【アーユルヴェーダ】 第17回 ~ 肌の若返りについて8

 ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、17回目です。

 肌の若返りについて、8回目です。肌のしわに使われるハーブは、サンダルウッド、マンジュスタ、インディアン・サルサパリラ、ベチバーでしたね。

 今日は肌荒れの治療について考えてみます。

 肌のうるおいは、皮膚上の汗腺と皮脂腺双方の働きにより保たれており、これらの分泌物が肌を健康に保っています。分泌物の量と濃度は状況により変化し得るものであり、分泌物の変化が肌荒れを引き起こすこともあります。

 遺伝、湿度、気温などは肌のうるおいに影響を与える要因です。また、大麦hordeolum vulgare)のように、肌荒れの原因となる食べ物があることをアーユルヴェーダは述べています。

 ブッソウゲ(仏桑花・扶桑花Hibiscus rosa sinunsesハイビスカスの一種)から作られたオイルは肌荒れに効果的です。食事にカード(Curd;一晩発酵させたミルク、ヨーグルトの一種)や、ギー(Ghee;浄化、沸騰させたバター)を加えることで、適度な皮脂のある健康な肌を保つことができます。

 来週もお楽しみに!

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2010年02月06日

【栄養療法】今日は最近気になったナイアシンの解説です

 ナイアシンという物質をご存知でしょうか?昔はビタミンB3とも言われていました。最近、この物質がどうも気になります。何故なら家族に飲ませてようかと思っていますし、これから忙しい季節の会計事務所の方がナイアシンを買い求めに当方にやってきたということもあります。

 (注)いわゆるナイアシンはナイアシンとナイアシンアミドの総称とご理解下さい。

 一般にナイアシンは通常の食事をしていれば不足はしないとされます。また、肝臓で合成可能なので、サプリメントは不要という考え方もあります。参考サイト

 ナイアシンが不足しないって本当でしょうか・・?

 すごくたくさんの生体の反応に関わっている補酵素です。DNAの修復や、エネルギー代謝のときに大量に必要とされます。世の中がいろいろ複雑になっていますから、生体恒常性を保つために、従来よりもたくさん必要になっている補酵素なのかもしれません。

 私のようにストレス性(自覚ないけど・・)に溶血している人はビタミンCとビタミンEが有効なのですが、ナイアシンアミドを投与することによって溶血を防ぐことができるのだそうです。いろんなストレスに有効なのですね!

 アルコールは代謝されるときにナイアシンを材料とする補酵素が必要になるので、ナイアシン不足になります。さらに肝臓がダメージを受けると、ナイアシンが肝臓で作られなくなり、さらい不足が深刻化します。

 これは私の意見ですが、いろんなストレスにさらされている現代、ナイアシンの需要は増しているのではないでしょうか?ストレスからアルコールをつい口にしてしまう人も少なくないでしょうし、ナイアシンが多く含まれているとされるかつお節もずいぶん食べる回数が減りましたし・・。

 ナイアシン不足では、LDH(乳酸デヒドロゲナーゼ)という酵素が上手く働かなくなります。その結果たまった乳酸は筋肉ではLDHにより分解されず、肝臓でブドウ糖の材料となるのです。乳酸がたまる傾向になるので慢性疲労状態になり、うつ病と診断されていることもあると思います。疲れがある人でLDHの検査値が低めに出ている人はナイアシン不足を疑います。

 調べていてびっくりしたことがあります。ナイアシンには高コレステロールを改善し、HDL(善玉コレステロール)を増加させ、動脈硬化を抑制する作用があります。また、ナイアシンアミドはインスリン分泌を上昇させ、血糖をもコントロールするとあります。

 でも内科の先生は「ナイアシンを使いましょう」とは言わないみたいですね。理由は何かな?

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2010年01月31日

【アーユルヴェーダ】第16回 ~ 肌の若返りについて7

 ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、16回目です。

 肌の若返りについて、7回目です。肌のしわに使われるハーブを挙げます。

 1)Santalum album (Sandal tree, Chandana)サンダルウッド
 2)Rubia cordifolia (Indian Madder, Manjishtha)マンジュスタ
 3)Hemidesmus indicus (Indian Sarsaparilla, Anantamul)
 4)Vetiveria zizanoides(Vetiver)ベチバー

 先週は3)のインディアン・サルサパリラに関してご説明しました。血液の浄化と特に泌尿器系の改善が目を引きました。皮膚の浮腫みにも効果があるかもしれません。

 さて、今週は4)のVetiveria zizanoidesですが、インドでは「静寂の油」と言われているそうです。心が乱れているときに自分を取り戻す、精神と大地をつなぎ、目的意識を持たせてくれる役目を果たす精油と書かれています。(「アーユルヴェーダとアロマテラピー」ライト・ミラーら著、上馬場和夫監訳)

