嗅覚障害を何とかしたい!
都内某所に耳鼻科医が4人集まり、食事をしながら意見交換会をしました。
クリニック関係者2人と、嗅覚の専門家のM先生、これから嗅覚の専門家になるであろうY先生でした。
嗅覚障害は治療に難渋するものの一つです。これを何とかしたいという気持ちはみな同じです。Y先生はこれから嗅覚の勉強のために留学するので、また大きな成果を上げてくれることを期待しています。私たちも道を模索しています。
2019年05月27日
都内某所に耳鼻科医が4人集まり、食事をしながら意見交換会をしました。
クリニック関係者2人と、嗅覚の専門家のM先生、これから嗅覚の専門家になるであろうY先生でした。
嗅覚障害は治療に難渋するものの一つです。これを何とかしたいという気持ちはみな同じです。Y先生はこれから嗅覚の勉強のために留学するので、また大きな成果を上げてくれることを期待しています。私たちも道を模索しています。
2019年05月27日
DuCANADAは私の知人である吉村和敏さんの写真集の名前です。
もう終わってしまいましたが、写真展が六本木で2週間開かれていました。しかし5月の連休明けは休みが少なくて体がマイッテいたので、この写真集は写真展に行く人に頼んで買ってきてもらいました。相変わらず吉村さんの美を捉える視点は本当に素晴らしく、写真集を見ながら鳥肌が立ってしまいます。奥深い美に触れることで心が洗われる感じがして、活力がわいてきます。風邪の予防にもなるかもしれませんね。
私は来年の書道展に向けて、作品は1点だけですが、草案を練っています。
2019年05月24日
花粉症の方たちは、何とかしたいという思いでしょう。
特に今年は乾燥がひどいので、気をつけなければなりません。
気をつけること・・それは十分な睡眠です。
??という方もいるかもしれません。
しかし、十分にねることで粘膜が潤うので、粘膜に傷がつきにくくなります。
ここからは推測ですが、花粉が傷を介して深く侵入することで、
より花粉症がひどくなるのではないかと考えています。
東洋医学では陰血不足による乾燥、という表現をします。
さらに言うと、冬に十分に滋養しないと春に症状がでやすくなります。
今からでも遅くはありません。症状をいくらかでも軽くしようとするなら寝ることです。
2019年01月30日
花粉症の季節が近づいてきました。
花粉症には今から対応できることがあります。
それは・・・
お菓子を含めた加工食品をできるだけ食べないことです。
食品添加物が大量に体内に入ると、処理がおいつかなくなり、自律神経が乱れて鼻水がどーっとでたり、目がかゆくなったりします。
特に目のかゆみが強い花粉症の方は、食品添加物には要注意です。
本年最後のブログになりました。また来年もよろしくお願いいたします。
良い年になりますように。
2018年12月26日
風邪を予防するにはどうしたら良いですか?
ということを聞かれます。まず考えるのは衛気(えき)の充実です。衛気とは、体の表面を巡る防御のことです。防御が強ければ風邪もひきにくい、という当たり前の理論ですが、これを意識していない人が多いです。
通常は風邪を処理するために漢方薬を、副鼻腔炎や気管支炎の合併があるときには抗生物質を処方しますが、最近、衛気を増すための漢方薬である補中益気湯を処方することが増えています。会社が忙しいのか、余暇を欲張りすぎるのか、睡眠時間が足りないのでしょう。
特に東京は夜でも暗くならないと言われています。でも明かりを遮断して早く寝ることは衛気を増すために必要でしょう。大切なのは活動した分だけ寝る、陰陽のバランスをとるということです。
2018年11月28日
秋になり、RSウイルスがインフルエンザB型に隠れて大流行していましたが、やっと収束しました。
今流行の風邪は特徴のない普通感冒。でも会社の決算などの影響で、少し疲れた方が多いためか治りが案外悪いですね。
さらに自分で何とかしようと放置して、最終的に副鼻腔炎になってしまう人がすごく多いようです。
のどが痛くなったのですぐに来ましたという人も多く見受けますが、風邪を早く治すコツは、体表面の症状、例えば寒気、関節痛、だるいなどの症状が始まったときに手元の葛根湯などを温かくして飲む、ということです。のどが痛くなるのは、その次の段階に達しているということであり、風邪としては中盤戦です。体表面に風邪があるときに防ぎきれなかったのでのどが痛くなっているのです。
感覚を研ぎ澄ませて、寒気と関節痛の段階で、あれ?風邪だな、と感じられるようになりたいものです。
2018年10月26日
連休の中日に山梨県立図書館で学会がありました。
行楽客で電車はごった返し、新宿から甲府まで立ちっぱなしの辛いスタートでした。
私は15時頃の発表で、鋭い質問にも上手に返答して無事に終了しました。
実はこの学会は私の書道展でもありました(笑)。
四名の演者の方のお名前を書かせていただき、それが壇上で使われたので思い出深い学会になりました。
2018年09月26日
久しぶりにブログを書いています。
学会前でドタバタしていますが、今回の発表は「自発性異常味覚」についてです。
この病気は、何も口に入れていないのに味がする病気です。
苦味のことが多いですが、酸味、甘味、それらの組み合わせなどもあります。
命に別条がないので患者さんも訴えられないことも多いかもしれません。
我慢してしまうのでしょうね。
でも慢性的になると食欲が落ちて痩せてしまったりするので、
これも治療の方法を確立する必要を感じています。
私は私なりにこれから研究していきたいと思っているところです。
来週の学会発表はその研究成果の第一弾といったところです。
2018年09月17日
この本は経営者なら是非とも読むべきだと感じました。
私は「どうしてこの人の考え方が広まらないのだろう?」と感じていることがありました。薄々「それは内包する美がないからかな」と思っていました。この本を読んで、やっぱりそうだったのか!と納得できました。
人は頭で考えて動いているようで、実は感性に動かされていることがとても多いように感じます。文学や哲学などの教養が現代社会に役立つのか?ということをいう若い人たちがいますが、その感性を磨くために必要なのだと私は思います。そういえば本当に賢いと尊敬したくなるような人たちはみんな文学、音楽、絵画などに親しんでいますよね。逆に表舞台から消えていく人たちはみな、この部分が足りないのかもしれません。
2018年06月27日
毎年のことですが、この季節に3回の学会出席が必要です。耳鼻科と抗加齢医学は専門医更新のために、東洋医学会は漢方専門医取得のためです。
抗加齢と東洋医学がともに大阪だったので、ホテルに泊まることになります。合計4泊でした。そこで困ったのは電気の問題でした。壁の中の配線がビジーなのか?ベッドに寝てみると体のコリがでてしまい、痛いくらいでした。
寝られずに困ったと思っていましたが、昔ブレーカーを落として寝られた経験があったので、今回はホテルのカードキーを抜いて寝てみたら寝られました。
電気自動車も増え、携帯デバイスを使う機会も増え、本当に困った状況ですが、これを何とも感じないことの方が危ないことだと私は思います。私が敏感すぎると思いますか?私も今まではそう思っていましたが、こうなってみると、体調がおかしくなる方が当たり前なのかな?と思います。
2018年06月20日