ブログのネタ切れ?
最近、ブログを更新しないから「ネタ切れ??」と思っている人も
いるかもしれないですね。
でもそんなことはないんですよ。
この前からちょっと本気出してメモを取っていると、あっという間に
4ページ目。ブログを書く時間がないんです。メルマガはかなり時間を
取られるし、少しプレッシャーになっているかなとは思います。
医者仲間の間でメルマガの価値を分かってくれる人は少ないけれど、
メルマガは自分の主張が伝わりやすいし、とても大切にしています。
今日もこれからメルマガを書きます!読んでくださいね。
このページの下の方にメルマガの登録口がありますから。
2005年10月21日
テレビ出演
メルマガでは紹介しましたが、来週17日(月曜日)11時半から5分間、「子育てパラダイス」という番組に出ます。テレビ東京系の全国ネットです。以後、数回月曜日に出ますのでお楽しみに!
(ホームページのトップにも書いておこう!)
2005年10月13日
ベビーブック(小学館) 2005年9月号
「すくすく育児プラザ」
~扁桃腺肥大・アデノイド肥大について~
2005年09月30日
気管支炎
気管支炎の患者さんが「気管支炎になりやすくなったのは歳ですかねえ」と私に聞いた。
この問いに対して私は答えを持っていなかったため、自分の経験談を語りつつ自分の考えをまとめようとした。
「私も5年前くらいからなりやすくなった・・・」そう言いながら、ということは大体この患者さんの年齢ってことか、と思っていた。
『やはり30歳を過ぎてくるとなりやすくなるのかな?でも何で??』とは思うのだけれど、簡単に年齢で片付けるのは私の本意ではない。
やはり東洋医学の出番か。皮膚から口腔、気管、肺は東洋医学的には同様のモノ「肺」と称される。私は皮膚がカサカサしてくるのも、気管が傷んでくるのも同じ頃だと思っている。
昔、風邪にとても用心深くなって、梅雨時に結構厚着をしていて結局気管支炎を起こしてしまったという経験がある。恐らく気管が熱してしまい、水分が蒸散してしまったために生じたことだと考えている。
でも実は「肺」が水を保持する能力がなくなってきているのか、あるいは水が循環しなくなってくるのかで「肺」から水分が奪われてしまうのが恐らく病気の本体なのではないだろうか?
だとすると、これが年齢によるものかと言われるとそうかもしれないし、運動不足のためとも言えるかもしれない。乾燥した気候も関係があるかもしれないが、これは前述の自己の経験から気候は補助的要因ではないかと思っている。
夜中になってようやく考えがまとまった。
2005年09月28日
テレビ出演!
「子育てパラダイス」という番組がある。
実は見たことがない(笑)。
知人の小児科の先生から、やってみないか?と言われて快諾した。
実は、この小児科の先生に頼まれると絶対に断れない(さらに笑)。
実はテレビ撮影は2回目。うちのクリニックでの撮影は3度目である。さすがに少し慣れてきて、しゃべっては噛んでしまう前回とは違う。予定より大幅に早く終了できた。
率直に言うと、ちょっとしゃべり足りない(笑)。
なんだかまだ言い残したことがあるような感じがする。
まだほかのテーマでもやりましょう、なんてずうずうしく言ったりして。
楽しかった! オンエアは10月下旬とのこと。
2005年09月18日
病診連携
病診連携という言葉があります。
病院と診療所が連携して患者さんが重症化したら←、治ってきたら→、という感じで、患者さんに適切な施設で診察をしていただく、というものです。
当地で病診連携がうまくいっているか、というと否だと思っています。
それは何ででしょうか?
