新アレルギー外来開設予定?~より深い世界へ
湿疹のひどい患者さんが来られました。しばし絶句するほどひどいのです。耳の湿疹でしたので一通り通常の処置をまず行いました。
処置だけでも普通ではここまでしないかな?というほど徹底的に処置します。これで「また来て下さいね」でも良かったのですが、あまりに重症のため、治るまでかなり時間がかかるかあまり良い治りが期待できない印象でした。
治りの遅い患者さんを診察するのは辛いものです。そこでバイオレゾナンス法を用いて化学物質汚染と真菌感染という判断を下して内服薬を選択しました。
以前から「化学物質って具体的には何かなー?」という気持ちがありました。「保存料や添加物に気をつけて下さいね」とは言っても、それを全て除外して生きていくこと、現実にはかなりの困難が予想されます。
そこで実験的に化学物質や有機物の約60種のサンプルを購入しました。それに触れた状態で免疫がどれだけ不調になるか確認したところ、半定量的に診断することができました。う~ん、面白い。。。
ちなみにその患者さんは、免疫の状態を乱すと思われるものは、食用油、砂糖、人工甘味料、添加物+保存料ということになりました。
そのサンプルを使って初めて気づいたのですが、食品はかなり細かく分類されていました。しかし、添加物とか保存料は、そこに何が含まれているか書かれているものの、その中のどれかを見極めるには、別のセットが必要になります。
そのセットが揃ったら新アレルギー外来をすることができそうです。
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2009年08月29日
(続)がんの診療で考えさせられること
先日がんの診察で、癌のときに出てくる波動が検出されるから、がん専門病院に行った方が良い、ということを話しました。
その専門病院の先生は実はとても波動医学にも柔軟だったようで、いろいろ話を聞いてくれたそうです。
でも、「しかし、形になっているがんしか、こちらでは治療できないのです」と言われました。
いくらこちらでがんを未病の状態で見つけても、専門病院が未病治療をできるわけではないので、最適な発症予防方法をこちらで見つけて実践してあげないといけないのだ!ということに気づきました。
必死でいろいろ調べて、ビタミンCのサプリメントをお渡ししました。さてどうなりますか。
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2009年07月25日
慢性病は複合要因であることが多いのですね
病気のいろいろが分かるに従って、いやまだまだ奥はあるのでしょうけれど、慢性病が治りにくいのは、要因が複合的に絡み合っているからであると分かってきました。
私の母が足の浮腫みをずっと訴えていて、種々の浮腫みがとれそうな漢方薬を試したのですが、全く効果がなかったのです。
ある日、果物を食べた後、むくみが悪くなっているのに気づき、微生物の感染であることに気づきました。
そこでその微生物を処理して、今度は良くなったかな?と思うと、あまり良くなった感じがしないということなのです。
実はどうも体全体に魚摂取によると思われる重金属汚染があったようです。日本人は魚をたくさん食べるので、水銀汚染が2人に1人はあるとのこと。そして足にも水銀が沈着していて、血流障害を生じて、免疫力が低下して微生物汚染になっていたようです。
漢方薬で金属を解毒していくと、だんだん足のむくみが取れてきました。と同時に全身の調子が快方に向かっているように見えます。
余談ですが、水俣病(水銀汚染の病気です)の救済が拡大したようです。よかったですね(ニュース記事故、ウェブ魚拓とTinyURLを使用しています)。
慢性病の場合、どうしても治療効果がいま一つだな、と感じることも少なくありません。しかし本当は慢性病も注意深くみると、ひとつひとつ玉ねぎの皮を剥ぐように治していかれるものなのかもしれません。
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2009年07月19日
私の金属デトックス
私はデトックスをしています。デトックスを真剣に始めたきっかけは、波動診断ができるようになりたかったからです。波動診断は自分の持っている異常が検出できないという欠点があります。そこから始まりました。
水銀汚染を指摘されましたので、金属デトックスをしています。これはサプリメントを使用しています。歯科金属を除いている途中でもあります。現在3本目と4本目の治療中です。
この効果のほどは分かりませんが、確かに波動診断が容易にできるようにはなりました。それと恐らく左半身の興奮状態(特殊検査で判明しました)が金属の影響がなくなったことで解消した、と思っています。
