みんなの健康管理法10~寝るときの工夫
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。ありがたいことに数人の方がご自分の健康法を教えてくださいました。ありがとうございます!さて、では始めます。
Fさんの健康法
> わたしは掛け布団と綿毛布で寝ています。
> 綿毛布は首と肩にきっちりと巻きつけるように当て、毛布と上の布団の
> 間に顔をうずめます。冷たい空気が入らないので、結構効きます。
Fさん、ありがとうございます。
私はマスクをしたまま寝ていると、ちょっと高音多湿になりすぎなのではないかと考えています。多くの人が、寝たときにはマスクをつけていたのに、起きてみたらマスクはどこかに行っていた、ということを言っておられましたが、私はそれで丁度よいのではないかと考えています。
練るときマスクのアンケートのコメントでちわわんこさんが、
> 口だけカバーするようにマスクをしています。(鼻にはかけない) 口の
> 中が乾燥しないので風邪予防にはなっていると思います。
ということをおっしゃっていましたが、これなら気道が熱を帯びたときや、多湿になりすぎたら、鼻呼吸に切り替わるかもしれないと、ちょっと面白いと思いました。
最近、読者になられた方は、下記の読者アンケートの結果をご覧下さいね。
「あなたは風邪の予防のためにマスクをして寝ることに賛成ですか?」
私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。あなたの健康法をlohas@jjclinic.jpまで、是非メールで教えてください。皆さんのメールが頼りです!
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2008年02月23日
みんなの健康管理法9~鼻呼吸を維持するための方法
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。
ありがたいことに数人の方がご自分の健康法を教えてくださいました。ありがとうございます!さて、では始めます。
Funaさんの健康法です。
> 私は寒くても、部屋の空気が悪くても、声を出しても、運動して口呼吸
> しても喉が乾燥して、喉がイガイガしてしまいます。さらにここ数年筋
> 力が衰えたせいか、横になって寝ていても口を開けてしまい、喉がカラ
> カラです。マスクをつけて寝てもいつの間にかはずしてしまいます。絆
> 創膏で口が開かないようにしてもうまくいきませんでした。
いろいろ苦労されているようですね。顎の筋力が弱って口を開くということがあるのかどうか分かりませんが、寝ているときに少し鼻が詰まるのかもしれませんね。
> 研究(笑)を続けた結果、昨年からうつぶせに寝ることで喉のイガイガ
> からは解放されています。効果抜群です。
いろいろやられたのですね。そういう自分で考え、努力することは私も大好きですよ。決して無駄にはなりません。うつぶせ寝なら鼻呼吸になりますものね。鼻呼吸はヨガでも重要視されていますよ。鼻から吸気して、そのあと口からの呼気時に気が流れるのだったかな?加湿とホコリをトラップするだけではないと思いますので、是非みなさんも鼻呼吸を見直してみてください。
> しかし、うつぶせに寝ると時々首が痛くなるのが玉に瑕です。
> 今は首が痛くならないよう訓練中です。
こういうオチもありましたか。また今後の研究成果も期待しています。
Funaさん、ありがとうございました
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2008年02月16日
みんなの健康管理法8
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。
Sさんの健康法は・・・
> 私の風邪予防の健康法は、喉がイガイガすると思ったら、龍角散入りの
> のど飴をなめて、ビタミン系のホットドリンクを飲みます。
なるほど。私もいがいがして風邪に気づくことがあります。それだけで終わってしまうと風邪にかかったのかどうか自分でもよく分からないことがあります。ビタミンならCを多めに摂るのが良いでしょうね。あと暖かいものを飲むのも良いと思いますよ。
> 鼻うがいもしています。普通の水道水でしています。かなり予防になって
> いると実感しています。
鼻うがいも良いと思います。蓄膿の人に特に良いでしょう。ただ薬局で生理食塩水を購入してやった方が良いですね。水道水では刺激が強いのではないでしょうか?