 ヴァータを減らし、ピッタとカパを増やす作用があるので、まさに安定のための精油と言えるのではないでしょうか。

 免疫増強作用や抗炎症作用があるようですが、肌には乾燥肌、脂性肌、にきびにも使われるようです。皮膚の老化や消耗にも使用されるとのことで、まさに肌の若返りにぴったりの気がします。不眠、産後のうつ、拒食症にも効果があるので、女性が使用する機会が多いかも知れません。

 このサイトの店主が、ブログから、ベティバーのファンであり、面白いです。私はベチバーに、全ての基盤、五行の「土」の印象を持ちました。どうでしょう?

 来週もお楽しみに!

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2010年01月31日

【アーユルヴェーダ】 第15回 ~ 肌の若返りについて6

 ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、15回目です。

 肌の若返りについて、6回目です。肌のしわに使われるハーブを挙げます。

 1)Santalum album (Sandal tree, Chandana)サンダルウッド
 2)Rubia cordifolia (Indian Madder, Manjishtha)マンジュスタ
 3)Hemidesmus indicus (Indian Sarsaparilla, Anantamul)
 4)Vetiveria sezanoidsなど

 先週はマンジュスタをご紹介しました。早速、マンジュスタを購入したという読者さんからのメールをご紹介します。

 > マンジュスタのパウダーを注文しました。
 > 3袋買ったので、手作り石鹸と薬酒を作ろうと思います。

 早速、ハーブを試しているのですね。そう、何でも体験してみることです。私も相当いろんなことをしていますが、やるほどにやりたいことが出てきてしまいます。まあそれはさておき、今日の本題に行きます。

 3)Hemidesmus indicus (Indian Sarsaparilla, Anantamul)
 先週も触れたとおり、インディアン・サルサパリラに関しては、手元資料がなく、日本語のサイトも良いものがないため、英語サイトを参照しました。英語サイトは説明それぞれがコピーではないため、日本のサイトよりも面白いかもしれません(読むのが大変ですが(汗))。
  参考サイト1   参考サイト2

 このハーブはインドで長年、梅毒への効能が用いられてきました。イギリスに紹介されたのは19世紀のことだそうです。

 現在言われている効能としては、栄養状態の改善、血液の浄化、発汗促進、泌尿器系の改善(尿量増加を通じて)、エネルギー増進が挙げられています。

 皮膚に関しては、慢性皮膚疾患と慢性潰瘍への効能が書かれています。私は血液、汗、泌尿器と水に関連する部分が綺麗になるという印象を持ちました。皮膚の浮腫みなどにも効果があるのではないでしょうか。

 販売サイトを見ると、このハーブは泌尿器系をサポートしながら、皮膚を健全に保つと書かれています。すべての体質に効果がありますが、特にピッタの異常に対し有効で、消化管、関節、神経、再生系のピッタの過剰を冷まして除く冷性のハーブのようです(ピッタ:規律的感情的性質)。したがって、イライラや怒りのようなマイナス感情をなくしていくのに使われてきた伝統もあるようです。ちなみにこのサイトでは230g1300円程度です。

 私もピッタ優位な体質なので、Hemidesmus indicusは合うと思っています。
 そういえば、いままで紹介した3つのハーブはみな冷性ですね。

 来週もお楽しみに!

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2010年01月23日

【栄養療法】閑話休題 私の3ヶ月の栄養療法の結果について

 ビタミンCをはじめとした抗酸化物質についてコメントしてきました。今週はグルタチオンの解説をするつもりでしたが、予定を変更して、頭が疲れない内容をお送りします。

 私自身が3ヶ月間の厳しい(?)指導に従い、食事の採り方に気をつけて、サプリメントを摂取して、3ヵ月後の診断を受けました。

 まず先日予告したとおり、間接ビリルビン値が下がり(1.15→0.82)、ビタミンEの効果を実感しました。でもまだ赤血球を作る働きが強い、つまりそれだけ壊れている赤血球がある、ということから、ビタミンEは続けることになっています。

 さらに、たんぱく質の摂取が順調であることがアルブミン値(4→4.5)と尿素窒素値(15.9→18.5)の変化からも分かります。アルブミンの材料はたんぱく質なので、少し高く感じられるかもしれませんが4.5程度が至適と考えられます。