以前、私は逆の立場で病診連携を行っておりました。病院の耳鼻科主催で勉強会や懇親会をして、近隣の耳鼻科診療所が全て閉まるまで積極的に救急対応をしましたし、患者さんのやりとりは頻繁に行われておりました。病院医師と開業医の全員が顔見知りであり、病院に連携室なんてものはありませんでしたが、病診連携は上手くいっていたと思います。
現状は、いろんな病院の病診連携室から診療案内が来たり、外来担当表が来たり、紹介用紙が来たりするわけです。でもみんな病院の都合が良い様に囲い込みをするために、いろんな書類が送られてきているように感じてしまいます。
本来の連携は大きい病院の医師が開業医をまとめて、診療支援をしていく、というのが本来の姿なのではないでしょうか?どんな人が自分の患者さんの診察をするのか分からない、病診連携室まで責任者の名前もない、ということでは本当の連携など夢のまた夢、送られてきた書類は紙の無駄としか思えません。
今日は辛口コメントでした。
2005年09月13日
めまい
どうも台風のせいか、めまいの患者さんが激増しています。
気圧のせいだと言う人もいますが、東洋医学的には湿度のせいだろうと思っています。
ここのところムシムシします。暑くはなくなったけれど、その分湿度が高くなってなんだかいつまでも暮らしにくい気候です。
気象庁 | 昨日までのデータ(統計値)によると
平均現地気圧 平均海面気圧 平均気温 最高気温 最低気温 平均相対湿度 最小相対湿度
1日1012.0 1016.2 27.3 31.3 23.3 62 42
2日1010.7 1014.8 28.3 32.4 24.2 59 36
3日1009.2 1013.4 28.2 32.1 25.3 64 44
4日1009.7 1013.9 26.7 30.8 22.6 73 55
5日1011.0 1015.2 23.8 25.4 22.3 84 78
6日1010.1 1014.3 24.6 27.6 22.0 84 76
やはり現地気圧は変化がなく、気温が下がったのと、湿度が上がったことが要因だと思います。以前から最小相対湿度が高くなったときに発症しているように感じています。
ただ、めまいの場合には明らかにストレスが要因になっている人と、今回のように気象に関連して起こっている人の2通りを考えなくてはなりません。ただ、東洋医学的にはどちらも水毒であり、同じことです。
ストレス性の場合にはストレスを除くことが一番効果的です。一方、気象に関連がより強い人は、水をめぐらせる処方が有用だと感じています。
2005年09月08日
読者100人!おめでとう!!
私は7月からメールマガジンを書いている。
実践ロハス生活~これであなたも医者いらず~
まあ、本当に医者が不要になるのは困るのだが(苦笑)、そういうお手伝いは医師にしかできないだろうと考えて、身近の生活の話題を素の視点から考えている。
早期の対処法を指導するだけで、無駄に薬を消費しなくてすむ。
身になる生活指導をすることで、無駄に医療材料を消費しないですむ。
本当に効果のある薬を見抜くことで、投薬量を最小にすることができる。
ひいては健康面で自立することができれば、まさにこれはロハスである。
そう考えてメルマガの題を上のようにしたのである。
現実に読者を集めるのはとても大変なのです。どうかこのブログを読んだ人は読者になってください!このページにも登録口があります。もしも読者なら1日1人(ちょっと多いか・・?)巻き込んで下さい。みなさんよろしくお願いします!
でもとうとう100人か。嬉しいな。でもまだまだだな。
2005年09月06日
経穴(ツボ)
昨日から経穴を勉強し始めた。
日々メールマガジンに追われてすごしていたが、少しだけ余裕ができてきた。そこで選んだのはやはり東洋医学である。
ツボは今までほとんど知らない領域である。しかしこの本に出会ってから経穴について勉強してみようという気になってきた。
漢方医として、私は病をこう思う(中田薫、源草社、2005/08)
ちょっと専門家向けのようでもあるが、一般の人でも勉強すると手が届くくらいの内容である。これくらいの書籍が私の勉強にはちょうどいい。
少しだけかじっているアロマセラピーとつながる箇所を見つけたり、経穴も具体的に自分で試したり、結構楽しい部分が多い。
私に中医学を教えてくださった仙頭先生がおっしゃっていることだが、病気は常に変化しているので、それぞれに診て、考えて、それぞれに治療内容を考えていかなくてはならない。
そういう意味では、手持ちの駒がたくさんあるほうが圧倒的に有利である。だからアロマセラピーなのであり、だから今回の経穴の勉強なのである。
2005年09月06日
アレルギーっぽいんです
鼻水がでて、どうもアレルギーっぽいんです、という患者さんがいる。
「アレルギーっぽい」と思う根拠は希薄だと思うが、それにしてもアレルギーという言葉の威力はすごい。説明するときにアレルギーという言葉を使うと「やっぱりそうですか」なんて納得されてしまう。
先日、「いやああ、アレルギーっぽいいがらっぽさがあってー」なんて話を聞いたときにはひっくり返りそうになった。
でも、何でもアレルギーのせいにしてしまっていないだろうか?
現実に、最近のほとんどの鼻水患者さんが風邪の鼻水である。「抗アレルギー剤が効かないんですよ」と言いながら、それでもアレルギーと信じている患者さんが多いことには驚かされる。
風邪の初期とアレルギーの症状は確かに見分けがつきにくい。でも風邪で鼻水が出るのは初期のみなので、風邪の初期でないことが判明したら初めてアレルギーを疑い始めるのが診察の常道であると私は思っている。
血液検査が陽性だからといって、8月になったからといって、すぐにブタクサアレルギーだ!ということにはならないのである。医療者側にも血液検査偏重の傾向があるので、要注意であると思う。
2005年08月27日