あくまで個人的な意見ですが、花粉症対策として鼻を洗うのは賛成しかねます。そのときの症状は軽くなると思いますが、対花粉の最初のバリアである鼻汁粘液は流れてしまい、鼻粘膜に直接花粉がつくことになると思います。花粉症そのものはひどくなりやすいような気がしています。
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(現在、ネタ切れ中(笑))
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2008年02月10日
みんなの健康管理法6:食卓での心がけ
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。今回は前述のMIさんからのメールです。
> 私の健康法は、風邪というより、胃腸に負担をかけないため、ですが
> 食事の際には
> ・よく噛む(30回ぐらい)
> ・食べることに集中する(テレビ厳禁)
> ・話す内容は楽しいことにする(難しい話、嫌な話はしない)
MIさん、ありがとうございます。楽しい雰囲気は大切でしょうね。そしてよく噛むことは健康法としてはよく指摘されるところです。
http://www.k-salad.com/kids/kidsfood/008.shtml
-私も噛む事は健康によいと思っていますが、ではどう良いのでしょう?
これは意外と難しいですよ。どのサイトを見ても、噛む事が健康に良いという前提で書かれています。消化吸収を助けるとか、脳を刺激するとか書いてありますけれど、いまひとつ説得力がありません。
その中で私が「あー、これかな?」と選んだのは、姿勢を保つ筋肉などを動かすことになるから、というものです。私はこの説明の方が何となく真実に近い感じがしましたが、みなさんはどう思われましたか?
http://www2.health.ne.jp/library/3000/w3000315.html
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2008年01月27日
みんなの健康管理法5:カイロの利用にはご注意!
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。今回は読者のMさんからのメールです。
> 一般的な風邪への対策は、実は案外個人差が大きいような気がします。
> 私の場合は、肩・首の凝りがひどい、かすかな頭痛などが初期症状です。
> その時点で、麻黄の入った市販薬をのんで、寝るときに首筋にパジャマ
> の襟を立てた上から「はるカイロ」を貼ると比較的効果があります。
> (本当は就寝時にはカイロは貼らないようと注意書きがあるのですが)
Mさん、ありがとうございます。凝りと頭痛を初期症状として感じられるということですが、かなり敏感だと思います。このように喉が痛くなる前に風邪だと気づきたいものです。風邪が軽く済みます。
さて、いくつかの注意点がありますよ。
麻黄の入った市販薬を使用するとのことですが、効能を確実にするためには暖かいお湯で飲む、ドリンク剤ならば冷やさないで飲むことが大切です。薬効が全く違うように感じるでしょう。
それと麻黄の入ったものは、胃腸の弱い人、妊婦や授乳をしている人は避けた方が無難です。診察室では処方することもあるのですが、おススメできません。
それと貼るカイロは、低温やけどにならないように十分に取り扱いを注意する必要がありますから、利用される方はよろしくお願いいたします。
カイロ工業会ホームページから「低温やけどにご注意下さい」
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2008年01月19日
みんなの健康管理法4:あるドクターのコラムから
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。今回はみなさんの目に触れることのないとあるドクターのコラムからご紹介してみたいと思います(改変して短くしています)。
「好きなものを食べて飲んで気兼ねなく遊び、仕事もする。それができるように心と体が充実しているのが健康であり、これを目指したい。しかし人間の体はそんなに上手くできておらず、どこかで我慢をしなければ病気になって何もできなくなってしまう。その我慢をどのように各個人が考えるか、それが健康法である。」
このコラムの内容はかなりのドクターの考えを汲んでいると思いますけれど、実は私はこの考え方はちょっと受け容れられません(笑)。
健康は我慢をして得るものでしょうか?病院に行くと(私は病院にいる立場ですけれど)、『あれは止めなさい』『これは我慢しなさい』と言われるのが苦痛ですよね?(笑)
私は健康のために生活を律するということは、生き物として当然の所作であると思っています。子どもたちも、動物たちもみな健康を害するところまでムリをすることはありません。私はそういう態度をいつも見習いたいと思っています。
何かをするために健康でありたい、という思いも分かりますが、健康を大切なものとして維持していくという考え方も大切なのではないでしょうか?
