みんなの健康管理法21~アロマテラピーの利用
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。本日はSさんのアロマテラピーのご経験です。
> 私は長年のアトピーですが、アロマオイルでアトピーを治すというサイ
> トを知りました。今ではステロイドも抗アレルギー剤の量も大分減らす
> ことができています。
アトピーはやっかいな現代病ですよね。ステロイドホルモンで良くなる病気はいろいろありますが、その良くなった状態がどのくらい正しい状態なのかちょっと考えてしまうことがあります。花粉症でも違う治し方を考えたいと思ってしまいます。
> アトピーの治療に漢方を2度試しましたが、良くなっている実感が持て
> ませんでした。
私は耳鼻科ですけれど、漢方薬ならばアトピー治療の経験が少しならあります。これがなかなか結果がでず、重苦しい治療なのですよね。治っていく実感がもてなかったという気持ちはよく分かります。
> アロマテラピーのように個人の感受性が大きく関係する治療方法は、鈍
> 感な現代人にはそぐわず、西洋薬がやはり手っ取り早いのでしょうか。
> 古くからある民間療法にしても、現代西洋医学がおろそかにしている大
> 切な部分があるように思えます。
以前から指摘している通り、個々に自分に一番良いものを探していくしかないのですよ。ですので、私たちのような指導するべき立場の者は、いろんな経験を積み、話を聞き、自分の手札を増やしていくしかないのです。その点、情報が集まるメルマガは本当にありがたいです。
Sさんのように西洋医学の長所短所をよく知った上で代替医療を考えていくというのが、これからは医師にも、患者さんにも求められる態度ではないかと思います。Sさん、ありがとうございました!
ご自分の健康法を是非メールでお寄せ下さい。できる限り掲載させていただきます。また、身の回りに長寿のご老人がいらっしゃったら、健康法を是非ぜひ聞きだしてメールして下さい。きっと訳があるはずです。lohas@jjclinic.jpまでメールをお願いいたします。
アロマテラピーのメルマガでコレ!というものがあります。ご参考までに。
「産婦人科医がお届けするアロマセラピー診療日誌」
メルマガ「実践ロハス生活!これであなたも医者いらず」より
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2008年05月10日
みんなの健康管理法20~夢をもつ、子育ての大切さなど
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。本日はいろんな方の健康法を聞いてくださっているIさんが聞いた健康法です。
> 85歳の女性から聞いた健康法です。今なお、「色気」さえ感じさせる
> 雰囲気のある方です。少し耳が遠いですが、その方曰く
> 「そうね、夢を持つことかしら?」
> 「近頃の若者には”夢がない”ように思うわね」・・ご自身の夢は、娘
> さんをサポートして、さらに向上してもらうことだそうです。
とても貴重な内容だと思いました。加齢はみんなが恐れていることですが、最近、これはセルフイメージの結果ではないかと考えるようになりました。肉体の衰えもあるいは真に良いイメージが持てればカバーできるのかもしれません。心の若さにとって、気持ちの問題が重要なのは当然と思います。
さらに、夢が世代を超えるお話を伺い、子育ての重要性も感じました。そして昔の日本のように、高齢者が尊敬される世の中を実現することで、ボケ老人などという言葉は不要になるのではないかと思い至りました。
Iさん、いつもながら貴重な情報を本当にありがとうございました!
