過敏症外来を始めました

 先日、化学物質汚染でアレルギー症状がでているというお話をした患者さんから、その化学物質を調べたいというお申し出がありました。

 実はホームページにもどこにも書いておりませんが、それは可能です。

 先日、その物質のサンプルをドイツから購入しました。いろんな化学物質の粉がガラス管に入っている、というものです。

 患者さんにはそのサンプルをひとつずつ触れていただき、こちらでは免疫に影響のある波動の乱れをキャッチするという検査をしました。

 保存料、香料、洗剤、溶剤、色素、難燃剤、樹脂等々、50程度の物質で波動の乱れを見ます。

 さすがに半分くらいのところで私も疲れてしまい、しばしの休憩を頂きましたが、それなりの結果が出て良かったです。

 実は、いろんな物質に体は反応するのではないか?と予想をしていましたが、さすがに生活の中でもよく使われている、安全と言われているものが多いためか、そういうことはありませんでした。

 でも検査中も、検査後しばらくしても、私自身は気分が悪かったです。やはり有害?化学物質を扱うことになるので、自分にその悪い波動が影響を与えたのかな?と感じました。だから1日に一人しか検査できそうもありません。

 ご興味がある方はlohas@jjclinic.jpまでお願いします。

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2010年01月23日

からだの強い弱いの判断~私の思考プロセス

 西洋医学と同時に、中医学は私の診察の基本ですので、どうしても患者さんが強い体質なのか、弱い体質なのか知りたくなります。

 先日、屈強そうな大柄な男性(Aさん)がクリニックに現れて、慢性的に副鼻腔炎(いわゆる蓄膿です)の状態であることを私に話しました。

 体つきから見て、私は考えました。

 「仕事で毎日遅くまで頑張って、付き合い酒も多いのだろう。睡眠不足もありそうだし、のぼせた状態だろうな。蓄膿もそれが原因かな?」

 私はストレスを測るときには脈を必ず取ります。脈に強い緊張が走っていると、何が原因かは分かりませんが、体に緊張を与えるストレスがあると言えます。

 実際に脈を取ると、「ふーん、意外~。」脈の緊張はあるけれど、大したことはなく、それよりも気になるのは、その体格であるのに脈が触れにくい部分がある事です。脈が触れないのはそこに相当する臓器が弱点を抱えている事を意味しています。今回は腎(生命力)に問題がありそうです。

 私「もしかして疲れやすい?」

 A『そうですね。足腰が弱い気がしています』

 私「下半身が冷えたりする?」

 A『足はかなり冷えます』

 私「・・・(えええ~っ!本当・・?)」

 仕事は忙しく、ストレスもあるのですが、それに対応できるだけの体の強さが備わっていないということが分かりました。治療はこれからですが、中医学の視点がなければ治せなかったかもしれません。

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2010年01月16日

間違いなさそう~風邪のときの軽症インフルエンザ

 先日、風邪をひいているときにインフルエンザにかかると軽症で済むというお話をしました。その後も注意深く観察しておりますが、そういう目で見ているためか、軽症のインフルエンザを多数発見することができます。

 風邪の自然経過は頭にはいっておりますので、その経過からずれている場合、インフルエンザを積極的に疑うようにしております。

 もっとも、インフルエンザの患者さんが診察椅子に座ると、問診をしている間に大抵は(おそらくインフルエンザの波動を受けて)気分が悪くなってきますので気がつきます。相変わらずヘルペスの波動とは区別できません(苦笑)。

 たとえば、のどが痛くなり、のどが渇いてきて咳がでるようになってから、熱はないがだるさが増してきた、気管支炎がある、というような場合です。

 風邪から生じる気管支炎のときに多少上気するようなことはあります。でも風邪としては終わりに近い段階(のどが渇いてきます)になり、熱がたとえなくてもだるさはあってはならない症状です。今週はこのパターンで2人の熱なしインフルエンザ患者さんを見つけました。

 インフルエンザは熱がなくても、だるさが強かったら疑ってよい病気であることは覚えておきましょう。

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2010年01月10日

体のエネルギーと肉体の関連について

 私は日常的に波動診断も使いますので、薬の使い方が世間の常識と少しズレることがあります。薬を見る見方がずれているからかも知れません。

 今日は、モノは形と波動(エネルギー)でできているという仮定で話します。

 どうも見ていると、薬は3つに分類されるように思います。あくまでも私の個人的意見としてお聞き下さい。

 1.肉体にもエネルギーとしても好ましく働く薬
 2.肉体にはそこそこ良くしか働かないが、エネルギーとして好ましい薬
 3.肉体には良く働くが、エネルギーとしてはやや好ましくない薬

