今日の中医学講座は六腑の講義でした
旧メルマガ「実践ロハス生活!~これであなたも医者いらず~」の173号から181号まで、五臓に関する詳細な講義録をお届けしました。
バックナンバーを参照してください。
五臓とは、腎、肝、心、脾、肺の五臓器を指します。ただの臓器なのですが、中医学では、それぞれの臓器が性格をもっています。であるが故に、それぞれの性格の陥りやすい病態があり、それぞれを表現した絵画や音楽について、考えられる、というところが面白いわけです(マニア向けですが・・)。
今日は六腑について、前回同様に私の尊敬する下谷先生に講義をいただきました。これから整理して、みなさんにもエッセンスをお分けしようと思います。お楽しみに!
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2009年03月29日
歯の治療を始めた理由とは・・?
私、歯の治療を始めました。
虫歯ではありません。金属除去をしてみようと思いつきました。いつも参加しているセミナーで、諸先生方のお話を聞いているうちに、
「自分も2-3種類の歯科金属が入っているけれど、除いた方が良いのかな」と漠然と思い、行動あるのみ!ということで、知り合いになった、たくさんのことを教えてくださるS先生にお願いすることにしました。
S先生は、私の気の乱れについて丁寧に教えて下さいました。どうも、左半身の機能が亢進していてバランスが悪く、歯科金属も少なからず影響しているらしいのです。先生は波動の検査などでそのことを示して下さいました。
実はS先生ですが、そういう治療を続けているうちに、気の乱れが目で見ても分かるようになってしまったそうです。カッコいい!!(おかしい?)
私もそういうレベルで日々診察をしたいものだと常々思っています。治療はまだ続きますので、後日談をいずれ書くことになるでしょう。
東京近郊で、原因不明の疾病をお持ちで、歯の状態があまり良くない方へ。もしもご興味がございましたら、S先生をご紹介しますよ。
ご意見ご感想がございましたらlohas@jjclinic.jpまで!
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2009年03月21日
ある病院の見学に行きました~アレルギー治療
先日、ある病院の見学をさせていただきました。混乱を避けるため、病院名は明かしませんが、なかなかの衝撃的な内容でした。
巻頭にアレルギーと癌の治療方法について言及したのは、実はこの病院で見た治療内容に関連しています。この病院では明確な治療方針を患者さんに伝えています。
アレルギーは感染症をまず治し、その次に金属や化学物質などの汚染があればそれを除いていく、という方針でした。実に明確です。この考え方の妙味は2点あります。
1.アレルギーは感染が関係しているという私の実感に沿う考え方である。
2.アレルギーも癌も異物を体外に出すプロセスと考えることができるので、 確固たる治療法方が見つからない現状、ときに自然治癒してしまう両者
の性質を上手く説明している。
私はアレルギーがストレスによる粘膜乾燥が、粘膜過敏性を増したのではないかと考えていますが、これと感染+汚染という考え方も成り立つように感じています。
この件に関しては、まだまだ考えていく必要がありそうです。
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2009年02月15日
催眠療法へのコメント~瞑想の方法を教えて下さい!
催眠療法についてはいろんなコメントをいただきました。注目度が高いのか
もしれませんね。自分と向き合うひとつの手段と考えればよいと思います。
Sさんのメール
> 家にいつとき、そして、バスの中で、2種類の前世をふっと、思い出し
> た経験があります。バスは大勢の乗客がいました。家は、一人の時です。
> 催眠術とか退行療法をしなくても思い出す場合があると、経験上思って
> います。
そうかもしれませんね。瞑想などもそのひとつの手段でしょう。Sさんのよ
うに日常の中で見えることもあっても良いでしょうね。
Oさんのメール
> 前世療法受けられたのですね。わたしは、10年前に受けました。四千
> 年前のエジプトにタイムトラベル・・楽しかったです。
私はいつの時代のどこに行ったのか、今一歩明確ではありませんでした。相
当はっきりとそれが見えていたのですね。すごいです。楽しそう。
Eさんのメール
> 催眠療法に、早速私も申し込んでみました。ドキドキです。
Eさんは行動派ですねえ。またどのような感想をもたれたか教えてください。
Tさんのメール
> 私はいつも3-4種の夢を度々見ます。現実では体験した覚えのない場
> 面なので、前世に関係があるのでは・・・と思ったりします。
前世と関係があるかもしれませんね。夢を見るということが不思議な現象で