私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。あなたの健康法をlohas@jjclinic.jpまで、是非メールで教えてください。
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2008年01月13日
みんなの風邪予防法1:「風門穴」の利用
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。
先週はナント3件ものメールが寄せられました。ありがとうございました!紙面の都合で今週は1件のみのご紹介です。
1件目はIさんの健康法です。
>私は鍼灸院を訪ねて、風邪予防の鍼を受けることにしています。そのつぼ
>は、「風門」と言う所です。鍼に低周波の30ヘルツの電気を流します。
>おかげで、ほとんど風邪もひいたことがありません!今年もまた週に1度
>の通院を始めています。
背中の上方で正中やや外側に風門というツボがあります。膀胱経という経絡上にあります。経穴の解説にも「風邪が侵入する門」と紹介され、そこへの施術は疎散風寒、清熱調肺の効果があるとのことです。「肺」への効果があるので、風邪だけでなく、皮膚の痒みや、急な鼻水にも効果があるとされているようです。
ツボ、すなわち経穴の名前というのは、それぞれ意味があるので、侮れません。「風門」というツボを覚えておいて損はないでしょう。位置の図はこちらをご覧下さい。
私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。あなたの健康法をlohas@jjclinic.jpまで、是非メールで教えてください。
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2007年12月23日
みんなの病気予防法を掲載するコーナーを作りました
読者のNHさんの風邪予防法がなかなか面白いので掲載してみます。
先日、なんだか風邪を引きそうだなぁと思ったので、キムチ鍋と生姜湯で身体を温め、20分ぐらいのプチ座禅で気の流れを整え(た気になっ)て、湯たんぽと一緒によく眠ったら風邪を引かずにすみました。
私の場合、肩の凝りをほぐしてやると本格的な風邪に移行せずにすむことがあります。このとき、凝りを完全にほぐしてしまおうとするのではなくて、滞っている血液?リンパ?気?の流れの道筋をつけるべく、軽いマッサージか体操で「さ~、流れるんだよ~」ぐらいにしておいて、あとは流れを正常に戻そうとする体の働きにまかせてやったほうが、身体に負担がかからなくて結果が良いような気がします。
自分の体を観察しながらの予防法ですね。みなさんの参考になる部分があるかもしれません。
私はこんなことをしていますっ!ということをメールして下さい。掲載されてしまうかもしれないことをご承知おき下さいね。採用の方へのプレゼントはありません(笑)。lohas@jjclinic.jpまで
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2007年12月08日
インフルエンザワクチンいつやるの?
インフルエンザの季節になりました。私のクリニックでもときどき検査をし、さらに稀に陽性の患者さんがいらっしゃいます。さて・・・
ワクチン接種をいつするのか、これは医療機関側はあまり意識していません。しかし接種する側は、病気の予防でわざわざ、しかも費用を払っていることなので、いろいろ考えてしまうことでしょう。
私も起こしてはならないこととして、接種後のあらゆる苦痛(本当は接種時の痛みも含みたいところです)とタイムロスと肝に銘じています。
インフルエンザさえ生じなければ良い、という医療機関の考え方にはどうも釈然としないものがあります。その後の風邪症状だって辛いですよね?
ご本人の症状と脈診をすれば、まず接種後のトラブルは避けられると今は考えているのですが如何でしょうか?私は予約もしないかわりに、感冒が疑われただけで接種はしません。
いろいろ御意見、ご経験談などもありましたら教えてください。lohas@jjclinic.jpまで。
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2007年11月24日
世の常識を一度は疑ってみる姿勢~癌について
先週から世の常識を疑ってみるというシリーズの巻頭言を書いています。今週は癌の常識を疑ってみます。
タバコは肺がんととても密接な関係があります。それはまあ良いのですが、果たしてタバコが直接がんを作るのでしょうか?
やっぱり常識的にはタバコが癌を作るのだと思います。西洋医学では扁平上皮化生(粘膜が硬く変化)して、そこに癌ができるというのが常識です。
しかしタバコを吸う人たちは、どこかストレスに弱い感じがするんです(喫煙者の方には失礼ですね。ごめんなさい)。それが癌を作っているとは言えないでしょうか? まあちょっと考えすぎかな?
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2007年11月18日