汗をかくと良いと聞きましたので、入浴時に半身浴にして、少し汗をかくようにしています。急にやり過ぎると、潤い成分を失うことになるので、少しずつにしています。
先日、耳鳴がとれずにいつもいらっしゃる患者さんの波動診断をしたところ耳から金属の波動が検出されましたので(正確に言うと、金属が原因の免疫反応と思われる波動です)、耳鳴と関係があるかどうかは分からないというお話をして、自分のものと同じサプリメントをお譲りしました。
どうなるのかとても興味がありますよ~。
最近、欲しい人がいるかもしれないと、金属除去用のサプリメントを院内に置いてあったのです(笑)。
みなさんにそういう診断をしているわけではありませんが、金属に関するエピソードや、検査所見がある場合には、魚食も制限させていただいています。いくらデトックスしても、入ってきてしまったら何もなりませんから。
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2009年06月28日
波動検査
患者さんにご協力いただいて、ビタミンCが本当に風邪に効果があるのか、とか、ニュージーランドの原住民マオリが使っているハーブにどんな効果があるのか、波動検査をして確認しているところです。
波動検査には科学的根拠はないのですが、かなり有用である実感があります。今後、難しい病気の治療にもだんだん挑んでいきたいです。
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2009年06月21日
栄養療法ことはじめ
本来、中医学の六腑の講義について書く予定だったのですが、どうしても書いておきたいことがあり、予定を変更します。
実は・・栄養療法について、大変な興味が湧いています(はあ?)。今年の下半期は全て栄養の勉強で行こうと決意しました(・・・)。括弧内は皆さんの予想される反応です(笑)。
私の娘のことなのです。たくさん食べているし、それなりに体重も増えているから栄養障害とは思えない。でも、かなり疲れやすいようで、どうしたのかな?といつも思っていました。
先日、抗加齢医学会で聞いた栄養学の講義がとても鮮明に頭に残っており、それを娘に適応してみました。すると、ビタミンBと鉄の不足があるようです。
がーん。
早速、ビタミンBのサプリメントを取り寄せて、まず自分で飲んでみました。飲んだ印象は、体から熱が生まれる感じでした。何か現代人に足りない感覚なのではないでしょうか?
いまどきの食べ物には栄養素が足りないと言われています。これが分かりやすいサイトだと思います。
娘もビタミンBを飲んだら、1日で疲れにくい(ホントか・・?)と言っています。いろんな精神疾患の方たちも、実は栄養障害ということがあるようです。
ご講演下さった溝口クリニックの溝口先生のサイトはこちらです。気になる症状がある方は一度見てみては如何でしょうか?
私も今年は勉強をして、来年になったら、みなさんのご相談に乗れるようになっておこうと思います。
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2009年06月14日
(続)キレーション療法に関すること
先週、キレーション療法の勉強をしているという話をしました。
まだその続きをしておりますが、なかなか面白いですね。私にとって特に興味深いのは重金属汚染のところです。主なものとして、水銀、鉛、砒素、カドミウム、アルミニウム、タングステンだそうです。
日本人は水銀の蓄積量が多いとされているようです。西洋人の約6倍とか。2005年に厚生労働省が「妊婦への魚介類の摂食と水銀に関する注意事項」を発表したのは記憶に新しいところです。
でも一方で「国民衛生の動向2008年版」を見ても、重金属汚染に関する資料があまり挙げられていないという現実もあります。
魚ではマグロとメカジキに水銀はたくさん含まれているとのことです。サーモンには少ないというデータもあるようです。
歯科で利用されているアマルガムという金属も水銀中毒の原因とされています。私も先日の歯科治療で、アマルガムとパラジウムという金属を除去しました。ちょっと怖いくらいの内容が書かれていますが、このサイトは参考になるでしょう。
慢性的な重金属による症状としては、疲れやすい、肌荒れ、むくみ、便秘や下痢、冷え性、肩こり、めまい、しびれ等々が挙げられています。これってどこにでもあるような症状ですよね。誰でもが持っていそう。
キレーション療法の勉強の中では、それぞれの人をどのように診断し、どう評価していくか、というところまで、詳しく解説されています。まだもう少し勉強していきます。参考サイトは以下です。
ご意見ご感想がございましたらlohas@jjclinic.jpまで!
