。
そして実際に「気」を感じるための、気功について実践をしたり、注意点について本多先生に解説していただいたりしました。実際に「気」を感じられた人も多かったです。感じられなかった人も、当日に習った動きを実践していくと段々に感じられるのではないでしょうか?
(写真3)
気功法は「気」をコントロールするために行うものですが、「気」のエネルギーも高まっていますので、いくつかの注意点がありました。体を回る「気」の量が多くなるだけに、コントロールできなくなると、食べられなくなったり、ひどいときには精神的に影響がでるという説明を聞きました。怖いなあ・・。そのようなときに対処するための漢方薬についても解説をいれました。
参加者の感想はこちらです
↓↓
(さらに…)
2007年06月14日
第2回楽しい中医学倶楽部のご報告
第2回楽しい中医学倶楽部を9日夜に開催しました。今回は15名にご参加いただきました。今回が初めて、という方にも楽しんでいただけたものと確信しています!
「病は気から」というテーマでしたが、「気」の流れ、「気」から生まれる熱、「気」の有用性や危険性に関して、視覚的にも体感的にも感じていただけたのではないかと思います。とくに、圧気発火の実験と気功の体験は面白かったのではないでしょうか。
2回目なので主催者側も慣れてきて、進行もスムーズであったと思っています(が、如何だったでしょうか?)。2次会も結構盛り上がり、お酒を飲んでしまった私は四谷に車を停めたまま帰宅することになりました(笑)。
近日中に会の様子をアップしますので、ご期待下さいね。
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2007年06月10日
自分の感覚を大切にしているけれど・・・
今日は偉い先生とお話する機会があったので、理解されないとは思いつつホメオパシー治療について説明を試みました。
しかし反応は予想通りでした。「科学的にはどうなのか?」「論文としては出されているか」「遺伝子との関連は?」「再現性は?」などの質問がたくさん飛んできました。
うーん、やはりそういう観点で見るのか・・・。議論は平行線です。
遺伝子が全ての根本であるかのような風潮が昨今の学会では感じられますが、どこまで信じたら良いのでしょう。治療した感触とか、自分の何気ない思いつきなどが、科学の前に全く無力であることは悲しいことですね。
私は自分の感触(これも科学的なつもりですが)が一番大切なのですが、どこまで守れるかー。
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2007年05月27日
楽しい中医学倶楽部~第3回の会場の下見をしました
おかげさまで、楽しい中医学倶楽部の準備も順調で、先日、第3回の下見をして参りました。
会場は小石川後楽園の涵徳亭というところを考えています。この場所が実に素晴らしく、ひと目見て(本当はその地の空気で)決めてしまいました。やはり環境は重要だと思い知らされます。
テーマは不老長寿についてですが、この会場にいらっしゃるだけで寿命が延びそうな気がしましたよ。サイトをよく見ると小石川後楽園は「中国趣味ゆたかな深山幽園」となっていましたよ。知らなかったー。
涵徳亭
第3回の申し込みは6月上旬にはスタートできると思っています。どうぞ、ご期待下さい。
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2007年05月20日
柔らかい話題
今日は柔らかい話題です。メディカルトリビューン誌から。
紅茶の抗酸化作用、抗炎症作用、血管拡張作用には広範なエビデンスがありますが、牛乳を入れることでカゼインがカテキンの濃度を低下させて血管拡張作用が失わせるとのことです。
結論は「時々は紅茶に牛乳を入れないで飲むように」ですって。余計なお世話だと思いますけれど。
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2007年05月13日
肩こり治療の講座を受けてきました
今日は、鍼の講座に行きました。鍼治療では最も尊敬している筑波技術大学鍼灸学の形井教授の講義と実習でしたので、とても楽しかったですよ。
テーマは肩こりでしたが、前腕に鍼を打ってしばらくすると肩が柔らかくなってくるのがよく分かりました!
これがツボにはまる、ということなのだな、と感心してしまいました。
それと形井教授は柔らかい触診で体のいろんなコリとか凹みを見つけていかれるので本当に驚いてしまいました。自分たちとは観察眼が全く違うということを思い知りましたよ。
まだまだ統合医療修行は続きそうです(ははは・・)。耳鼻科医も全身のことが分からなくてはいけないと思って頑張っています。
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2007年04月22日
第1回楽しい中医学倶楽部
たった今、第1回楽しい中医学倶楽部を終了して、スタッフと食事をして帰宅しました。
とても充実感のある3時間でした。何と言っても、中医学に関して全く知らない人たちを対象に、結構なレベルのことを講義するのですから、準備するのも大変な労力です。
しかし、手ごたえはかなり感じました。やはり普段からメルマガで、東洋医学的な考え方を目にしているからでしょうか。とても難しいところを除いては、かなりのレベルで講義を理解していただいた、少なくとも、中医学の雰囲気を感じていただけたと思っています。
テーマで便秘を選んだのは中医学者の考えを理解するのに、比較的平易な内容だったからでしたが、それでもかなり難しい内容ではありました。
陰陽のこと、五行説のことなど、挙げればキリがないくらい分からないことだらけではあったかもしれませんが、その雰囲気を感じ取っていただければ、今回は成功であると思っています。
そういう意味では内容を掘り下げて中医学的にまとめた割には、かなり分かりやすい内容になっていたように思います。便秘自体も大変に身近な話題であり、みんなにイメージしやすい内容だったのでよかったのではないかと思いました。
本多先生と私です。
次回は「気」の話。気功、呼吸法も考えながら『病は気から』というテーマでお届けしようと考えています。お楽しみに!
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(さらに…)
2007年04月15日