 2.は薬としてあまり薬に立ちそうにないですが、昔の薬でこういうモノがあるように思います。今日は特に1と3の比較を中心に考えます。

 いずれも現状の肉体に対してはプラス面がでますので、薬としては問題ないと判断されるでしょう。しかし3番目の「エネルギーとしては好ましくない」薬は、蓄積した時にどうなるのかしら・・?と思うことがあります。

 具体的な薬の名前を挙げると、銀座あたりで狙撃されてしまうかもしれないので口を閉ざしますが(笑)、添加物が多数入っている薬はそのような傾向があるように感じます。

 例えば現在の抗インフルエンザ治療薬2種類はともに、肉体にもエネルギーとしても好ましいものです。ウイルスは小さい分、波動としての性質をより大きく持っているのでしょう。肉体にだけ好ましく作用するわけではないようです。

 多数の薬を飲むのは心配です。エネルギー的には良くないものが入ってしまう可能性が大きくなるからです。それを打ち消して余りある良いエネルギーをもった薬が偶然に合わさらないと、薬全体の効果が殺がれるからです。

 変なことを考えながら年が明けました。

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2010年01月03日

外来担当表

2013年1月現在

      午前         午後         備考

月曜日 岩村医師      小山医師
      院長          院長(月2回、非常勤医師に代わります)        

火曜日  非常勤医師     非常勤医師
      院長          院長
            
水曜日 岩村医師      非常勤医師
      院長          院長

木曜日 相田医師       休診         補聴器外来は第1週と第3週のみです。
      院長(補聴器外来)

金曜日 岩村医師      相田医師
      院長          院長

土曜日 岩村医師など交代制
      院長

2010年01月01日

インフルエンザ感染を軽く済ませるために(邪道)

 インフルエンザの患者さんを毎日のように診察しています。

 風邪について詳しく勉強してきて良かったなーと思うことがあります。それは、風邪の一般的経過を厳密に考えていくと、その流れから外れている症状、例えば喉が痛くなって口も少し渇いてきて、もう風邪が終わりの様相なのにだるいなど、不自然な症状がきちんと拾えるからです。

 不自然な症状の人にインフルエンザの検査を(波動検査で、ですけれど)すると、インフルエンザ陽性のことがとても多いです。

 熱が出るかどうか、ということが皆さんの一番の判断基準だと思います。

 しかし、これではダメです。だるさを重視した方が漏れはありません。

 ここで少し考えたいのは、どうして熱が上がる人と上がらない人がいるのかということです。

 ワクチンを打った人が軽くて済んでいる、という意見もあります。確かにそういう面はあると思うので否定はしません。でもそれだけではないものを感じるのです。それは何か・・?

 細胞は同時にふたつのウイルスの感染を許しません。これがポイントです。

 風邪をひいているときを考えてみましょう。通常のウイルスが後からやってきたなら、拒否するか、一部共存して病状も特に変化しないのだと思います。

 しかしインフルエンザウイルスが後からやってきた場合には、ウイルスが強い力を持っているので、共存したとしても、元の風邪のウイルスが出していた症状よりも症状が強く出始めるのではないかと思います。

 ただ既に感染が成立している細胞には、後発のインフルエンザウイルスは広がりにくいため、シャープな症状は出にくいのではないかと想像します。風邪をひいている上に、だるくなった、熱がポンと上がった、などの軽い症状だけで済んでいるのは、ウイルス感染が既にある人ばかりのように見受けます。

 科学的な証拠はありませんが、元の風邪、後追いの風邪を一つ一つ診断した印象として、かなり確からしい情報だと考えています。

 もしも本当なら、風邪をひいておくことがインフルエンザの重症化を防ぐひとつの方法であるとも考えます。もちろん邪道ですので、そのような状態を目指さないで下さいね(笑)。

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2009年12月27日

現在の患者さんの動向について ~ 各科協調して

 先週のメルマガに対するコメントを内科のT先生が寄せてくれました。ありがとうございます!記事に少し現場と異なる部分があるようです。

 > 最近は、一般内科開業医でも心療内科的病態を患った方がかなり増えて
 > いる印象です。病因は複合的で、経済情勢や重金属汚染など様々でしょ
 > うが、場(国全体?)が悪くなっているような気がします。

 私は抗うつ剤や、高脂血症治療薬が患者増加の一因であるという考えに賛成と書きましたが、実数として増加しているし、要因は複合的であることを忘れてはいけないということですね。

 > 今では20歳台の人の高脂血症や脂肪肝はあたりまえ、10歳台でも高脂
 > 血症をしばしば認めます。当たり前の運動量や脂肪摂取量、間食の取り
 > 方の修正だけでも相当の効果があります。