 また、種々のたんぱく質が不要になり排泄されるときに尿素窒素が生じますので、たんぱく質の出納がある程度回り始めると尿素窒素の値も20に近いところまで少し上がります。たんぱく質がどんどん壊されて尿素窒素が20よりも高い値になるのは困りますが、たんぱく質が順調に作られずに値がすごく低い方を数多く見かけます。

 HDLコレステロール値が66→57と少し減少傾向なので、今回はEPA(エイコサペンタエン酸)を摂取することになりました。カルシウムも減少傾向がある(9.7→9.2)ため、カルシウムとマグネシウムの合剤も摂取してみます。これは(少し自信なし)カルシウムばかり摂取すると、反比例してマグネシウムが減少してしまうために合剤で摂取するのだと思います。

 みな、そんなに悪い数値でない所謂正常範囲なのですが、至適値という観点をもつと、まだまだ健康になれそうです。どうかな?

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2010年01月23日

【アーユルヴェーダ】 第14回 ~ 肌の若返りについて5

 ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、14回目です。

 肌の若返りについて、5回目です。

 今週は皮膚のシワを予防するハーブについて、ドクターディネーシュに解説
 していただきます。肌のしわに使われる主に使われるハーブは次のものです。

 1)Santalum album (Sandal tree, Chandana)
 2)Rubia cordifolia (Indian Madder, Manjishtha)
 3)Hemidesmus indicus (Indian Sarsaparilla, Anantamul)
 4)Vetiveria sezanoidsなど

 先週はサンダルウッドをご紹介しました。今週はマンジュスタについてです。

 2)Rubia cordifolia (Indian Madder, マンジュスタ)

 性質はサンダルウッドと同じく冷性です。やはり「火」であるピッタを収める作用があるようです。血液を浄化する作用が強く、砕石作用、通経作用もあるため、月経にまつわる病気、結石に関する病気、各種臓器のあらゆる炎症に有効です。

 皮膚のしわに有効なのは、恐らく血液のうっ滞が強く解消され、通経作用により、栄養が皮膚表面まで十分に届くことによるのではないかと思います。また、皮膚の脱色、炎症、火傷などにも有効性が認められています。

 他のハーブにはあまり見られない「抗腫瘍作用」も謳われており、血液浄化作用から、良性悪性を問わずに腫瘍を破壊するようです。

 以上の作用を中医学でかんがえてみましょう。

 中薬では、マンジェスタは清熱解毒薬に相当します。マンジェスタはアカネ目の植物ですので、近い関係にあるのは同じアカネ目の金銀花でしょう。

 金銀花の葉と茎は忍冬(にんどう)と呼ばれ、静岡県では忍冬酒が作られています。私も買ったことがありますよ。琥珀色の香り高いお酒です。

 熱毒は皮膚にかゆみ、化膿、ニキビなどを生じるので、清熱解毒薬である、マンジェスタも、忍冬も皮膚に有効なのでしょう。

 アーユルヴェーダの薬草学の中で、マンジェスタは最良の血液浄化剤と言われているそうですよ。

 来週はHemidesmus indicus (Indian Sarsaparilla, Anantamul) インディアンサルサパリラの解説をしたいと思っています。どこを探しても資料がなく困っておりますが・・。

 お楽しみに!

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2010年01月17日

【栄養療法】みなさんも私と共に勉強しましょう!~抗酸化作用6

 ビタミンCが働くのに、ビタミンB群、グルタチオンが必要でなこと、ビタミンCとともに、ビタミンEの働きを助けているのがコエンザイムQ10、ビタミンC、ビタミンEと協調して抗酸化作用を発揮するのがβカロチン、いうところまでお話ししました。

 光刺激で生じる活性酸素である1重項酸素はカロチノイドでしか処理されないので、ニンジン、アプリコット、カボチャ類などの摂取は重要でしょう。焼き海苔、しそ、パセリなどもよいようですね。

 ちょっと脱線しますが、カロチノイドってそもそも何でしょう?

 天然、とくに植物に存在する色素です。フラボノイドも同様です。カロチノイドは黄、橙、赤、フラボノイドは赤、紫、青を発色します。ともに抗酸化作用を持ちます。

 代表的なカロチノイドとしては、カロチン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチンがあり、代表的フラボノイドとしては、イソフラボン、アントシアニン、カテキンなどがあります。両者は化学構造で分類されていて、フラボノイドはポリフェノールにも属しています。

 カロチノイドの中で目によいとされているのはルテイン、皮膚にはリコピンとされています。でもその他にも多数の報告があるらしく、多種類のカロチノイド(マルチカロチノイド)を摂取するのが良いようです。

 来週は231号でもお話したグルタチオンのことをもう少し解説してみます。お楽しみに!