ご自分の健康法を是非メールでお寄せ下さい。できる限り掲載させていただきます。また、身の回りに長寿のご老人がいらっしゃったら、健康法を是非ぜひ聞きだしてメールして下さい。きっと訳があるはずです。lohas@jjclinic.jpまでメールをお願いいたします。
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2008年05月04日
みんなの健康管理法19~その日のツボを押す
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。本日はYさん(女性)の健康法です。
> 私の健康法は足をリフレクソロジーすることです。自分で気持ちがいい
> ようにさわるだけです。顔面も指でおさえます。疲れていると押さえた
> くなるのでそこが、その日のツボだと思います。
操体法ってご存知でしょうか?筋肉少々ムリに伸ばしたりすることが、通常の体操の中には取り入れられていますが、操体法では気分が良い方向に体を動かすのです。それこそが体が求めていることで、体のために良いという考え方です。Yさんのお話はそれを彷彿とさせる内容ですね。体の声を聞いているのかもしれません。
> 日ごろの生活面は不摂生で、睡眠不足、朝食抜き、食事の内容も適当、
> 運動もしません。でも元気なので、手足のツボ押さえが良いのだろうと
> 思っています。
そうですか。ではもっと上を目指すことができますね!(笑)
> あと、タバコは吸いません。ストレスからはできるだけ早く離れます。
はい。このあたりは私と似ているかもしれません。私も仕事がストレスにならないように、いつもいろんなことを考えながら診察をしています。
Yさん、貴重な情報を本当にありがとうございました!
ご自分の健康法を是非メールでお寄せ下さい。できる限り掲載させていただきます。また、身の回りに長寿のご老人がいらっしゃったら、健康法を是非ぜひ聞きだしてメールして下さい。きっと訳があるはずです。lohas@jjclinic.jpまでメールをお願いいたします。
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2008年04月27日
みんなの健康管理法18~からだの声を聞け!
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。本日はKWさん(30歳女性)の健康法です。
> 私は体調を崩し1年半前に自宅療養生活に入りました。 今はアルバイト
> を週数回しています。試行錯誤の末、整体のお陰で調子をとりもどしつつ
> あります。
このように体調を崩してから、自分のための体調管理法を見つけるということはよく聞きます。自分を見つめる時間ができるからでしょうか。
> それと同時に、誰から教わることも無くただ「体の要求」に従う行動が
> 今の体調につながりました。あまりにとっぴで同じ病気の人が真似して
> も必ずしも私のように良くなるとは思えないので、私の病名とその方法
> は差し控えます。
どんな病気でどのように復調させたのか知りたい気もしますが(笑)、体は自分の治療方法を知っていたということでしょうねえ。不思議ですけどね。
> 現代人は健康法でも、ダイエットでも何でもメディアで知識を取り入れ
> るばかりですが、それが果たして自分に合っているか否かは最終的には
>「体の声を聞く」ことでしか判断できないように思います。
体の声を聞く、いい言葉ですね。こういう考え方はとても好きです。相当に体をいたわり、さらに意識を高くしないと、そういう敏感さは養われないでしょう。私も少しずつですが体の鍛錬をし、脂ものを摂らないように意識するようにしています。いざというときに体の声が聞こえるかなぁ。
KWさん、いろいろ教えていただいて、本当にありがとうございました!
ご自分の健康法を是非メールでお寄せ下さい。できる限り掲載させていただきます。また、身の回りに長寿のご老人がいらっしゃったら、健康法を是非ぜひ聞きだしてメールして下さい。きっと訳があるはずです。lohas@jjclinic.jpまでメールをお願いいたします。
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2008年04月20日
みんなの健康管理法~番外編
みんなの健康法という連載を初めて4ヶ月以上経ちました。とくにお年寄りの発言は興味深いですね
私も患者さんの一人に「どうしたらそんなに良い体調が保てるのか?」と聞いてみました。その方は心臓病があるので決して体が強い訳ではないと思うのですが、86歳にしてまだまだ聡明な男性です。
そうしたらまた・・・
「脂は食べない。肉は時々食べるけれど。」
「あとは禁酒禁煙くらい。薬は沢山飲んでいるよ。」
とのことでした。ストレスがない、という人とともに共通している健康法は、脂を摂らないことですね。このあたりに真実がありそうです。
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2008年04月20日
みんなの健康管理法17~食事内容とパターンを見直す
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。本日はYSさんの健康法です。
> 食事内容を「朝は果物、昼・夜は野菜と炭水化物と植物性たんぱく質」に
> して、アルコールやカフェインを含む飲み物一切を断つとすごく体調が
> 良いのです。
> 私は管理栄養士をしていたので、「乳製品や動物性たんぱく質をとらな
> い食事」を理解できなかったのですが、出された食事を食べてからの体
> 調の変化に驚き、理解ではなく経験こそが重要と頭にしみてきました。
食事の内容は難しいんですよね。何が一番大切なのかよく分かりません。自分でもちょっと乱れていると思うし、コメントが難しいです(苦笑)。このYSさんのおっしゃる内容は経験から出るものですので、ひとつの指針を与えてくれていますよ。
良いものをたくさん食べれば良いというものでもありません。陰陽のバランスをとるだけでも上手く行かないでしょう。油と動物性タンパク質はやはり体への影響が大きいのでしょうか。一部ではこれらが体調に悪いとも言われていますよね。
カフェインもダメですか。ちょっと耳が痛いです。
朝を果物だけにするとか、食事の回数を2回にするなどの工夫もよく見られますね。やはり各個人が体調に合うパターンを見つけていかないといけないのかもしれません。
YSさん、いろいろ教えていただいて、本当にありがとうございました!