すからね、そういう考えも成り立ちます。
みなさん、コメントありがとうございました~。さて、
日ごろ、自分に向き合うのに瞑想が良いということを複数の方から伺います。
どのような方法、環境、時間などなどにやっているのかを教えて下さい。私
は寝る前にやろうとするのですが、なかなか上手く行かないのです。皆さん
いろんな工夫があるでしょうから。よろしくお願いいたします。
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2009年02月08日
無意識の自分について~催眠療法
私は無意識の自分にとても興味をもっています。自分の能力を伸ばすのも、制限するのも、無意識の自分だと考えているからです。
先日、私はここで催眠療法を受けてきました。担当してくれたのは女優でもある宮崎ますみさんです。
ホリスティックワーク
催眠状態に誘導されたとき、最初は、催眠状態なの??って感じでした。どうも意識はあるのだけれど動けない、周りの音は聞こえるし、大きな声で返答すると起きてしまいそうな感じでちょっと不安な始まりでした。
誘導されていると、いろんな場面が浮かんできました。それが自分の勝手な想像でなくて、無意識の自分が答えてくれていると確信が持てたのは、壁の向こう側にいる無意識の自分と交流し、体が熱くなってからでした。
前世をたどることになりましたが、どの場面も比較的孤独で、風景もアラブの田舎町のような寂しいところばかりでした。そして必ず景色のどこかに高い壁か門がありました。
自分の魂?には、その壁(恐らく私の抱えている困難のことだと思います)をとにかく何も考えずに登ること、そして孤独のように見えるけれど、実は一人ではないことを教えられました。自分の魂の姿は見えませんでしたけれど、とにかく体がカーッと熱くなりました。
映像に動きと音声があまりなかったことが残念でしたが、初回にしてはまあまあだったのかな?と自分では勝手に思っています。
人生に行き詰った時にも解決策が得られそうだと感じました。また受けてみたいと思いました。
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2009年02月01日
波動医学に取り組み始めました
波動医学ってご存知でしょうか?
私が最近取り組み始めた医学です。こんな本があります。以前に紹介したつもりでしたが、まだでしたか・・?
この分野にもいろいろすべきことがあるのです。かなりの難病に取り組まれている先生方も少なからずいらっしゃいます。私もコンピュータに近づくとあまり感じが良くありません。その傾向は体調が悪い時の方が顕著です。
波動調整をどういう方に行うべきなのか、それが分かるようになったら、わが耳鼻科でも波動医学の診療をしてみたいと思っています。
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2009年01月24日
風邪のツボ~風門と風池
以前に風邪は風門から体に入ると書きました。
この風門(ふうもん)に鍼を刺して、低周波治療をして風邪の予防をしているという方もいらっしゃいました。
風門は文字の示すごとく、風邪(ふうじゃ)の入る門ということですから、見ただけで風邪(かぜ)に関係するツボなんだな、と分かります。
風邪とツボの関係をもう少し詳しく見てみると、風門だけでなく風池(ふうち)も風邪(ふうじゃ)が溜まっているところの意味があり、とても重要なツボのようです。
せんねん灸のホームページを見ると、風邪に関連する重要なツボが紹介されていました。ツボの場所が分かりやすく示されています。
風池は風門に続き侵される場所のようです。風池に風邪(ふうじゃ)留まっている間は、まだ風邪(ふうじゃ)が体の表面にある状態ということです。従って、この段階で風邪を処理すれば、風邪の早期治癒が望めます。
風邪(ふうじゃ)は風池から体の奥に入るようですが(未確認です)、風門の下にある肺兪というツボからも体の中に入ることもあるようで、このときには風邪が重症化するということのようです。
まだ少し未確認な部分がありますので、よく確認してみようと思います。どうやって確認しようか・・(悩)。
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2008年12月21日
治療に利用できるかな?~冷たい牛乳
忘年会シーズンですね。私もあと3つの忘年会を残しています。
私の場合、忘年会で困るのは、お酒を飲んだ後の頭痛です。飲まなきゃ良いのですが、盛り上がっている席で、自分だけ蚊帳の外になるのは嫌ですからつい、飲めないのに飲んでしまうわけです。
先日、たかが日本酒1合で結構な頭痛がしてしまい、その時にさっさと頭痛薬を飲めば良いのですが、何故かいろいろ工夫をしてしまうわけです(笑)。