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2010年01月16日

【栄養療法】みなさんも私と共に勉強しましょう!~抗酸化作用5

 ビタミンCが働くのに、ビタミンB群、グルタチオンが必要でなこと、ビタミンCとともに、ビタミンEの働きを助けているのがコエンザイムQ10というところまでお話ししました。

 これらは体にできてしまったヒドロキシラジカルという、活性酸素を除去するのに役立つ物質なのですが、これ以外にもヒドロキシラジカルを除去する物質があります。それはβカロチンです。

 βカロチンはカロチノイドのひとつで、みかんをたくさん食べて手が黄色くなるときの黄色い成分です。

 従来はビタミンAの材料としか思われていませんでした。しかしビタミンC、ビタミンEと協調して抗酸化物質として作用することが分かってきました。

 βカロチンなどのカロチノイドには、1重項酸素という光刺激で生じる活性酸素を除去する働きがあります。この1重項酸素はカロチノイドでしか処理することはできないため、十分な摂取が望まれます。

 ニンジン、アプリコット、カボチャ類など、明るい色彩の植物に多く含まれているβカロチンは、動脈硬化を防ぐばかりではなく、抗腫瘍効果もあるとされています。ただし、βカロチンは喫煙、飲酒で濃度が低下しますし、低蛋白状態だと吸収が低下してしまいますので要注意です。

 さて、来週は何の話をしましょうかねえ。。。

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2010年01月10日

【アーユルヴェーダ】 第13回 ~ 肌の若返りについて4

 ドクターディネーシュのアーユルヴェーダ解説、13回目です。

 肌の若返りについて、4回目です。

 今週は皮膚のシワを予防するハーブについて、ドクターディネーシュに解説していただきます。

 肌のしわに使われるハーブは以下の通りです。
 1)Santalum album (Sandal tree, Chandana)
 2)Rubia cordifolia (Indian Madder, Manjishtha)
 3)Hemidesmus indicus (Indian Sarsaparilla, Anantamul)
 4)Vetiveria sezanoidsなど

 ひとつずつ解説していきましょう。

 1)Santalum album (Sandal tree, Chandana)サンダルウッド
 皮膚に対しては乾燥肌、皮膚の荒れかゆみ、炎症に効果があります。これはピッタ、すなわち「火」が旺盛な状態を鎮める性質がサンダルウッドにあるからです。現代人には向いているハーブかもしれません。

 サンダルウッドは精神面にも影響を与えます。神経系の興奮を冷まし、鎮静させます。頭痛、不眠、神経性疲労のような熱証の興奮状態に有効です。

 さらに考え過ぎを抑え、自分の本質と現実を見つめるための精油としてもつかわれています。そういうところから瞑想にも用いられるようです。

 私も「火」が強い傾向があるので使ってみたくなりましたー。

 来週は同じ冷性のハーブであるRubia cordifolia (マンジュスタ)について解説します。

 お楽しみに!

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 http://www.jjclinic.jp/melmaga_en.html

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2010年01月10日

【栄養療法】みなさんも私と共に勉強しましょう!~抗酸化作用4

 ビタミンCが抗酸化物質として機能するのに、ビタミンB群、グルタチオンが必要であること、細胞膜の酸化を直接修復しているのはビタミンEで、それをビタミンCが支えていること、そこまでお話ししました。

 さて、ビタミンCとともに、ビタミンEの働きを助けている物質があります。それは、コエンザイムQ10です。

 コエンザイムQ10は年齢とともに段々減少していきます。肝臓のコエンザイムQ10を作る働きが弱くなるのでしょう。コエンザイムQ10が老化と関わっていると考えられてもいるようです。

 先日、老人性難聴がコエンザイムQ10で予防できるという動物実験結果をお話ししましたが、コエンザイムQ10と老化との関わりを感じさせる結果であると思います。
 http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/tanokura091110.pdf

 コエンザイムQ10はなかなか食物では摂りきれないのだそうです。そこでサプリメントなどで補給することを考えるのですが、ひとつだけ大切なことがあります。

 高齢者の方でコレステロールを下げる薬を飲んでいる方は少なくないと思います。この薬はコレステロールの原料になるメバロン酸が作られないようにする薬なのです。ところがコエンザイムQ10もメバロン酸から作られます。

 つまり、コレステロールとともにコエンザイムQ10も減らしている可能性があるということです。こういう薬を飲まれている方はコエンザイムQ10の補給をした方が良いかも知れません。

 抗酸化作用については、まだ続きますよ。

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2010年01月03日