ご自分の健康法を是非メールでお寄せ下さい。できる限り掲載させていただきます。また、身の回りに長寿のご老人がいらっしゃったら、健康法を是非ぜひ聞きだしてメールして下さい。きっと訳があるはずです。lohas@jjclinic.jpまでメールをお願いいたします。
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2008年04月12日
みんなの健康管理法16~お年寄りに学ぶ3
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。本日は94歳、YSさんのおばあさんの健康法をご紹介します。
> 祖母は8月に95歳になります。昔から、よく動き、よく食べる人で、
> 胃腸が丈夫です。新潟出身で、よく魚を煮て食べていたそうです。元々
> 山持ちで山に入ると果物や山菜やきのこ類が豊富にとれ、比較的贅沢
> な食生活であったようです。
> 家でお店も開いて、売り物のくじらの缶詰などをお惣菜として食事して
> いたそうです。
以前に油を摂らないという方の話がありましたが、この方も煮魚をよく食べていたというお話ですね。私もこのメールをいただいてから、定食屋でフライはできるだけ止めて、煮魚を頼むようになりました(笑)。
> 好きなものを好きなだけ食べて、動けるだけ動いて、疲れたらすぐに寝
> て、怒りたい時に怒って・・・という自由人なところが、今の祖母の健
> 康に結びついているのではないかと思います。
このあたりのことは、長寿の方みなさんに共通しているところのようですね。YSさんも指摘されていましたが、こういう方の周りの方の健康はちょっと心配になってしまう面もあります。
いずれにしても、大変参考になるお話でした。YSさん、ありがとうございました!
身の回りに長寿のご老人がいらっしゃったら、健康法を是非ぜひ聞いてみて下さい。必ず何か持っているものです。この知恵袋的なものは、ぜひ記録しておきたいと思っています。また、あなたの健康法も是非お話下さい。lohas@jjclinic.jpまでメールをお願いいたします。
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2008年04月06日
みんなの健康管理法15~お年よりに学ぶ2
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。本日は、98歳のおばあさんの健康法をご紹介します。
このおばあさんは、読者KIさんの鍼灸院にいらっしゃる方だそうです。新聞を読むのに眼鏡不要、内緒話ができるくらいよく聞こえ、記憶も確かで老人とは思えないほどだそうです。すごいなあ。
そのおばあさんに健康法を聞いていただきました。その答えとは・・!
> 笑っておられましたが、一言「そうね、不平がないことかしら?」。
> 鍼灸治療にいらっしゃる方にはそれなりに訴えがあるのですが、その方
> は不平を言うことがありません。やはり心の持ち方が健康に大いなる作
> 用があるのではないでしょうか。
私の周りでも、ストレスが大きい人ほどに、いろいろな病気になっている感じがします。目や耳の健康がそこまで守れたことは、もしかすると定期的に鍼灸に通われたことがよかったのかもしれませんね。それにしても98歳で、そんなにしっかりしているなら、長生きするほどに楽しいかもしれません。
コレステロール値などとは無縁なのでしょうね(苦笑)。
KIさん、よくぞ聞いていただきました。ありがとうございました!