「飲酒後の頭痛は、酒のエネルギーが頭に集まりすぎて、いわゆる『気滞』の状態で痛くなるのだよな。」
な~んて。頭痛が激しくしている割に冷静にいろいろ考えます。
「この頭にたまったエネルギーを散らすには、気を下げるモノ・・・。ならば、『冷たい牛乳』だ!」
ご存知の通り、冷たい牛乳を飲むとお腹が緩くなります。冷たくて、しかも乳糖で下痢しやすいものなので、お腹が緩くなるというのが一般的解釈です。
しかし東洋医学だと、気の流れが下向きに強く働くからお腹が緩くなると考えられます。
実際に私は冷たい牛乳を飲んで寝たところ、翌日、とてもすっきりと頭痛もなく目覚めました。良かったーっと思い、翌日診察を始めましたが、実は気が下がってしまっていたので、午前中は力が入らず困りました(苦笑)。
でも、めまいとか、耳の湿疹とか、のぼせなど。気詰まりで生じていると思われる症状を一時的に冷たい牛乳で取ることが可能かもしれないな、と思いました。急な時には薬が手元にありませんものね。
もちろん冷たい牛乳は胃腸に良くないと思いますので、たくさん飲み過ぎないようにしましょう。
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2008年12月14日
風邪の治り方について~胃腸の弱い人の治り
久し振りに得意(?)な風邪の話題です。
風邪で来院される患者さんは多いのですが、風邪の初期をきちんと捉えて、しかも、忙しい中、きっちり来院される方は本当に少数です。
大半の方は、のどの痛みが強くなってから来院されます。のどが痛くなって1~2日なのに、脈を診た上で「もう5~6日経過している」と指摘すると、たいていの場合「そういえば1週間前に旅行で疲れて・・」などという話が出てくるものです。
何とか初期症状に気づき、短時間の対応で風邪を撃退するためには、自分の初期症状が何かを、少し深く考える必要があります。
だるい、疲れる、眠い、鼻がぐすぐすする、寒い。これくらいでしょうか。
熱はこの症状の後からですし、喉の痛みはさらに後になることが多いです。特に疲れている時にだけ、喉の痛みが初期症状になることもありますが。
さて、では風邪の終わりについて考えてみたことがありますでしょうか?
ふつうはないですよね?
風邪は何となく終わるものでしょうか?
私が「風邪が終わったな」と感じるのは、鼻、口、喉に水分が均等に分布して(再分布して)、各所の渇きがとれ、咳がなくなり、鋭い脈が元の優しい脈に戻った時です。
この水の再分布は東洋医学的には胃腸の働きであると考えます。従って、風邪が治りきらない、咳が続く、という人には、胃弱の人が多いのではないでしょうか?絶対の確信はありませんが、論理的にはあり得ると思います。
胃弱かどうかのポイントは、食べた分だけ太るかどうか、です。
風邪の治りの悪さと胃弱の関係は、最近、気づいたことなので、これからもこの点について深く観察していこうと考えています。
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2008年11月29日
大麻に関する話題~麻子仁について
今週は大麻取締法違反による検挙者が話題になっていました。各大学が薬物乱用対策を発表するなど、特に大学の混乱が目立ちました。
大麻は国により、あるいは州により対応が異なりますので、甘くみてしまうのかもしれませんが、ラジオで聞いた範囲ではシンガポールなどは死刑になることもあるそうで(事実未確認)、当然大麻には厳しい国の方が多いです。
大麻のことをいろいろ調べてみますと、面白いことがたくさん分かります。
大麻取締法違反になるのは、大麻草およびその製品です。大麻草の成熟した茎や種はその対象にはならないそうです。
大麻の種・・。
栄養価が高いと聞いたので、きっと薬膳辞典にあるに違いないと思い「大麻」をひいていましたが、載っていません。
前出のサイトを読み進めていくと、何と、麻子仁(ましにん)という生薬が実は大麻種子であることが分かり驚きました。
麻子仁丸という漢方処方は便秘の有名な処方で、うちのクリニックでも数人が使用しているものですが、大麻種子の油成分が便を潤滑にして、排泄しやすくするという漢方薬なのですね。
「仁」という文字は、種子の胚乳を示します。
杏仁(きょうにん)=アンズの種子・桃仁(とうにん)=モモの種子
といった具合です。麻子仁が何の種子であるかを考えたことがなかったので、とっても驚きましたよ。
麻子仁(薬膳素材辞典より)
性質:平甘淡 帰経(効能の出る場所):脾・胃・大腸
働き:補虚滋養、潤腸通便:力がないのを補い、養う。便をスムーズに出す。
この種は酒のつまみに良いそうです。でもビールだと下痢しそうだな(笑)。
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2008年11月23日