 私は高脂血症の基準値がコロコロ変わるのが気に入らなかったのですが、これも脳梗塞予防の観点からそうなっているなど、理由があるようですね。事情を知らないで誤った解釈をしているようです。

 > 各医療の診断・治療体系はそれぞれに存在意義があり、それらを尊重し
 > ながらお互いに連係することがこれから重要になると思います。

 私は既存医療に対して批判的な部分を多く持っているので(笑)、こういう「現実をきちんと見よ!」という意味合いのコメントをいただくのは大変に有難かったです。ありがとうございました。

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2009年12月13日

漢方薬がこれからも医療保険で処方できるように

 本日は緊急で重要なお願いからです。署名のお願いです。

 行政刷新会議の事業仕分け作業で、漢方薬を医療保険から外す動きがあるそうです。私と当方の職員は電子署名または通常の署名を行いました。

 漢方薬が自費診療だと、私のクリニックでも半数程度の人が、満足な診療を受けられなくなってしまいます。みなさんもぜひぜひ署名して下さいませ
 
 携帯電話のサイトもあるそうです。

 みなさんのご協力をお願いいたします!

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2009年11月29日

扁桃腺炎を起こす人、気管支炎を起こす人

 耳鼻科の診療をしていて、以前からとても疑問にも思っていることがあります。それは、扁桃腺炎が何故起こるのか?ということです。

 今日書くことは、教科書などには全く出ていない、私の私見であることを、あらかじめお断りしておきます。

 風邪をひいて、ウイルスなどを撃退するために体に熱が生まれますが、その後始末として、熱を処理することを余儀なくされます。

 その後始末とは、膿がでることなのです。

 中耳炎や副鼻腔炎は頭にたまった熱を処理するために生じる現象です。中耳とか副鼻腔は、頭の中心の方まで入り込んでいるので、頭の熱を処理するのに大変都合よくできています。

 気管支炎も起こりますが、これは喉頭(のど仏のあたり)から気管にかけての熱を処理しているのだろうと思います。

 ところが、風邪をひくと扁桃腺に炎症を起こす人がいます。若い人、とくに男性に多い気がします。

 扁桃腺は派手に膿が出ないので、熱の処理としてはとても効率が悪いように思います。そうか・・だから熱が出てバランスをとってるのかもしれません。

 中耳炎と副鼻腔炎ではなく、気管支炎が起こる人、扁桃腺炎が起こる人とはどういう人なのでしょうか?

 私は経絡にヒントがあるのではないかと考えています。ツボのことです。

 関連する経絡に元々不調があるので、風邪の熱がスムーズに処理されずに、そういう炎症が起こるのではないかと考えています。

 炎症を起こしやすい部分から、詰まっている経絡を想定して、鍼を打つのが体質の改善としては劇的に効果がでるのではないかと予想しています。

 まだ研究が足りないので、詳細をお話できませんが、いずれそういう診療も取り入れていきたいと思います。

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2009年11月15日

何故なし診療2 ~ アレルギー疾患

 「何故なし診療」は本当に深刻です。

 アレルギーもそのひとつです。

 これも大切だとは思いますが、自分の体がどの物質に反応するのか、とても気になるわけです。それを避ければ症状が出ないのですから。

 でも、どうしてアレルギーになったの?

 この視点が欠けているのがどうも気になります。

 世の中全体のスピードが速くなっていて、段々熟成されてできたアレルギーのような病気はとても治療が難しくなっています。

 一度薬を飲んで効果がないと、患者さんは不満なので、症状を即効性に抑える抗アレルギー剤を処方せざるを得ないこともしばしばです。私も新人の頃ら、抗アレルギー薬の治療がスタンダードと教育されてきたので、世の医師たちも皆、抗アレルギー剤を当たり前に使います。

 抗アレルギー剤も必要な薬ですが、治療がそれだけ、というのはおかしいということを言いたいわけです。

 あと、時間がないのも困ります。アレルギーの患者さんは以前よりも増えています。しかし仕事が速く進むわけではないので、考える時間が短くなるのは必然です。

 それに、完治へのアプローチは、あれはダメ、これは摂ってとやたら煩雑で、その割に、効果はゆるゆるとしか感じられません。ゆるゆるとしか治って来ないと、何だかダメ医師のように自分でも感じられてしまいます。これは信念をもって治療に当たるしかないことです。

 いつからか、咳が続く患者さんが多くなり、これも「咳喘息」とか「アレルギー性○○炎」とか言われるようになりました。喘息の吸入薬や抗アレルギー薬を使用するのが当たり前になっていますが、どうしてそういう患者さんが増えているの?という視点を他の医師から聞くことは少ないです。

 単純ですけれど、睡眠の重要性やストレスを除くこと、休養の重要性を患者さんに説明する医師が増えてくることを望みます。

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2009年11月01日