身の回りに長寿のご老人がいらっしゃったら、健康法を是非ぜひ聞いてみて下さい。必ず何か持っているものです。この知恵袋的なものは、ぜひ記録しておきたいと思っています。また、あなたの健康法も是非お話下さい。lohas@jjclinic.jpまでメールを下さいね。皆さんのメールが頼りです!
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2008年03月29日
みんなの健康管理法14~ホメオパシーの利用
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。本日は、読者YOさんの健康法をご紹介します。
> 体調を崩しかけた時の対処法にもっぱらホメオパシーを使っています。
> のどが痛くなりそうな時、のど痛用レメディを飲むと、かなりの確率で
> 風邪を防げます。先日は熱が出そうで、高熱用レメディで対処しました。
ホメオパシーも「○○用」というものにかなり種類がありそうですね。風邪に関するものは、漢方と理論が近いので安心感があります。
> 子どもが足首を痛めたときにも、かなりの効果があったと思います。
> いつもレメディが当たるはずもありませんが、それでもホメオパシーの
> 無い生活は考えられません。
単純な炎症や外傷にも安心して使える印象がありますね。
ただし、注意すべき点があります。
精神性に働きかけるときには、低濃度レメディを使うのですが、これは人間の高次な部分に効いてしまいます(霊性に働くと考えている人達もいます)。ですので、安易に使うとより複雑な病状になっていくということもあります。こういう内容のときには資格を持った専門のホメオパスにご相談いただく方が良いと思います。
YOさん、ありがとうございました。YOさんのように海外生活で使い方を覚えていらっしゃる方が多いようですね。「私はホメオパシーをこのように使っている、などのご意見がありましたらお聞かせ下さい。
また、身の回りに長寿のご老人がいらっしゃったら、健康法を是非聞いてみて下さい。必ず何か持っているものです。この知恵袋的なものは、ぜひ記録しておきたいと思っています。また、あなたの健康法も是非お話下さい。lohas@jjclinic.jpまでメールを下さいね。皆さんのメールが頼りです!
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2008年03月23日
みんなの健康管理法13~お年寄りに学ぼう!1
読者のみなさんが独自にやっている健康法について紹介するコーナーです。
本日は、読者RMさんのおじいさんの健康法をご紹介します。
> 他にも色々やっていたようですが、どれが効果があるのか分かりません。
> 1.乾布摩擦と股間を締める運動を毎日。
> 2.40~50歳代のとき朝食に脂身を除いたステーキを食べていた。
> 3.30歳以後、酒を飲まず。
> 4.ぶら下がり健康器、運動1日3時間、体がとても柔らかい。
> 5.50~60歳代桜の木の幹を切った枕で寝る。
この股間を締める運動は、ムーラバンダーのことでしょうね。腎を鍛える働きがあるとされています。冷え性の方は試してみられると良いと思いますよ。簡単に温まります(たぶん)。
乾布摩擦は「肺」を鍛えることになりますので、これも健康のために良いでしょうね。
お酒はとても陽性が強くて体の中で熱になりますので、タバコよりも体には影響が大きいと思います。少量なら良いという意見もありますが、根拠があるかどうか不明です。タバコが良いとももちろん思えませんけれど。
体の柔らかさ血流にも影響すると思いますし、何より怪我をしにくいのが良いでしょう。桜の木は何か意味があるのでしょうか?知りたいところです。
RMさん、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。
おじいさん、おばあさんが長寿でしたら、どう健康を守ったのか是非聞いていただけますか。その内容を是非みなさんで検討しましょう。おばあちゃんの知恵袋的なものは、記録を残して保存しないといけないと思います。lohas@jjclinic.jpまでメールを下さいね。お待ちしています。
私は、メディアで語られるような常識的な健康法では健康は守れないと思っています。実体験の集積が大切です。あなたの健康法をlohas@jjclinic.jpまで、是非メールで教えてください。皆さんのメールが頼りです!
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2008年03月16日