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2009年04月19日
サプリメント表示を読み解く~重要ポイントは3つ
【宣伝】私の友人、吉村和敏さんの写真集「PASTORAL」アマゾンにも登場しました。彼の見る光の色は、私たちが探しても見つからないものばかりです。
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休みの日に何をしているのですか?と聞かれることがあります。実は家族にも聞かれます(苦笑)。先日は家族サービスの前に2時間の講習を受けてきました。サプリメントに関する講習です。
私はサプリメントのことをあまり知らないので、やや否定的な部分もあるのですが、食物に含まれる栄養素が減少していると言われている昨今、サプリメントを補助食品として考えるべきかな、と少し考えが変わってきています。
サイト検索で見つけたサプリメント表示の読み方です。
なかなかよくできたサイトだ思います。ひどい成分表示のサプリメントもあるものですね。私が習ったところによると、ポイントは3つです。
1.原材料名は含有量が多い順に並べられていること
たとえば、それを知っていると実は、添加物がたくさんで、必要な成分があまり含まれていない、などの情報を簡単に得ることができます。成分量は概ね「日本人の食事摂取基準」に基づいてデザインされているようです。これを読む時に単位を間違えないようにしましょう。日本の基準は諸外国に比べると相当に低値であるとのことでした。
2.使用されているのが、天然由来の成分か、人工物か?
天然のものから抽出されたものは吸収も良いようです。人工の栄養素を否定するつもりもありませんが、何でも人工のもので固められているものはどうも口にする気がしません。どのように天然であることを見抜くかについては、このサイトを参考にされると良いでしょう。
3.そもそも表示は正しいのか?
製造場所、製造番号があるかどうかの確認はもちろん、表示全部の合計重量を確認したいものです。はじめに示したサイトのN0.1の例のように、成分重量を合計したら、総重量を超えてしまうということも少なくないようです。
恐らくサプリメントは安価では作れません。効果がすぐに明確になるものでないので、つい安売りのサプリメントに目が向きがちですが、安くてもお金を払って石油由来の人工物をずっと摂取するということがないようにしたいものです。
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2009年04月12日
歯の治療を始めた理由とは・・?
私、歯の治療を始めました。
虫歯ではありません。金属除去をしてみようと思いつきました。いつも参加しているセミナーで、諸先生方のお話を聞いているうちに、
「自分も2-3種類の歯科金属が入っているけれど、除いた方が良いのかな」と漠然と思い、行動あるのみ!ということで、知り合いになった、たくさんのことを教えてくださるS先生にお願いすることにしました。
S先生は、私の気の乱れについて丁寧に教えて下さいました。どうも、左半身の機能が亢進していてバランスが悪く、歯科金属も少なからず影響しているらしいのです。先生は波動の検査などでそのことを示して下さいました。
実はS先生ですが、そういう治療を続けているうちに、気の乱れが目で見ても分かるようになってしまったそうです。カッコいい!!(おかしい?)
私もそういうレベルで日々診察をしたいものだと常々思っています。治療はまだ続きますので、後日談をいずれ書くことになるでしょう。
東京近郊で、原因不明の疾病をお持ちで、歯の状態があまり良くない方へ。もしもご興味がございましたら、S先生をご紹介しますよ。
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2009年03月21日
ある病院の見学に行きました~アレルギー治療
先日、ある病院の見学をさせていただきました。混乱を避けるため、病院名は明かしませんが、なかなかの衝撃的な内容でした。
巻頭にアレルギーと癌の治療方法について言及したのは、実はこの病院で見た治療内容に関連しています。この病院では明確な治療方針を患者さんに伝えています。
アレルギーは感染症をまず治し、その次に金属や化学物質などの汚染があればそれを除いていく、という方針でした。実に明確です。この考え方の妙味は2点あります。
1.アレルギーは感染が関係しているという私の実感に沿う考え方である。
2.アレルギーも癌も異物を体外に出すプロセスと考えることができるので、 確固たる治療法方が見つからない現状、ときに自然治癒してしまう両者
の性質を上手く説明している。
私はアレルギーがストレスによる粘膜乾燥が、粘膜過敏性を増したのではないかと考えていますが、これと感染+汚染という考え方も成り立つように感じています。
この件に関しては、まだまだ考えていく必要がありそうです。
お気づきのことがありましたら、ご遠慮なくlohas@jjclinic.jpまで!
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2009年02月15日